斉藤惇（株式会社産業再生機構　代表取締役社長）
さいとう・あつし

1939年生まれ。63年慶應義塾大学商学部卒業後、野村證券株式会社入社。同社副社長、スミセイ投資顧問顧問を経て、99年住友ライフ・インベストメント社長兼CEOに就任。2003年より現職。主な著書に『兜町からウォール街─汗と涙のグローバリゼーション』　『夢を託す』等。

工藤さんの懐ぐあいがどうなのか、今は知りませんが、決してそう財布の中が重たいと思いませんが、ぜひここは頑張っていただきたいなと思います。

というのは、毎日、新聞記者の方とかテレビに追いかけられ、かつ新聞を読んでいる者として、日本語という国際的なバリアで守られ、一律の販売フィーで守られた新聞の魅力はだんだん落ちていって、新聞が報道するいわゆる見出し的な情報は、ほとんどの若手は、もはや電子媒体でとらえているという時代ですから、今から本当に大事なものは論説であり、論議であると思います。

今、財政的には大変苦しいかもしれませんが、あと４～５年したら工藤さんの時代が来ると思いますので、頑張っていただきたいと思います。

工藤さんの懐ぐあいがどうなのか、今は知りませんが、決してそう財布の中が重たいと思いませんが、ぜひここは頑張っていただきたいなと思います。というのは、毎日、新聞記者の方とかテレビに追いかけられ、かつ新聞を読んでいる者として、日本語という国際的なバリアで守られ、