第6回エクセレントNPO大賞
受賞者協賛企業インタビュー

2019年1月23日

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地域の課題を地域で解決し、全国のモデルとなる活動にしたい

「第6回エクセレントNPO大賞」
課題解決力賞 受賞


米山けい子氏
(認定NPO法人フードバンク山梨 理事長)

聞き手:田中弥生氏
(「エクセレントNPO大賞」審査委員、大学改革支援・学位授与機構特任教授)


田中:「第6回エクセレントNPO大賞」課題解決力賞を受賞された「フードバンク山梨」です。今回はおめでとうございます。

米山:ありがとうございます。本当に光栄な賞で、私たちは、地域の中の課題を地域で解決することを目的にしていますので、課題解決力賞ということで、とても合致していて、大変うれしく思っているところです。

田中:先ほどの受賞のご挨拶のときに、自分がうれしいというよりも、まず、やはり子供たちの問題、そしてフードバンクというコンセプトをどうやって広めるのかという、まさにお仕事そのものの伝道師になっていたので、わが身を捨てて、本当に、このフードバンクをどうしていこうか、ということの熱意が伝わってきました。どのくらい活動をされているのですか。

米山:10年くらいになりますので、やはり先ほど田中先生がおっしゃっていたようなセカンドライフというか、私も仕事を辞めた後で始めたので、10年しか経っていないのですが、地域に広がっているという感じがものすごくしています。食の持つ力のようなものと、弱い立場にいる方々とをつなげるという役割が、とてもヒットしたような感じで、地域の中に広がっています。受賞を受けて、さらに全国のモデルになるような活動にしていきたいと思います。


退職後の社会貢献として見つけた活動だった

田中:フードバンクが受賞された理由の一つに、全国にモデルを提示したというところがありました。そこは審査委員からも高く評価されていました。ぜひぜひ自負を持っていただければと思います。

 あともう一つ、まさにパラレルキャリアというか、退職後の仕事としてこれを見つけたということですか。

米山:そうですね。私も、普通に生きてきて、人生のある一定程度の仕事も、家族との仕事なども終わりまして、その後に社会貢献ということで、地域に何か貢献できないかな、という活動の中で、フードバンクは非常に心に残っていた活動だったので、やってみたいということで一人から始めたのですが、今はもう何千人もの方々の応援をいただいていますので、本当に信じられないというか、うれしい悲鳴を上げているところです。

田中:くれぐれもお体に気をつけて、ぜひ、益々の発展をお祈りしています。

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