「議論の力」で強い民主主義をつくり出す
梅野 マニフェストの政策評価の仕方は2通りあると思うんです。まず、出た段階でどう評価するか、そのやり方はどういうものがあるかという点です。もう1点は、彼らが出してきているのは衆院選、任期最大4年の間にこれだけやりますということだから、次の衆院選の
民間から政府に入った慶応大学教授の島田晴雄氏が小泉総理に提案した「530万人雇用創出計画」は、実際に動き出すまでに2年もかかった。「安心ハウス」や「子育てセンター」などのアイデアを提唱し、実際に政府の中で日本の体質改革に向けた挑戦を続けてきた同氏が、雇用問題の...
小泉内閣は、歴代内閣の中で初めて、根源的な改革の必要性を正面にすえ、国民に痛みを伴う構造改革の断行を訴えた。その最大の政策課題は金融と産業の再生を通じた経済システムの強化だった。しかし、この小泉内閣ですら、平成不況の問題の本質がいまだ十分に理解されていない。
小泉総理は自らの任期中は消費税率の引上げはないと断言した。しかし、年金など日本の社会保障制度は維持可能なのだろうか。そもそもこの問題を考える視点は何なのか。3人の専門家が議論に参加し、小泉内閣の社会保障制度改革を評価した。経済財政諮問会議の場や厚生労
ペイオフ延期やゼロ金利の継続の中でモラルハザード状態にある銀行は、自立的に自らの将来を描けなくなっている。その中で金融改革はどう進めるのか。
「景気か財政か」は自民党総裁選でも対立軸となったが、財政健全化路線は今後とも政策運営の前提となるのか。だとすれば、小泉内閣の目標設定や経済財政諮問会議が果たす役割はどう評価されるのか。財政に詳しい3人の論客がプライマリー収支の黒字化に向けた日本の課題を
次の総選挙の争点はどう描かれるのか。自民党の3人の政治家が今回の総裁選や小泉改革を評価し、マニフェスト型政治を巡る議論に参加した。小泉改革が問題の本質への洞察を欠き、政策の優先順位を間違え、構造改革に伴う痛みや国民負担の問題を先送りしていることなどが痛烈に批判される。派閥政治についての見解や日本の新しいガバナンスのあり方に加え、マニフェスト政治の実現に必要な条件や、今後争点とすべき政策の柱について、3氏それぞれが自らの主張をぶつけ合う。
マニフェスト型政治に向けて政治や行政は本当に変わるのか。内閣と与党、官僚システムなど実行過程についての論点は何か。自民党の保岡議員は、官僚の限界を超えた総合的な政策設計に向けて政治の改革が進展していると現状を評価し、行政学者である村松教授は、重要テーマを
マニフェスト評価の
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