政治に向かいあう言論

記事の種類 : インタビューの記事一覧

【国と地方】 石原信雄氏 第1話: 「地方自治というものの理念型」

 このブログでは様々な人が国と地方の関係、三位一体の改革について論じています。私はもっと基本に戻って、国と地方の関係について論じ、議論に参加したいと思います。まず地方自治とは何か、ということです。それは、国家と地域というものが歴史的な発展の過程で、

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【国と地方】 増田寛也氏 第7話(最終話): 「自立に向けた変化の動きをどう創り出すか」

 地方の自立のためには、自治体が自ら経営するという意識が必要ですが、この意識については、自治体は大きく二つに分かれると思います。本当に自立してがんばろうというのは、恐らく、かすかすの貧乏な自治体で、本当に窮して、背に腹は代えられない

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【国と地方】 増田寛也氏 第6話: 「交付税改革と地方の破綻法制について」

三位一体改革の次にテーマに向けて様々な議論が始まっています。竹中総務大臣の下には、地方分権21世紀ビジョン懇談会(大田弘子座長)がありますが、そこで議論されている地方の破綻法制などについてはあまり違和感はありません。

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【国と地方】 増田寛也氏 第5話: 「広域自治体化に向けた制度設計」

  私は最終的には基礎自治体が地方自治の主役になるべきと考えています。その場合、県をなくして、もっと広域自治体でいくということになるべきです。今後、県単位よりも広域の自治体に変わっていくということについては、随分と賛同者や理解者が広まってきたと感じています。

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【国と地方】 増田寛也氏 第4話:「三位一体改革に影響した格差議論の遅れ」

  この5年間は、ちょうど小泉構造改革が進められた時期であり、三位一体改革はまさに小泉総理が投げたボールでした。その小泉内閣について評価すべき点は、初心にぶれずに景気対策としての公共事業を削ってきたことです。地域というのはやはり、公共事業に頼るわけですから、

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【国と地方】 増田寛也氏 第3話: 「分権の帰着は基礎的自治体であり、住民である」

 これまで地方のお金の工面などについては、最後は国からの交付税などが見てくれることになっており、何かがあれば国が悪いと言って、自分たちは考えなくてよかったわけです。岩手県も税収は予算の7分の1程度しかありません。こうした税収や手数料収入以外は事実上、全て国が

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【国と地方】 増田寛也氏 第2話: 「地方が自ら考える、分権の一歩は始まった」

三位一体改革は補助金が減った代わりに、税源移譲が住民税で行われました。全体では数字の辻褄は取れましたが、損得勘定だけで考えると、自治体によっては補助金も減り、住民税も減るということもあります。岩手県も大変な損です。

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【国と地方】 増田寛也氏 第1話: 「これからの国と地方の形をどう考えるか」

 三位一体改革については、このブログでの発言で皆さんがかなり厳しい評価を行っているのはある意味でやむを得ないと思います。本当は、日本の政治史の中で、地方分権によって真の民主主義をそこで産み出していく、あるいは、産み出されたものをもっと根付かせるという文脈の

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【国と地方】 本間正明氏 第6話 「少子高齢化と地域活性化」

今後、日本が少子高齢化になれば、福祉や介護、医療が非常に重要なサービス産業になっていきます。これらは地域から外に出るということにはならないわけで、その地域で供給をし、その地域で需要するという形で、国民経済の中におけるサービス化を地域経済の活性化にどのように...

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【国と地方】 本間正明氏 第5話: 「これからの国と地方の形をどう考えるか」

地方の自立に向けてもうひとつ議論しなければならなくなるテーマが、道州制をどうするか、県と市町村の役回りをどうするかという問題です。

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