市民社会の大きな変化の中で、私たちの覚悟が問われている

2012年9月13日

田中弥生氏(日本NPO学会会長、言論NPO理事)

 田中弥生です。私は市民社会の研究をしてきましたが、今、もっとも大きな市民社会の変化が日本のみならず、世界で起こっています。それは、政府や誰かに任せるのではなく、社会の課題を自分の知恵と力で解決しようと思う人たち、行動する人たちが増えているからです。ですから、「私たちは政治家に白紙委任はしない」という言論NPOのメッセージというのは、まさに今の時代の潮流に、そして私たちの覚悟を問う、という意味で、とてもピッタリな言葉だと思います。

 しかしながら、選挙になるとなぜか勇ましい言葉の政治家に引きずられてしまうという、私たちの今までの癖からなかなか抜け出せません。しかし、それは止めなければいけないと思います。そのためにも、言論NPOには、私たち自身が、自分で考えて行動する。そのための、質の高い判断材料を提供していただきたいと思います。

 田中弥生です。私は市民社会の研究をしてきましたが、今、もっとも大きな市民社会の変化が日本のみならず、世界で起こっています。それは、政府や誰かに任せるのではなく、社会の課題を自分の知恵と力で解決しようと思う人たち、行動する人たちが増えているからです。ですから、「私たちは政治家に白紙委任はしない」という言論NPOのメッセージというのは、まさに今の時代の潮流に、そして私たちの覚悟を問う、という意味で、とてもピッタリな言葉だと思います。