司会:イェスパー・コール (メリルリンチ日本証券チーフエコノミスト)
ジェイムス・イアン・イエロリーズ (グローバル大学ドットコム社長)
James Yellowlees Ph.D.
1957 年カナダ生まれ。トロント大学東洋学学士、東京大学政治経済学博士。カナダ国営放送日本支局プロデューサー・ディレクター、ブリティッシュ・コロンビア州政府東京事務所商務官などを経て、95年より、日本をはじめとしたアジア市場に関するビジネス・コンサルティング業務を提供するパシフィカ・コンサルタンツ代表取締役社長。主な著書に「Cross‐Culturral Issues 」「国際化せよ」。
ニコラス・E・ベネシュ (株式会社ジェイ・ティ・ピー代表取締役)
Nicholas E. Benes
スタンフォード大学にて政治学学士号取得、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて法律博士号・経営学修士号を取得。J. P. モルガン証券会社などを経て97年より金融取引に関するアドバイザリー専門のブティックインベストメントバンク、株式会社ジェイ・ティ・ピーの代表取締役。ウォールストリートジャーナル紙(アジア版)の論説欄、新聞・雑誌に多数執筆。
アレン・マイナー (サンブリッジ代表取締役社長)
Allen Miner
アメリカ生まれ。1986年ブリガムヤング大学卒業後、米国オラクル本社に入社。翌年、日本オラクル代表取締役として来日。96年に米国本社へ戻り、 Linux/オープンソース担当のバイスプレジデントとして活躍。99年にネットベンチャー支援のための会社、サンブリッジを日本に設立。2000年4月にベンチャーハビタットを開設。
概要
在日米商工会議所のメンバーである3氏の外国人経営者に小泉改革に対する評価を語ってもらった。3人は日本で自ら会社を立ち上げた経験を持ち、日本の経済事情に精通している。
小泉改革の基本方針については、3氏とも一定の評価を与えるが、改革の具体的成果が上がっていない現状には不満を募らせる。そして、過剰債務を負った大企業の延命を図るような政府、銀行の姿勢には明確に反対を表明する。
在日米商工会議所のメンバーである3氏の外国人経営者に小泉改革に対する評価を語ってもらった。