日本の将来を提言する

 日本では、急速に少子高齢化が進んでいます。特に、2020年の東京オリンピック後の2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になるなど、日本は、待ったなしの課題に直面しています。
 そうした課題をごまかしたり、課題から目を反らすのではなく、真剣に向かい合い、その解決のために誠実に努力する政治を実現するため、私たち有権者は政治に課題解決を迫っていかなければなりません。そのためにも、言論NPOは政治が課題に向かい合い、解決を競いあっていく仕組みを作り出したいと考えています。
 言論NPOは「将来に向けた政策提案」を新しい言論の柱に据え、今の状況を本質的に変えるために、有権者発の具体的な議論、提案を行っていきます。
 そのためにも、私たちは、この国の将来を向けた政策の議論を開始し、解決に向けた意見やプランを政治に提案していきます。

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ただ今、言論中

安倍政権の4年間の実績評価は2.7点(5点満点)
11分野60項目の評価全文を公表します


 言論NPOは安倍政権発足4年に伴い、政権が国民に対して約束した中心的な政策60項目について、4年間でどのような成果を出したのかを検証し「安倍政権4年の通信簿」として公表しました。
 その結果は、5点満点で2.7点となり、昨年の12月26日時点で行った安倍政権3年の評価結果(2.7点)と同水準でした。                    ⇒ 安倍政権4年の実績評価を振り返って

総論

 安倍政権の実績評価は今回で4回目となる。5点満点で2.7点の得点は昨年の3回目の評価とほぼ同じだが、評価する60項目で昨年と同じものは25項目に過ぎず、それぞれの項目が、状況の変化や参議院選挙の公約などを判断し、変更されている。
 私たちが2004年から行ってきた政権の実績評価では、2.7点という点数は、高得点だと判断できる。その要因として、第二次安倍政権が長期安定政権になり、首相自身が成果を意識して課題に取り組んでいることが挙げられる。
             評価政策数60 (評価全文を読む)

2.7
(昨年2.7点)
右

専門家23氏は安倍政権の4年間をどう見たのか

 今回の実績評価には、各分野の一線で活躍する40氏を超える専門家の方々にご協力いただいています。このうち23氏の方々から、安倍政権が打ち出した政策をどう見ているのか、座談会や、自身の評価とその理由に関するコメントを公開することの承諾をいただきました。言論NPOの評価結果と合わせてご覧ください。

⇒ 専門家23人のコメント一覧はこちら

「安倍政権4年の通信簿」各分野の評価結果はこちら

経済再生
成長率の目標値と、物価目標の達成は難しいと判断
正規・非正規の格差是正に動いたことは評価できるが、雇用市場の全体的なビジョンを示すべき
             評価政策数14 (評価全文を読む)
2.7
(昨年2.8点)
下
財政再建
財政再建計画は不十分で2020年のPB目標達成の道のりは描けていない
             評価政策数3 (評価全文を読む)
2.7
(昨年2.25点)
上
社会保障
マクロ経済スライドを発動せず、将来世代の年金の持続性に疑問。
国保の保険者変更や病床削減についても国民への説明不足
             評価政策数7 (評価全文を読む)
2.4
(昨年2.25点)
上
外交・安保
積極的な攻めの外交や日米関係の深化、周辺国との関係改善で評価上げる。
平和安全法制は運用段階に入ったが、依然として「あらゆる事態に切れ目のない対応が可能な体制」は構築されていない
             評価政策数8 (評価全文を読む)
3.3
(昨年3.6点)
下
エネルギー・環境
電源構成は示したが、再エネは力不足。化石燃料依存は世界の潮流に逆行
             評価政策数4 (評価全文を読む)
2.5
(昨年2.2点)
 上
地方再生

統治機構改革には消極的で、目指すべき改革像が見えない
地方版総合戦略計画をつくり、自治体自身が戦略づくりに着手
             評価政策数4 (評価全文を読む)

2.5
(昨年2.4点)
 上
復興・防災
復興財源は確保したが、生活基盤確保のためのきめ細かな対応は不十分
福島原発は、国が前面に立って責任を果たしているとはいえない
             評価政策数5 (評価全文を読む)
2.4
(昨年2.3点)
 上
教育
教育予算確保、幼児教育無償化は進展はあったが、財源のめどが立たず 
大学改革は既存制度との関連が不明確で、大学側の理解も進んでいない
             評価政策数6 (評価全文を読む)
2.8
(昨年2.8点)
右
農林水産
農協改革や農業の産業化に動いたが、減反後の農政のビジョンが見えない
             評価政策数5 (評価全文を読む)
2.4
(昨年2.6点)
 下
政治・行政改革
統治機構の改革に消極的で公約後退、行政改革も不徹底
             評価政策数3 (評価全文を読む)
2.7
(昨2.7点)
 右
憲法改正
改正原案の作成に着手したものの、現時点で憲法改正の見通しで説明不足
             評価政策数1 (評価全文を読む)
2.0
(昨年2.0点)
右
⇒ 本評価結果は毎日新聞にも掲載されています



⇒有識者208人がみた安倍政権4年
安倍首相の「首相としての資質」への評価は5点満点で平均2.9点

日本の将来を提言するの最新記事

2016/12/29 [ 政権実績評価安倍政権4年(2016年) ]

安倍政権の4年間の実績評価は2.7点(5点満点)
~11分野60項目の評価全文を公表します~

 言論NPOは2004年から、定期的に政権の実績評価、選挙時のマニフェスト評価を行ってきました。私たちが、政権の通信簿といえるこうした評価作業に毎年、取り組んでいるのは有権者と政治との間に緊張感ある関係を作り出そうと考えているからです。  市民が強くならなく...


2016/12/29 [ 政権実績評価安倍政権4年(2016年) ]

専門家23名は安倍政権の4年をどう見たのか ー6分野の評価コメントを公開します

 今回の実績評価には、各分野の一線で活躍する60氏を超える専門家の方々にご協力いただいています。このうち23名の方々から、安倍政権が打ち出した政策をどう見ているのか、座談会にご参加いただき、または自身の評価とその理由に関するコメントを公開することの承諾をいただ...


2016/12/29 [ 政権実績評価安倍政権4年(2016年) ]

有識者208人が見た安倍政権4年の評価-
~「首相としての資質」は5点満点で2.9点、「主要政策課題39項目の実績」は5点満点で平均2.59点~

このページをPDFでみる   安倍政権は、12月26日で発足から4年を迎えました。  それに合わせ、言論NPOは、2004年から定期的に行っている政権実績評価の一環として、安倍政権の4年間の評価に関する有識者アンケートを実施しました。安倍政権発足後に実施す...


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財政破綻の回避や急速な少子高齢化への対応といった日本が直面する課題に対して、今の政治は本質的な解決策から逃げている状況です。言論NPOは、政治家を選ぶ有権者の側が、この国の未来に対する当事者意識を備えなければいけないという考えのもと、政権や政党の政策が課題に向かい合うものになっているかどうかを定期的に評価し、有権者に判断材料を提供しています。

また、日本の将来像を見据えた政策を有権者の立場に立って議論し、政治に提案する取り組みの実現を目指しています。

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