2004/12/15 (水)
「言論NPO設立3周年記念パーティー」報告
場所:日本記者クラブ 10階 レストラン・アラスカ
盛会だった言論NPO設立3周年記念パーティー
-各界から約230人が駆けつけ祝辞や激励のあいさつ-
言論NPO(代表・工藤泰志)は、12月15日夜、東京日比谷の日本プレスセンター内のレストラン「アラスカ」ホールを借り切って、設立3周年記念パーティーを開きました。パーティーには企業や大学、シンクタンクなどの関係者、官僚OB、政治家、ジャーナリストら約230人の人たちが年末の多忙な中で、駆けつけてくださったうえ、祝辞や激励のあいさつを頂戴し、誠に盛会でした。
パーティーは、午後5時半から約2時間強にわたって行われました。
早稲田大学教授の川本裕子さんの総合司会で始まり、言論NPOアドバイザリーボードの小林陽太郎富士ゼロックス会長がまず、開会のあいさつに立たれました。
小林氏は、「論争東洋経済」誌の元編集長だった代表工藤からの呼びかけで、言論NPOのアドバイザリーボードにつくことを引きうけた経緯を話された後、いま、日本で健全な言論が出来上がっておらず、さまざまな分野の人達が志をもって参画した言論NPOの存在は極めて貴重であり、引き続き応援していきたいと、力強い激励のあいさつをされました。
このあと同じく言論NPOアドバイザリーボードの北川正恭早稲田大学院教授(前三重県知事)があいさつに立たれ、政党のマニフェスト(政権公約)や地方の首長らのローカルマニフェスト(政策公約)などで言論NPOと連携して活動していること、草の根のNPOの活動を通じて、この国や地方の枠組みを変えていこうと述べられました。
これを受けて、代表工藤が、この3年間の言論NPOの歩みについて報告すると同時に、いま、日本には課題解決が必要なことが山積している中で、言論不況に陥っていること、その意味でも言論NPOの役割がますます重要になっていることなどを述べ、今後、会員層を広げながら多くの方々と連携して、4年目に入る言論NPOの活動をさらに充実させていきたい、と述べました。
黒川清日本学術会議会長が乾杯の音頭をとられたあと、国際協力銀行総裁の篠沢恭助氏、日銀OBでアイワイバンク社長の安斉隆氏、朝日新聞編集委員の星浩氏、毎日新聞政治部長の倉重篤郎氏、東大総長で言論NPOアドバイザリーボードでもある佐々木毅氏らが祝辞や激励のあいさつをくださいました。
この間、会場のさまざまなところで、ワインやビールのグラスを傾けながら、言論NPOの在り方や、日本の政治、経済に関する意見交換する光景が見受けられました。
また今回は、言論NPOの会員の他、これまで会員フォーラムやシンポジウムなどを通じて言論NPOの活動に関心を持っていただいた一般の方々にも多数、出席していただきました。言論NPOの松田学、牧野義司、佐藤玖美の各理事が相次いで壇上に立ち、言論NPOにかかわっての活動の面白さ、活動の内容などを説明すると同時に、言論NPOの活動に参加していただきたい、と強く要請しました。
言論NPOは、今回の3周年パーティーでの多くの方々の激励のあいさつなどから、活動に対する手応えを感じております。今後、新たな気持ちで4年目以降の活動に踏み出しますと同時に、日本の将来に向けて問題提起や課題解決のための提案などを行っていきます。
言論NPO(代表・工藤泰志)は、12月15日夜、東京日比谷の日本プレスセンター内のレストラン「アラスカ」ホールを借り切って、設立3周年記念パーティーを開きました。