日本の民主主義を立て直す

 世界では今、「自由」と「民主主義」という戦後の世界秩序を支えてきた規範が激しいチャレンジを受けています。今後の米大統領の行動や欧州での選挙結果によっては、リベラルな国際システムや多国間主義に基づく国際協調が大きな障害に直面するだけでなく、各国で民主主義自体が大きく揺れかねない状況にあります。
 こうした状況下で、民主主義を機能させていくためには、有権者や市民の力がより強いものにしていく必要があります。有権者は選挙で政治や政策を判断し、その評価を次の選挙で下す、そうしたサイクルが大切です。そうした緊張感ある有権者と政治の関係が日本の政治自体を、より強いものとするからです。
 一方で、この国には民意が反映しにくい選挙制度や、課題解決に挑めない政党の仕組み、国民に向かい合わない政党政治など数多くの障害、そしてメディアの役割もあります。こうした民主主義の立て付けやインフラ自体も点検すべき時期なのです。
 戦後、私たちは主体的に民主主義の強化に取り組んだことがあったのでしょうか。世界でポピュリズム的な政治が台頭する中、今こそ、民主主義を改めて考えるタイミングなのです。
 日本の民主主義を機能させるため、政治の仕組みやメディアが抱える問題点を議論し、解決策を模索していきます。同時に、こうした課題に関して市民一人ひとりが学び、考え、国民的な議論が巻き起こるような仕組みづくりを目指します。

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ただ今、言論中

言論NPO × 笹川平和財団米国
「民主主義の発展に日米はどのように協力すべきか 

 今、世界でポピュリズム的な政治が台頭し、戦後世界を支えてきた自由や民主主義という規範が揺らいでいます。こうした規範をこれからも発展させていくために、民主主義のあり方を考え、どう促進していくかを真剣に考えるべき局面ではないか。そんな思いから、言論NPOは4月7日、笹川平和財団米国と共催で、日米が世界の民主化にどのように寄与していくかについて議論するフォーラムを開催しました。
 第1セッションでは、現在の世界の民主主義の変容に対する認識について議論が交わされ、第2セッションでは笹川平和財団米国著『民主主義の発展に向けた日米の取り組み(原題・U.S.-Japan Approaches to Democracy Promotion)』の著者から具体例に基づく報告が行われました。
             第1セッション:世界の民主主義 – どのような課題に直面しているのか
             第2セッション:日米は世界の民主主義の発展に対して何ができるのか
 

15年の節目に、国内外の識者と民主主義に関する議論を実施

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 言論NPOが設立15周年を迎えた2016年11月21日、15周年記念フォーラムが開催されました。
 アメリカ大統領選挙やイギリスのEU離脱の国民投票など、今、世界中で政治が国民の不安に迎合するポピュリズムの傾向が強まる中、私たちはこうした世界の民主主義の状況をどう見ていけばいいのか、民主主義の危機が指摘されている中、民主主義の未来をどのように考えていけばいいのか。
 今回のフォーラムでは、民主主義の将来と言論の責任を大テーマに、NEWS ZEROキャスターの村尾信尚氏との対談で始まったオープニングフォーラムに続き、国外の識者を招いて行った「リベラルデモクラシーの行方:揺れる世界秩序と台頭するポピュリズム」、日本の政治家と議論した「日本は民主主義と自国の将来像をどう描くか」など、様々な議論が行われました。
 フォーラム全容の報告をお届けします。 

言論NPO設立15周年記念フォーラム アドバイザリーボード公開会議
セッション2「日本は民主主義と自国の将来像をどう描くか」
セッション1「リベラルデモクラシーの行方:揺れる世界秩序と台頭するポピュリズム」
オープニングフォーラム「民主主義の将来と言論NPOの役割」

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「日本の民主主義を立て直す」の考え方、活動例

言論NPOは、日本の民主主義を機能させるため、政治の仕組みやメディアが抱える問題点を議論し、解決策を模索していきます。同時に、こうした課題に関して市民一人ひとりが学び、考え、国民的な議論が巻き起こるような仕組みづくりを目指しています。

また、日本の非営利組織が市民とのつながりを強化して、課題解決に自発的に取り組む市民の受け皿となることを目指し、体系的な基準のもとに優れたNPOを表彰する取り組みを行っています。

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