「福田政権100日評価」アンケート 回答者の発言/161~180人 を公開します

2008年3月07日

 以下の発言は「福田政権100日評価」アンケートに参加して頂いた方々による発言です。

Page.         10 11 12 13 14

【問A】 福田政権は誕生後100日を迎えます。 現在の福田政権は、あなたが発足時に抱いていた期待と比べてどうでしたか。
・次の中から1つだけ選んでください。
 1.期待以上。
 2.期待通り。
 3.期待以下。
 4.そもそも期待していない。
 5.わからない。

・また、その理由をお聞かせください。

【問B】
福田政権の100日を見て、どんなことを目指す政権かわかりましたか。
・次の中から1つだけ選んでください。
 1.わかった。
 2.わからない。
 3.関心が無い。

・「1.わかった」と答えた方は、具体的にどのようなことがわかりましたか。
・「2.わからない」または「3.関心が無い」と答えた方はその理由を教えてください。

【問C】
あなたは民主党への政権交代についてどうお考えですか。
・次の中から1つだけ選んでください。
 1.賛成
 2.反対
 3.どちらでもない
 4.わからない

・また、その理由をお聞かせください。

【問D】
福田総理は小沢民主党党首との会談で自民党と民主党の「大連立」を働きかけ、それが頓挫した経緯があります。「大連立」は現在のドイツなどの例があり、衆参のねじれを解消して政局を安定させ、政策を進める上ではプラスですが、政党間の対立軸が不明確になり、参院選の民意を裏切ることになるとの指摘もあります。
・あなたは「大連立」についてどうお考えですか。次の中から1つだけ選んでください。
 1.賛成。
 2.どちらかといえば賛成。
 3.どちらかといえば反対。
 4.反対。
 5.どちらともいえない。
 6.わからない。
・「6.わからない」以外を答えた方は、その理由をお聞かせください。


「福田政権の100日評価」に 私もコメントする / 見る

職業 有識者  年齢 79  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・緊急避難的に選出された首相なので、選挙管理内閣を作る程度のものと思っていた。

【問B】
・わかった。
・海上補給の法案や肝炎補償への取り組みをみると、外国にも国民にもなるべく逆らわず自民党の評価をなるべく向上させて選挙につなげようとする意図が感じられる。

【問C】
・どちらともいえない。
・参院選では自民党の暴走を制する緊急避難的な措置として民主党を支持したが、党の本質は自民党とさほど変わらず、今後、大連立を超えて自民党との合体も考えられる。第3勢力の躍進が望まれる。

【問D】
・反対。
・同質の政党が連立すれば現在の自公政権より遥かに強力になり、悪くすると戦前の国家体制に近いものになる可能性がある。

職業 メディア  年齢 43  性別 男性

【問A】
・期待以下。
・(無回答)

【問B】
・わからない。
・(無回答)

【問C】
・どちらでもない。
・大きな流れは民主党でも変わらないと想像する。

【問D】
・反対。
・(無回答)

職業 有識者  年齢 59  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・次の総選挙までの暫定政権であるため。

【問B】
・わからない。
・(無回答)

【問C】
・賛成。
・一度政権交代が必要。地球温暖化対策では、民主党の政策が好ましい。

【問D】
・反対。
・(無回答)

職業 学生(医科歯科大)  年齢 20  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・日中関係の改善などの努力をしているから。

【問B】
・わからない。
・具体的に目標のような言葉を発していないから。

【問C】
・どちらでもない。
・自民党による独裁政権も良くないが、民主党の力も自民党より上であるとは言えないから。

【問D】
・どちらかといえば反対。
・体験していない試みなので、現状で危機をそこまで感じていない連立をする必要は無いと思ったから。

職業 有識者  年齢 40  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・基本的に自民支持者ではないが、福田内閣の中国との関係改善を大きく評価したい。マスコミの福田批判は、いつもの批判の為の批判に過ぎず説得力がない。

【問B】
・わかった。
・中国との関係改善。格差の修正。ナショナリズムの自制。衆愚扇動政治の沈静化。

【問C】
・賛成。
・1.もともと自民党も公明党も支持していない。
 2.自民党が作り上げてきた負の遺産を自民党に改革できる訳がない。
 3.自民党政権が長期間続くのは、民主主義にとって良くない。新陳代謝が必要。4.民主党にも政権を担当させて、人材を育てるのは国民の責務。

【問D】
・反対。
・大連立構想は、改憲を目論む勢力の最後の悪あがき。大政翼賛会じゃあるまいし時代錯誤。欧州議会では、ねじれは当たり前と聞く。ねじれを無理して解消する必要はないし、衆院解散は民主党政権が誕生しない限り無意味。民主的な議論を深める意味でも評価できる面もある。デメリットばかり見ないで、メリットも適正に評価すべき。

職業 学生(東大)  年齢 23  性別 男性

【問A】
・期待以下。
・野党との調整等の姿勢は支持するが、成果が未だ出ていない為。

【問B】
・わかった。
・意見調整等を通じて、合意形成を目指すリーダーシップを発揮するというより、調整型のリーダーとして。

【問C】
・反対。
・人材の不足。

【問D】
・どちらかといえば反対。
・民主党が割れる可能性がある。

職業 有識者  年齢 45  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・安倍政権から閣僚もほとんどそのまま引継ぎ、政策も明確なものを打ち出せていない。

【問B】
・わかった。
・結局は安倍政権で決められた方針を実現しているだけ。さすがに安倍さんの個人趣味的な政策は引き継がなかったが。

【問C】
・賛成。
・現在国内で問題になっている事柄の多くは政府の対応が後手に回っている。また防衛省や厚生労働省に代表されるように、官僚に元凶があることは明らかである。

【問D】
・反対。
・国会が空転してるような印象をマスコミは与えているが、これが本来の姿で、今までのように国会が与党や政府の提出した議案を追認するだけの機関であったことが異常であった。「ねじれ」で少しでも正常な状態に近くなったのではないか。
従って現状を維持することに賛成である。

職業 官僚  年齢 51  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・状況が厳しい中、まがりなりにも政権として機能している。期待値が低いなりに、期待された仕事はできている。

【問B】
・わからない。
・前政権が目指すことを明確に出しすぎた嫌いが起こったことから、もともと目指すことを明確にしない政権とした経緯がある。

【問C】
・反対。
・あまりにも人材不足。

【問D】
・どちらかといえば賛成。
・民主党自体、軸が明確になっていないので、民意がいずこにあるかは不明。むしろ、大連立を模索する中で、軸が明確な政党間対立構造が見えてくることを期待している。

職業 有識者  年齢 59  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・自民党政権であり、福田さんにそのリーダーとしての力は無い。

【問B】
・わからない。
・自らが、目指すべき姿を示していないし、示す事はできない。

【問C】
・賛成。
・今までに政権交代が無かったこと自体、おかしい。国民主体の政治にする為に、一度代えなければ。

【問D】
・どちらかといえば反対。
・(無回答)

職業 メディア  年齢 37  性別 男性

【問A】
・期待以下。
・選挙をおそれての、改革後退、ばらまき路線がみられた。

【問B】
・わかった。
・自民・公明政権の1日も長い延命。

【問C】
・賛成。
・現在の自民・公明政権は、政権維持そのものが目的になっている。

【問D】
・どちらともいえない。
・一度総選挙を経てから議論すべきだった。

職業 有識者  年齢 60  性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・安倍内閣の派閥の領袖人事をそのまま引き続かなければならないと考えた福田首相は、「派閥均衡を優先した党運営」しか頭にないと感じる。かつて官房長官時代に紛争地域で人質事件が発生したときの「自己責任発言」から冷酷さを感じている。人格的に信頼していない。

【問B】
・わかった。
・インド洋上での給油のための特措法を除き、小泉政権の負の遺産(中国との外交関係、格差の拡大)の調整と民主党の顔色をみながらの政策調整をすれば評価されると考えているようにしか見えない。以上の意味では「2 わからない」と回答すべきなのかもしれないが、政権の座に着いたことですでに目的を達成してしまった、政局調整内閣でしかないという判断。

【問C】
・賛成。
・官庁(防衛省、厚労省のみならず)の天下り体質を象徴とした使命感の欠如は、自民党の長期政権によるチェック機能の脆弱さと自浄作用の欠如に起因していると考えているから。

【問D】
・どちらかといえば賛成。
・参院の逆転以降、与党は民主党の出方を測った政策立案をする頻度が高くなった。薬害肝炎への対応もねじれ国会の状況が無ければ今回の解決(議員立法)案が内閣から出されることはなかったと考えている。次期総選挙まで連立を組んでおけば民主党が公明党のように自民に擦り寄る体質かどうかを検証できたはずである。

職業 メディア  年齢 46 性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・福田さんが何をしたくて首相になったのか分からなかった。

【問B】
・わからない。
・目の前の問題の対処だけで大きなところが見えない。内閣が前政権とほぼ同じであることも大きい。

【問C】
・賛成。
・政権交代自体が必要とかんがえる。

【問D】
・(無回答)

職業 有識者  年齢 80 性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・総理のビジョンが乏しい。

【問B】
・わかった。
・(無回答)

【問C】
・反対。
・政権担当能力なし。

【問D】
・どちらかといえば賛成。
・ねじれ国会ではやむをえない。

職業 学生(同志社大)  年齢 22 性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・(無回答)

【問B】
・わからない。
・指示できないので、興味がない。

【問C】
・反対。
・民主になっても変化が期待できないから。

【問D】
・(無回答)

職業 有識者  年齢 50 性別 男性

【問A】
・そもそも期待していない。
・そもそも自民党の緊急避難内閣であり、閣僚もほとんどが再任という事で、総理のイニシアチブは発揮できない。小泉政権のええかっこしい政策を実際の政治の場で実現しないといけないという命題を抱えているのに旧来の自民党の構図から一歩も抜け出していないし、地方再生、弱者救済等本来前政権が切り捨てようとした施策に直面しては政権の自己矛盾であり何もできないだろう。

【問B】
・わからない。
・方向性をソフトランディングに軌道修正しているのだろうが、具体策など全然見えてこない。

【問C】
・賛成。
・政権交代の実現。

【問D】
・反対。
・もともと今の民主党は自民党の分派的な点が目立つので、結果的には大同小異であろうが、連立すると現在よりも責任の所在が不明確になり国民不在政権になってしまう。

職業 官僚  年齢 50 性別 男性

【問A】
・期待通り。
・冷静にバランスよく仕事を進めている。

【問B】
・わからない。
・(無回答)

【問C】
・反対。
・人材が不足し、人気取り政策しか考えられない。

【問D】
・どちらともいえない。
・(無回答)

職業 有識者  年齢 25  性別 男性

【問A】
・期待以下。
・閣僚含め、言葉が軽すぎる気がする。特に、年金問題についての件。
・肝炎の和解の件に関しても、筋が通らず頼りない。

【問B】
・わからない。
・政策にしろ、起きた事実に対しても、日本をこうしたいという新年が感じられない。政策は評価しないが、安倍前総理の方が「美しい国 日本」というこうしたいというプランがあったと思う。

【問C】
・賛成。
・政策自体は自民党と大差はないものの、少しでも風を通すためには、戦後、ほぼ一貫して続いてきた自民政権は変わるべき。

【問D】
・反対。
・衆参のねじれが存在する今こそ、議論して、折り合える道を探す新たな手法を模索すべき。それが、民主主義だと思う。

職業 学生(東京農工大)  年齢 20 性別 女性

【問A】
・そもそも期待していない。
・安倍政権の突然の辞任を受けて成立した臨時内閣であり、国民の信任に基づく内閣ではないから。

【問B】
・わかった。
・社会保障やテロ特の問題に対しても第3者的な取り組み様。福田政権が具体的に何をやりたいのかが見えない。

【問C】
・賛成。
・自民党体制での政治資金等の不透明な部分をどんどん暴いてほしい。

【問D】
・反対。
・政治が暴走し、国民に対する情報開示も不明瞭になるおそれがある。

職業 有識者  年齢 79  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・安倍政権下の相次ぐ強行採決、その結果として衆院選の惨敗後なので、訪中の成果など外交面で改善されている。

【問B】
・わかった。
・ねじれの下では、野党と話し合いでないと解決しない。安倍強行政権の後では、これしか方法はない。

【問C】
・反対。
・小沢ワンマン代表は、自民党幹事長時代となんら変わらず、この独裁性が続く限り賛成できない。彼は民主的政治家ではない。弁護士試験に落ちたコンプレックスがまだあり、「国連決議が憲法に優先する」といった「落ち弁」特有の勝手論理を展開する。党内が左右対立明確。

【問D】
・賛成。
・(無回答)

職業 学生(一橋大)  年齢 32  性別 男性

【問A】
・期待通り。
・前の大臣に起因する問題(最悪な辞め方、選挙の大敗、年金問題の無茶苦茶な公約)を引きずっているにもかかわらず、よくやっていると思う。

【問B】
・わかった。
・前首相の負の遺産を批判的に承継する。

【問C】
・どちらでもない。
・議論や問題提起、批判の仕方が建設的でない。単なる言いがかりに近いような反論も多い。いまのままでは、政権を取っても自民党から同じことをされるだけだと思う。

【問D】
・反対。
・民主党が目指してきたことを根本的にだいなしにするものだから。