第3回 北京-東京フォーラム 2007年 北京
![]() |
|
内容
「アジアの未来」を巡る両国政治家と学生の対話の席上で、中国人の大学生が「なぜ中国政府は日本の常任理事国入りを賛成しないのか」と質問、中国側政治家が答えに窮する場面があった。自由で公開された議論が、本音で語り合える関係を生み出すことの兆しが見えた瞬間だった。
私たちが2005年、日中やアジアの懸案課題の解決に取り組むための、民間レベルの新しい本音レベルの対話の舞台をつくろうと立ち上げた議論の輪は、この3年の間に着実に広がっている。第二回目のフォーラムは、当時の安倍官房長官が、関係改善に向けてのメッセージを送り、10月の電撃的な北京訪問や首相の相互訪問に繋がる、歴史的な大会となった。そして今回のフォーラムでは、中国側は外交部門のトップである戴秉国外交部副部長など政府要人が参加し、日中がアジアの課題を議論するチャネルとして、本フォーラムをさらに発展させていくことが合意された。
本書は、2007年8月28日から北京を舞台に行なった第3回「北京-東京フォーラム」の報告書である。
※複数冊ご希望される場合は若干割引させていただきますのでご相談ください。
書評
みなさんの書評を募集しています!
(戴いた書評は担当者が選択し掲載させていただきます。)