12月26日に発足した安倍新政権に期待していますか。また、その理由をお聞かせください。

2013年1月06日

あなたは、12月26日に発足した安倍新政権に期待していますか

各回答とその理由

期待している(18.6%)

【会社役員】
○他に期待するものがない。今を信頼するしかないのが国民の仕事である。マスコミもしかり、国民もしかりである。(50代)
○安倍前政権での実績に加え、安倍首相のある程度きちんとした国家観とそれ以上にその実現に向けた政策の実行能力にある。懸念としては、首相側近及び関係官庁そしてマスコミが政権を支え、正しい政策を進言し、その実現に対してサポート出来るかどうかにある。(50代)
○この3年間の民主党政権の体たらくに呆れ果てている。前回の安倍政権の崩壊なかりせば、このようなことにはなっていないから。(60代)
○決められる政治と経済再建を早期に達成することが急務であるため。(60代)
○既に答えた方向へ日本の変化を起こそうとの安倍首相の考えがあり、自民党多数の中で実行できる状況にある。当面参院のねじれはあるが。(60代)
○優秀な人材と政権維持経験の豊富さが、前政権とは3段違いである。(60代)

【会社員】
○信頼と実績の自民党政権なので。公約ももちろん確認はしたが、公約だけで投票先を選ぶ事はあり得ない。主張している人(政党)の信用・信頼が大事。閣僚名簿を見ても経済関係に重厚な布陣であり、また副大臣人事や内閣参与の人事を見ても考え抜かれている感がある。(40代)

【地方公務員】
○とりあえず安全に。(50代)

【国会議員・秘書・党関係者】
○現状では他に与党になれるところが見つからない。 割合に落ち着いた、極端に振れない政治を続ければいい線を行く可能性が高いとみる。(50代)

【地方議員・秘書】

【学者・研究者】
○安倍政権は、言動とは裏腹に15年から20年後の日本再生を考えている。一見すると迂遠な構想に政界、官界、財界、学界、言論界が理解を示して協力できるかが日本の運命の岐路となろう。とりわけ、官界と言論界の自己批判と熟慮が必須条件となろう。(50代)
○国民が選んだ政権をチェックしつつも信頼して行くのが民主主義の基本。(60代)
○安倍を国民全体で支えること。どしどし注文をつけること。安倍は真摯に聴く耳を持つこと。胆の据わった国の将来に役立つ官僚とそうでないのを見分けること。岸じいちゃんをもう一度拝め。悪いところは真似るな。良いところを真似しろ。国民を鍛えろ。おべっかなど不要。税金出すのが嫌なら何でも自給自足の精神で自分でやれと号令せよ。行政=税金に頼るなと厳命せよ。(60代)
○国民は無策な民主党という存在を痛感し、自民党の良さをあらためて理解したと思う。(60代)

【NPO・NGO関係者】
○強い日本を取り戻せる内閣だと思うから。(60代)
○1990年代以降、日本の政治、経済が低迷する中、歴代総理のなかで、また今の政治家の中で、「戦後体制の見直」しを国民に訴え続けてきた安倍総理にしか期待は出来ない。  安倍総理が、そういう道をつけたら、以降の総理は出来るかもしれないが、今の国際社会の中でそれができるのは安倍総理を置いていないと思う。(70代)
○ばら撒き予算、政治は辞めてほしいが、次の選挙のための政治ではなく、今やるべきことを実行する政府であってほしい。(70代)

【学生】
○発足してから現在までの安倍政権の外交の動きは、現実的であり、経済政策についても今後に期待できるので。また、国民の信任を得て成立した政権である以上、期待を寄せるのが当然であると思うため。構造改革、財政再建、外交関係の立て直しに取り組む長期政権が実現されることに期待したい。(20代)
○期待しなければ、期待した政治ができない事実を国民はしらないと。(60代)

【自営業】
○決められる政治に転換してもらえることを期待しています。民主党は実務対応能力の不足が問題でしたが、自民党は過去の実績があり、組織力等に期待できるためです。(60代)
○本格的な保守政権になり得る。(70代)
○良いか悪いか分からないが、今回登場した安倍政権は以前の自民党政権とは一線を画していると思われる。現在では、この政権に託するしかないと思う。(80代以上)

【その他】
○前回の安倍政権で手掛けた事と出来た事を整理すると、成功と失敗の経験則を持つ今回の安倍政権に期待をする。前回は反対勢力を束にして仕舞いましたが、今回は分断して1つずつ片付ける知恵もついたと思います。また安倍批判をするマスコミの露骨で低俗な表現が、前回の様な安倍下ろしを簡単には進められないと考えるから。中川さんを自殺追い込んだ、役人とそれに協力したマスコミに騙されていた自分を恥じます。期待だけでなく、待った無しの状態の日本に対して、何が出来るのか考え行動しなければと思いもします。(50代)
○自民党の綱領にはあるべき国家像はっきり書いてある。既に景気回復の兆候が現れている。日米関係が以前と同様に修復される。日米安保の信頼性が向上(復旧)する。  自衛隊の能力強化が期待できる。おかしな閣僚がいない。実力派である。安倍氏を個人的に信頼している。(60代)
○安倍さんが非常に筋の通った、強い政治家だと信頼している。(60代)
○安倍政権で結果を出さなければ大変な事態になるとの危機感を持つから。次を待つような猶予はないのではないか。民主党政治の実際を見てきたことからコクミンの視線が厳しくなっている筈と思い、メデイアも質の高い情報を開示するよう努めてほしい。(80代以上)
○期待せざるをえないでしょう。猶予時間など、ないのだから。(80代以上)

どちらかといえば期待している(27.3%)

【会社役員】
○今は彼しかいない。(50代)
○まず経済からという点を基軸に現実的な方針を打ち出している。心配は短期でなくてもよいが財政規律の課題に的確に対応できるか。(60代)
○前の政権との比較では、決められる政治ができるのでは。(60代)
○少なくとも戦略と覚悟のない民主党政権よりは期待できる。(60代)
○民主党政権が悪すぎた。(60代)
○民主党はまだ全体として稚拙であった。(60代)
○民主党政権に比べ今回の政権に一縷の希望。(60代)
○二度目の登板ですから、そして前回登板から日が浅いのでとても慎重になっている。いや、ならざるを得ないので今度は説得力が強い状況を作り出していく覚悟を相当程度持っていると希望しているからです。(70代)

【会社員】
○閣僚人事から過去と同じ轍は踏まないという覚悟を感じるから。(30代)
○国民レベルで、国の崩壊の音が聞こえるようになった。政治家、官僚も真剣にならざるを得ないだろう。(30代)
○野党経験と、一度与党を経験した民主党との国会運営について従来と少しでも異なる動き方をしてくれれば、と思う。(40代)
○民主党政権でメスの入った事業仕分けの成果を踏まえ、政権交代の機会を活かしてさらにスリムな国政に向けた改革を進められるから。古い体質にこだわらない陣営で、「しがらみ」から離別しながら官僚を動かす政策を打ち出せる良い機会を得ていると思えるから。今後の党派、派閥を超えた連携体制、有権者・有識者・民間セクターなどを巻き込んだ理論構築、施策展開が可能となると期待するから。(50代)
○経済再生に向けて具体策を実行してほしい。(50代)
○前回の失敗を教訓に、落ち着いた政策運営をするのではないかと、期待している。(50代)
○今後は、政権を猫の目のように交代させず、決まってしまった政権は、国民の責任において監視し、育てていかねばならない。(50代)
○当たり前の国になることは賛成。経済政策はまだ分からない。(60代)
○総選挙の大勝による慢心が多少心配ではあるが、執行部も少し代わってきており、民主党政権で進路を失ったこの国の形を地道に改善していくことに期待したい。(60代)

【メディア幹部】
○民主党政権で期待した情報公開がまったく進まなかった。いまの自民党は若く気概のある議員も多く、長老議員の多くは政界を去った。情報公開の重要性を理解している議員の活躍を望みたい。(30代)

【地方公務員】
○安倍総理は一度総理大臣を経験した方です。前回の経験を生かせる、という期待があります。ただし、前回は政権を投げ出した無責任さを忘れることができず、半信半疑だからです。(40代)
○強力に政治を進めることができそうだから。(40代)
○2%、200兆円経済政策の推進。(50代)
○国家の主権を明確にし、その実現を表明しているため。(50代)

【学者・研究者】
○多くの論者が説いていますが、今の30歳代以下の日本国民で、集団的な成功体験を持っている人は非常に少ないということは大きな問題です。バブル経済は「バブル」であり、実体の希薄なものだったわけですから、これを成功だったと認識することは困難です。それでも、日本の国の景気がよい局面にあり、働いた分しっかり報われる。希望をもって生活できるという実感を持てるかどうかは、本質的な事柄です。景気が回復することは、若者にプライベートな人生のビジョンを与え、結婚を促進したり、少子化傾向を減少させる可能性などを含め、様々な社会的な効果をもたらすはずです。新政権には、小泉政権時代から続いている「小さい政府」戦略をいったん転換し、短期的に大胆な経済政策をとって、景気の浮揚を実現してほしいと思います。(40代)
○対外的に与える印象を今までよりよくできる可能性がある。人事のセンスがよい上、まだ若いから。(40代)
○期待しているというより、やってもらわねばならない。毎年、首相が代わる日本を続けていてはダメです。安倍首相がやれるように国挙げてできるかが大きな課題です。(60代)

【NPO・NGO関係者】
○現政権なので、それに期待するしかない。リーダーを評論家のようにこきおろしても、何の生産性もない。リーダーには、最大の期待を込め、リーダーがそれを受けて叡智を集め最大限の努力ができるような環境をつくるべき。(50代)
○小泉内閣の経験が生きそうだ。(60代)
○閉塞状態からの脱皮、常識的判断(TPP、原発etc.)から課題解決に向け歩むと思うから。(70代)

【各団体関係者】
○概ね正しい政策を掲げているが、財政再建へのコミットメント、既得権への切り込みが弱い。(50代)
○選挙前の発言で外交問題に対し強気であったが、組閣後の発言は非常に慎重となっている。とりわけ対中関係は非常に大きな問題であり、これ以上悪化させることは、経済的、政治的に大きなマイナスとなることは明白であり、いわゆる戦略的互恵関係を深めることの重要性を認識していると思う。(60代)
○参院選の結果がでるまでは、本格的な政策判断はしないだろう。結果次第で思うような政策を執行できない可能性もある。安倍・麻生体制では、適切な判断ができるか、彼らのこれまでの"実績"からして疑問も。(60代)
○前政権との比較で期待値が形成されているだけであり、政策遂行能力があるか否かはまだ不透明。(70代)

【自営業】
○政治的には右傾化、国家主義思想の匂いがするが、国民全体が注意することにより、極端化を避けてゆき、もっと重要な経済回復や財政問題解決に見通しを示して欲しい。(60代)
○TPP問題への対応が大きな試金石になると考えていますが、民主党政権よりも政策の進め方が地に着いているように見えます。どちらかといえば期待せざるを得ないということです。(70代)
○国際的視点に立ち常識的判断力を維持できる態勢と期待できる。日本人再教育には数十年かかるが正義感をはじめ教育勅語の徳目の浸透に最善を尽くす要あり。(80代以上)

【その他】
○実務的に取り組むという姿勢を組閣やその後の政策で示しつつあり、経験を有する政党として認識されているのではないか。(50代)
○総理が小泉時代同様のリーダーシップを発揮できるかどうか。(60代)
○2/3の議席を得た現政権に対して、旧来の体質と根本的に変貌した政権運営を行い、真に国家国民の為の政治を行って欲しい。(70代)

どちらかといえば期待していない(15.1%)

【会社役員】
○本来は「期待すべき」と回答するべきところであると考えるが、「信頼できない」ことから、結果的に期待していないという回答を選択した。(50代)
○すべては参議院選挙後。痛みを伴わない解決策はない課題ばかりが山積する中で経済や財政問題に痛みを伴わず妙薬が出るとはとても思えない。(60代)

【会社員】
○その方向性に賛否はあると思うが、政党政治が安定する方向であることは確かだと思う。(30代)
○既に問題先送り的な姿勢が見えており、根本的解決ができない。(40代)
○党内の族議員からの圧力に抗え切れず独自色が出せない気がする。二度目(失敗経験あり)ということに期待したいが。(40代)
○参議院選挙までのマネタイゼーションは期待している。以後は政治的価値選択に向けた政党再編を期待。(50代)
○自民党政権だから。(60代)

【メディア幹部】
○旧来型の自民党型政治を安倍首相周辺が望まなくとも、自民党の大勢が染まっていき、結果的に安倍政権、自民党政権が行き詰まりをみせるのではないか。(50代)

【メディア】
○安倍首相の資質の貧弱さ。ウルトラ・タカ派を閣内に抱え込んだ愚かさが分っていない故に。(70代)

【地方公務員】
○目先の外交・経済・金融政策を展開しようとしており、日本の未来を見据えていると思えない点。(40代)
○様々な利害を連立政権内で利害調整できないのではないか。(40代)

【学者・研究者】
○2006年の政権担当時からの進化が感じられない。(50代)
○古い自民党政策の羅列に過ぎない。いずれ賞味期限が切れる。(50代)
○現行の政策の提示の仕方に納得がいかないから。(50代)

【NPO・NGO関係者】
○一国の首相は命懸けで取り組む覚悟が不可欠。前回の失敗は何だったのか、今回は本当に覚悟が出来ているのか。(70代)

【各団体関係者】
○財政破綻に向かっているのに、メディアが囃し立てている。(70代)

【主婦/主夫】
○野党政党乱立で組織票だけで自民党が勝利しただけ。非自民の殆どの人達はいつ政権を投げ出すのかに興味有るみたいです。各種商工会、経済団体、労組組織に属していない市民は自民党民主党からは無視されているような感じでとても国民目線の政治とは思えません。(40代)

【学生】
○憲法改正について話しているが、国民の中にそれを求めている人がどれだけいるのか。(20代)

【自営業】
○原発を新規で建設することを公言している。被災地の完全な復興なくして語ってはいけないことだった。消費税を上げる口実のための日銀関与は茶番に見えて仕方がない。 あのとき、あれだけ嫌った麻生さんが、また上から目線の話を始めた。(50代)

【その他】
○景気回復、財政再建、国防問題、憲法問題など旧来の自民党政権と頭の構造が変っていない。政治家でない、若くて革新的な考え方の国民は探せば沢山いる筈である。それを積極的に探す事も不可欠。アイデアはそれらに委ねて、旧来の政治家はアイデアを登用し、実行に移せる方策だけを考えればよい。自らにはその程度の力、価値しかない事を自覚するべきだ。(70代)

期待していない(31.4%)

【会社役員】
○右翼反動政権だと思っています。あれこれ右翼的な政策や、旧来の経済成長政策を打つでしょうが、結局は解決できないと思います。江戸幕府の最後の局面に似ていると思います。(50代)
○民主党に敗北し、新たに反省を含め再生しようとしていますが、自民党事態の本質は変わらないと思うから、何も変化しないと思うし、絶望感が生まれないようにすることが大事かと思います。(60代)

【会社員】
○安倍氏は内閣総理大臣の器たる政治家ではないと思っているから。(20代)
○既得権益と結びついている政権だから。(50代)

【メディア幹部】
○安倍首相は前回政権を取ったときの「美しい国 日本」の発想からあまり変わっていないように感じる。側近は以前よりしっかり(善し悪しは別にして)しているようなので、その布陣がどう支えるか次第。(50代)

【メディア】
○野田政権以上に、この国の問題点をさらに露呈してくれるだろうという意味では、期待している。(40代)
○国民の支持を受けていないにも関わらず、圧倒的な議席を取った政権で、国民の期待も低い。中選挙区の参院選では自民圧勝はありえず、多党乱立が進むのではないか。そうなると結果として、また政権再編の動きが出てくるのではないか。(50代)
○前述したように、少子高齢化の解決が国家の未来を左右する。ところが、政権の大きな関心は憲法改正や教育改革など完全にピントがずれているから。(50代)

【地方公務員】
○結局以前と同じことを言っている。2年以上続いたら評価の対象になるかも。(40代)

【学者・研究者】
○参議院選挙への対応に特化した、浅ましい立ち位置が明確になりました。国際社会での孤立と、内政の破たん、財政と核廃棄物問題の続伸、期待できることは全くありません。(50代)
○民主党支持者だから。(50代)
○超保守で自衛隊を国防軍とするための憲法改悪も狙っており、経済政策は以前の自民党政治と大差がないからです。(60代)

【NPO・NGO関係者】
○期待しない理由の1つは、右傾化が懸念されるからです。私は、自衛隊の名称変更や9条改正で武力をアピールすることは、意味のないことであると考えます。まず国防軍と名乗らずとも、自衛隊はすでに各国からjapanese army として認識されており、名称変更は国内向けのアピールに過ぎないからです。9条は根本改訂ではなく、これまで通りに憲法解釈により事態に対応することで事足りると思います。外交の基本は誠実な姿勢と揺るがぬポリシーであると考えます。自ら戦いを起こさず。勝敗を決めず。という姿勢が重要であると思います。(40代)
○金融政策によるデフレ脱却、社会保障費の圧縮などをかかげる政府をみると、前政権政策の否定を前面に出した対症療法的政策にしか見えない。産業構造の転換促進、少子化問題の解消などは、税制改革なしには実現不能なのでその民意醸成のための議論がはじめられなければならない。(60代)
○参院選勝利に向けて、仮の安全運転を続けて、国民の目をそらすだけだろう。経済では格差是正を問題にしていないし、原発では民主党政権の30年代に原発稼働ゼロを民主党の政策だから見直すとしているが、これは民主党政権が民意を汲んだ結果であって、民意の表れであることに目を閉ざしている。これらのことから、富裕層はともかく、多数の国民に希望を与える結果にはならないように感じる。(60代)
○私と別の方向をめざしているので。(60代)

【各団体関係者】
○5年前に政策実現を失敗、混乱をもたらした反省、総括を国民の前に示していない。それがなければいくらよりよい政策、実現へのプロセスを示しても、単なる「Trust me」にしかならず、全く期待できない。それだけ前回の失敗が日本社会に悪影響を及ぼしていることを認識頂きたい。(40代)
○安倍総理の能力に期待していない。(60代)
○従来の自民党政治の延長である。(60代)

【主婦/主夫】
○タカ派、金融緩和でハゲタカだけがはばたく懸念。(20代)
○お金のばらまきでは昔と同じことの繰り返し。土建屋がもうかるだけ(被災地もそうでしょう?) 新しい産業を興すべき。民主主義社会で人々が意見を言い、交換する中で社会に活気が生まれる。安倍さんの志向する、国家のため、というのは先進工業国のいうことではない。(60代)
○すべてに不安材料が多すぎる気がします。(60代)
○原発の最大の責任を負うべき自民党がまた原発を再稼動しようと画策しているから。(70代)

【学生】
○いつもどおり、最初は口だけが先行して、党内権力闘争に追われて、大きな改革もできない。そもそも、一部の議員を除いて、自民党・民主党・維新の会などのほとんどの政党議員には、問題を解決できる能力がない。単純に勉強不足である。(20代)
○積極的に原発を推進する内閣ですから。(50代)

【自営業】
○ストレスに弱い人は、お友達で徒党を組む。マスコミ報道にいちいち反応して介入する。「お腹が痛い」と言って政権を投げ出した首相は、政権が行き詰まるとまた同じことを言う。参議院選挙で自民党が大敗するようなことになれば、デジャブーを見る可能性がある。(40代)
○自民党はいままでにやってきた事は国民をいかに騙すか、しか考えていないからだ。(40代)
○政治に力は無い。(40代)
○過度のナショナリズムは経済がグローバル化している中、国策を大きく見誤ることは自明。(50代)
○いうまでもなく、新首相の頭脳に疑問を持っているからです。政治はオトナが担うべきものです。(60代)
○理念なきノスタルジア政権である。突かれると引込め、突かれないと突っ走る政権は課題を増やすだけである。(70代)

【その他】
○自民党は過去の政党。必要なのは、まず、新しい産業を起こすための環境づくり。また、持続可能な社会保障・医療制度・セーフティーネットの充実。特に医療制度は、西洋医療一辺倒ではなく、予防に力を入れ、自然療法なども取り入れたものにすべき。基本的には、自分の健康は自分で管理すべき。健康を概して損をするのは自分。添加物まみれの加工食品などが市場にあふれているが、おかしい。精神面の管理なども、個人レベルでも社会レベルでも遅れている。(50代)
○政党政治に期待していない。(50代)
○全く期待していないばかりか、平和を壊す方向に日本を持って行く懸念がある。国益を優先するとか強い日本を取り戻すとか、日本の世界に貢献する視点が欠けているように見受けられる。自国と相手国、他国双方にプラスをもたらす解決策を提案しない限り、相手国も自国の国益を優先すれば、交渉は困難。(60代)
○全ての政策が、これから日本が進むべき道と反しているから。(60代)
○前回の総理大臣の時の行動が信頼できない。(60代)
○戦争を知らないお坊ちゃまの政策も言動も信用できないから。(60代)
○選挙前、自民党にいち早く財界がすり寄って行った報道が全て。彼ら(自民党、公明党)の目線は国民をみていない例えば、沖縄問題然り、北方領土問題など。(70代)
○掲げられている経済政策が全く現実離れをしている。金融緩和、為替、日銀との関係、リフレ論、全く理解しがたい。外交政策はまだ見えていないが、信じられない展開があり得るだろう。歴史観のない外交が機能するわけがない。何を意図しているのか全くわからない言動が多い。新任大臣の発言も日本の課題を深めたところから発言しているのはほとんどない。生活保護の受給者の増加は経済状況や人口問題の帰結としての表れである。表面的な現象だけにとらわれて諸政策が行われるなら、本質的な解決はできない。(70代)
○国民の安心、安全が最優先との姿勢が見えず、むしろ安全を金で抑え込む金権優先主義だから。少なくともこんなに多くの地震、活断層があり、何があっても逃げ場のない日本に原発は不要。大飯、東通などの様な少しでも疑義が残る地盤上の原発は廃炉にすべきである。原発なくば経済活動はもとより国民生活、とりわけ病院、学校等の電気が止められない場所への影響があると安倍さんは言うが、特例を設け優先配電すれば全原発がストップしても国は動く。更に、選挙では今までの自民党とは違うなどと言っていたが、現在のところ今までと同じかむしろもっと悪い方向に進みつつある様に見える。(70代)
○原発政策への反省もなく、また、デフレ脱却も消費税を上げるための成長率(名目)狙いなど生活破綻、国民資産のご破算への戦略(戦争、インフレなど)は許せない。(70代)
○①国家主義的である②政治能力以前の問題として、調子に乗るパフォーマンスだけではないか③世界を見る目についても国内情勢への判断についても、時代の変化を理解する「眼」がないのだ。以上を要約すれば、アタマがわるいのだ。(80代以上)
○安倍首相には、サポートする有力な協力者がいないような気がするので。(80代以上)
○たとえばTPP問題にしても、党内にまったく相反する勢力が存在しているから。原発問題、財政政策なども同様である。(80代以上)

どちらともいえない(5.8%)

【会社役員】
○菅直人や野田よりは「良いところのお坊ちゃん」たちは嘘を言わないだろう。ただ、お坊ちゃん目線で失業者、仕事はあっても低賃金で休みもとれない人々、母子家庭など。弱者に寄り添う政治は期待できない。(60代)
○結局、昔の経済成長路線の焼き直しに終わらないか、と危惧しつつ(そうだと経済も財政も失敗する)も、経済界とのつきあいに一定の路線変更を見せている(新経連との親密化、経団連との少しの疎遠化)ので、今の段階では、どうとも言いようがありません。(60代)
○構造的変化には時間がかかる。(60代)
○前回、辞職した時の状況がまだ釈然としていない、何かほかの問題が出て来た時に乗りこなせるか?(70代)

【メディア】
○衆議院選挙での地滑り的勝利を受けて、参議院選挙での揺り戻しが予想される。参議院選挙の結果で国民の安倍政権への期待度が分かる。それまでは何とも言えない。(40代)

【学者・研究者】
○まだ政策の具体像が明らかでない。(50代)
○自民党は変わっていない。金権的体質は変わっていないから。選挙区のほうだけに顔を向けている議員が多すぎる。(70代)

【NPO・NGO関係者】
○具体的なプランと実行、実績をみてから。(60代)

【自営業】
○やろうとしていることは面白いが、マイナス要素もあること。(30代)

【その他】
○まだムードの状態であり、これは民主党政権が発足した時と同じ。だから何も具体策がないのに株はあがり為替は円安。しかし、産業分野が韓国や中国以上に活性化しているわけではない。だから2月、3月になってみないとわからない。とくにTPPについて自民党内が揉めはじめると雲行きは怪しくなるだろう。経済問題で解決が出来ない状態にはまり込むと尖閣の強硬策とか教育問題で規律重視的な施策を言い出すとかの目をそらすことを打ち出してくるかもしれない。そうなると結局民主党政権時の普天間問題と同じ道をたどるかもしれない。(60代)

わからない(1.7%)

【会社役員】
○「無制限の金融緩和」が国債の需給にどういう影響を与えるかわからず、したがって、財政破綻に対する効果がわからないから。(40代)

【会社員】
○安倍のようなタカ派政権が、むしろ外交で落としどころを作り出せばなんとかなるかもしれないが、インフレ政策や外交ではなく軍事力で隣国と対峙するなら、もう終わるだろう。実際に、裕福な層は子息は海外というのが多いのをメディアはとりあげていないが、某xx学園などの住民はそうしている。(40代)