「日本の知事に何が問われているのか」アンケート 回答者の発言/121~140人 を公開します

2007年4月25日

以下の発言は「日本の知事に何が問われているのか」アンケートに参加して頂いた方々による発言です。

【問A】 地方の自立やそのための分権の動きが進められています。 日本の知事はそうした分権改革や自立のリーダーとしてその先頭になって取り組んでいると思いますか。
・次の中から1つだけ選んでください。
・また、その選択肢を選んだ理由についてご自由にお書きください。

1.かつても今もそう思う。
2.かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
3.かつてはそう思ったが、今は思わない。
4.かつても今もそう思わない。
5.どちらともいえない。
6.分からない。

【問B】 日本の知事はこれまで(このアンケートで)お聞きしたような様々な課題や問題に直面しています。あなたはその解決を現在の日本の知事に今後、期待できますか。
・次の中から1つだけ選んでください。
・また、その選択肢を選んだ理由についてご自由にお書きください。

1.期待できる。
2.期待できない。
3.人による。
4.どちらともいえない。
5.分からない。


「日本の知事に何が問われているのか」に 私もコメントする / 見る

職業 国家公務員  年齢 48  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
・分権に向けてメッセージを発する知事が増えている感じがします。

【問B】
・どちらともいえない。
・地方分権などは各知事の頑張りは必要だが、政府側がどう対応するかにかかっている面もあり、政治サイドのリーダーシップが鍵を握ると思われる。

職業 国家公務員  年齢 43  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思ったが、今は思わない。
・一連の不祥事が起きて、期待がしぼんだ。

【問B】
・人による。

職業 国家公務員  年齢 43  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・分権の先頭に立つ局面もあるが、道州制の議論等を始めとして必ずしも分権を進めていくことに積極的かわからない場合もある。

【問B】
・人による。
・知事の構想力・指導力如何によっては解決可能な問題も多々あると思われるが、全ての知事にそのような能力があるとも思えない。

職業 国家公務員  年齢 55  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・政治的志しや組織運営能力の高い知事からそうでない知事まで、実にさまざまな知事が存在しているから。

【問B】
・どちらともいえない。
・上記で述べた理由に同じ。さまざまな知事が存在しているから。

職業 地方公務員  年齢 46  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
・改革派の知事がやめてしまうから。

【問B】
・人による。
・知事を選ぶ選挙で、地域住民の将来が決定される、その選択ツールとしてのマニフェストが重要となる。

職業 地方公務員  年齢 43  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・知事にもいろいろな人がいて、一概に言えない。また、「かつて」がいつごろのことを指すのか明確でない。

【問B】
・どちらともいえない。
・知事も様々、課題も様々。一概に「期待できる」訳ではないが、すべて「期待できない」訳でもない。知事として、対処可能な課題もあれば、制度的な問題であり、個々の知事による対応を超えるものもある。

職業 国内企業  年齢 68  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・国への依存心が高すぎる。 赤字財政への取り組みが行われていない。

【問B】
・人による。
・全体の仕組みが改革されないなかでは、個人の能力に頼らざるを得ない

職業 国内企業  年齢 72  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
・昨今の知事はビジョン、使命感、コミットメント、そして自己犠牲に欠けるから。

【問B】
・分からない。
・個別の知事についての過去の実績と評価及び当該知事に影響を及ぼす側近の人選により判断ができるのではないでしょうか。

職業 国内企業  年齢 64  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。

【問B】
・人による。

職業 国内企業  年齢 53  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・知事というのは中2段的な存在だから。

【問B】
・人による。
・知事によって能力やリーダーシップに違いがある。

職業 メディア  年齢 50  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思ったが、今は思わない。
・地方の時代と言われて久しい中、真剣に地方分権や地方の自立を考えている知事が登場したことは確かだ。だが、福島、和歌山、宮崎と続いた官製談合事件は知事に対する信用を打ち砕いた。人間は最後には私利私欲に走る、という典型例であり、まじめに働いているように見える知事も残念ながら信用できない。

【問B】
・人による。
・自治体に限らず組織が組織としての体をなすには、組織のトップがいかに崇高な理念や考え方を持ち、自らを犠牲にしてまで業務をこなすかにかかると思う。そうしたトップの姿をみれば、必ず部下はついてくる。ひたむきに仕事に励む職員の姿は、自治体なら住民の共感を間違いなく呼ぶ。住民の意識が目標に向かって一つになれば、問題解決への道は早い。

職業 メディア  年齢 44  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・真の意味で国と地方が対等だという意識・行動に至っていない。口では分権だと言いながら国による規制等を甘受している(片山善博・鳥取県知事を除いて)。

【問B】
・どちらともいえない。
・期待したいが、人材にあまり期待できない。もう一回り(あるいは不満が臨界点に達する)まで時間がかかるのではないか。

職業 メディア  年齢 77  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思ったが、今は思わない。
・長期政権になると石原知事のような天狗になるのが困る。

【問B】
・人による。
・人間としての愛と情の豊かな社会にする。経済よりもライフを重視する。

職業 メディア  年齢 63  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・知事それぞれによる。積極的にリーダーシップをとる人もいれば、「顔」が見えず保守的な人もいて、まちまちなことが問題。

【問B】
・人による。
・優秀かつ志や問題意識があって、実行力のある人材が地元にうまく均てんされていないことが問題。

職業 NPO/NGO  年齢 61  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・国から地方への権限・財源移譲とは、団体自治の強化が眼目で、住民自治の強化に結びつく権限・財源移譲についての論点が欠落しているか、脆弱である。地方自治の本旨は、住民自治を基盤としてはじめて団体自治が成り立つという視点の欠如か。具体的には、市民・国民を分権改革の主役に位置づけ、住民自治強化に向けた権限・財源移譲への取り組みが求められている。

【問B】
・人による。
・改革派知事(一部問題があったが)といわれた人達が、事実、第1次分権改革をリードしてきた。これからは、住民自治力強化・市民社会強化の視点で、市民・NPOサイドと連携できる知事が求められている。

職業 NPO/NGO  年齢 60  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・本音として責任を負いたくない。

【問B】
・人による。
・問題の理解とあるべき姿をどれだけ描いているかという人の問題。

職業 その他  年齢 77  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・はっきり見えてこない。

【問B】
・人による。
・知事を選挙する住民の責任は重大。確りした人物を選ぶ。

職業 その他  年齢 67  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・そういう意識のもと、頑張ってきた知事もいるし、そうでない知事もいる。

【問B】
・どちらともいえない。
・問題によっては知事の懸命の努力で改革できるだろう。しかし、知事の努力だけでは解決できない問題も多い。

職業 その他  年齢 52  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・一部の知事はその努力をし、成果を出されていると認識していますが、それが全体に伝播しそうな状況だとは到底思えないとの認識です。小生の無理解かもしれませんが、旧来型の土建型補助金行政の「土建」の部分が社会保障や福祉などへと内容が変化しこそすれ、依然、官僚型中央統制システムを担っていることに変わりないと思っています。

【問B】
・人による。
・文字通り、良くも悪くも人による。よって、人選に努力が必要。変化には時間がかかるであろう。

職業 その他  年齢 69  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・それぞれの出自による差もあるのでないか。

【問B】
・人による。
・"人による"とは無難な回答であり、またもっとも多い回答かと思うが。(1)納税者たる住民、(2)もっぱら行政サービスの受益者たる住民、(3)特定利益を代表している場合が多い地方議会 等の間にあってその支持を得、あるいは抵抗を排除しながら大局的に問題を解決してゆくには、それ相応の資質が必要であり、その様な資質をもった者が知事に選ばれる可能性が大きいといえない状況であると思う。