日本の民主主義を立て直す

 世界では今、「自由」と「民主主義」という戦後の世界秩序を支えてきた規範が激しいチャレンジを受けています。今後の米大統領の行動や欧州での選挙結果によっては、リベラルな国際システムや多国間主義に基づく国際協調が大きな障害に直面するだけでなく、各国で民主主義自体が大きく揺れかねない状況にあります。
 こうした状況下で、民主主義を機能させていくためには、有権者や市民の力がより強いものにしていく必要があります。有権者は選挙で政治や政策を判断し、その評価を次の選挙で下す、そうしたサイクルが大切です。そうした緊張感ある有権者と政治の関係が日本の政治自体を、より強いものとするからです。
 一方で、この国には民意が反映しにくい選挙制度や、課題解決に挑めない政党の仕組み、国民に向かい合わない政党政治など数多くの障害、そしてメディアの役割もあります。こうした民主主義の立て付けやインフラ自体も点検すべき時期なのです。
 戦後、私たちは主体的に民主主義の強化に取り組んだことがあったのでしょうか。世界でポピュリズム的な政治が台頭する中、今こそ、民主主義を改めて考えるタイミングなのです。
 日本の民主主義を機能させるため、政治の仕組みやメディアが抱える問題点を議論し、解決策を模索していきます。同時に、こうした課題に関して市民一人ひとりが学び、考え、国民的な議論が巻き起こるような仕組みづくりを目指します。

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ただ今、言論中

アジアの民主主義を鍛えるために、各国の言論人は協力すべき時期にきている
~第3回アジア言論人会議」が開催され、アジアの民主主義に関して4カ国の識者が議論しました~

 言論NPOは9月4日(月)、アジアの民主主義を考える「第3回アジア言論人会議」を都内で開催しました。会議では、「民主主義の試練をどう乗り越えるか」をメインテーマに、アジアで広がるポピュリズム、知識層やメディアに対する不信を始めとし、アジアの民主主義はどのような課題に直面しているのか、アジアの民主主義のため、まず何に取り組むべきか、民主主義に関してアジア4カ国の識者による白熱した議論が行われました。
 インドネシアから元外務大臣のハッサン・ウィラユダ氏、ジャカルタポストのアティ・ヌルバイティ・ハディマジャ氏、マレーシアから同国を代表する世論調査シンクタンクのムルデカ・センター共同創設者、そしてインドの著名なジャーナリストで作家のパラビ・エイヤー氏が参加し、日本の政治家・ジャーナリストなどを加えた識者が議論に参加しました。
 ⇒ 民主主義を守るため、「アジア言論人会議」のような国際連携が重要 ~非公開会議報告~
 ⇒ アジア5カ国 民主主義に関する世論調査結果 記者会見報告
 ⇒ 不完全なものだからこそ、民主主義を強くするための不断の努力が必要 ~第1セッション報告
 ⇒ 民主主義を機能させるため、絶え間なく点検を行う仕組みづくりを ~第2セッション報告
 ⇒ 民主主義を発展させるために、アジア各国が議論する場の重要性が指摘された ~レセプション報告~
 ⇒ 民主主義を議論するための国際的な連携をどう進めるか~ 非公開会議報告(9月5日)
 ⇒ 民主主義は信頼を取り戻せるか ―代表・工藤泰志の質問はここから始まった

アジアも民主主義のあり方が問われる局面に直面している
~日本、インドネシア、インド、韓国等5カ国のアジアの民主主義に関する世論調査結果を公表~

 言論NPOは、アジアの民主主義に関する世論調査をこのほど日本、インドネシア、インド、マレーシア、韓国5カ国で実施しました。調査結果では、欧米で揺れる民主主義と比べて、アジアのこれらの国では民主主義自体は信頼されているものの、民主主義が自国で機能していないと考える人や、民主主義に対する疑問が増加していることが明らかになりました。  ⇒詳細はこちら

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「日本の民主主義を立て直す」の考え方、活動例

言論NPOは、日本の民主主義を機能させるため、政治の仕組みやメディアが抱える問題点を議論し、解決策を模索していきます。同時に、こうした課題に関して市民一人ひとりが学び、考え、国民的な議論が巻き起こるような仕組みづくりを目指しています。

また、日本の非営利組織が市民とのつながりを強化して、課題解決に自発的に取り組む市民の受け皿となることを目指し、体系的な基準のもとに優れたNPOを表彰する取り組みを行っています。

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