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北京-東京フォーラム報告書
第4回 東京-北京フォーラム 2008年 東京
内容
現在、政府間関係は、このフォーラムが発足した当時とは異なり劇的に改善しました。両国首脳の相互訪問も行われ、政府間では様々な協議が始まっています。しかし、本当の日中関係の改善はこれからだと私たちは思っています。毎年私たちが実施している世論調査でも、いまだに日本人と中国人のお互いに対する理解や認識には大きなギャップが存在しており、今年発生した食の安全を巡って、日本では対中イメージが悪化するなど不安定な状況にあります。この状況を乗り越えるためにも民間対話の質と幅を大きく広げなければなりません。 本報告書には、第4回フォーラムの全ての議論をまとめて掲載しています。対話を通じて、全ての参加者がお互いの相互理解と両国の新しい可能性、アジアの未来に関して真剣に議論し向かい合いました。こうした真剣な議論こそ、私たちが求めていたものです。世界は今、経済危機の最中にあります。私たちは、ポスト危機の世界を見据え、こうした本音の対話によって、これからの日中関係やアジアの未来を切り開いていきたいと考えています。 (巻頭言より)
※複数冊ご希望される場合は若干割引させていただきますのでご相談ください。
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