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知事の主張2007 問われる自立と経営の意思―発言編
発言者:山田啓二、古川 康、麻生 渡、太田房江、齋藤 弘、泉田裕彦、高橋はるみ、佐藤雄平 発行者:工藤 泰志 定価:¥ 864(税込) |
内容
「日本の改革は辺境から始まる」といわれる。硬直した日本の政府ではなく、地方が日本の改革を動かす、という決意でもある。国と地方の「かたち」の再設計はまさに日本の改革そのものである。知事の多くにはそういう思いが今でもあるに違いない。
ところが、私たちが先に行った有識者アンケートでは、知事を分権や地域の「リーダーと考える」人は、「そう思わない」という人よりも少なかった。今の知事に問われている役割として多くの有識者が選んだのは、「経営の意思を持った自治体経営」と「地域経済の立て直し」だった。
「こうした評価を知事はどう考えるのか。私はこの1カ月間各地を回り、知事と対話を行ってきた。多くの知事に共通するのは、自らの役割を「経営者」と認識していることだ。明らかに地域では競争が始まり、その明暗が見え始めている。
自立を断行できる新しいリーダーは辺境から登場するのか。今号は「知事の主張」と題して8知事の発言を公開したい。
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