「議論の力」で強い民主主義をつくり出す
国際交流基金がシリーズで行なっている
「文化交流の未来地図:各界リーダーからの提言」において、国際交流基金理事長の小倉和夫氏と代表工藤との対談記事が掲載されました。
鳩山首相の提唱する「新しい公共」。円卓会議が今月、理念や行動計画をまとめる。首相は街づくりや教育に取り組むNPOや住民を挙げて「人を支える、人の役に立つ、それ自体が喜び、生きがい。こうした人々の力を新しい公共と呼ぶ」というが、なかなかピンとこない。(5月9日付東京新聞より)
言論NPOでは、国内外で市民社会の新しい変化を担おうとする人々と、代表の工藤との対談を定期的に行い、その内容を公開していきます。初回のゲストは『チェンジメーカー』の著者としても有名な、写真家の渡邊奈々氏です。言論NPO監事の田中弥生氏が司会を務めました。
2010 / 02 / 21
[ その他 ]
日本の本当の変化は、市民が強くなるところから始まる。その立場から、小林陽太郎氏、山本正氏、小倉和夫氏の3氏が、「日本の変化と市民社会」を語り合いました。
工藤 私は実践者として今の話は非常によくわかりますし、思いは同じです、ただ、一方でNPOの取り巻く状況に対する大きな議論をしなければいけない段階に来ているなと、思います。NPOの経営側に問題はありますが、頑張らないと経営できないという話で済ます段階ではないと考えます。
工藤 今までの話を聞いて非常に難しいなというか、複雑な気持ちになったのですが、審議会の議論を見ていますと、例えば資金調達面の検討に関しては中長期的な検討課題とし、NPO法の基本的な課題に関しては論点を整理するだけ、あとは休眠NPOや違法行為などのいろんな問題に関してはしっかり対応しましょうということだけが言われている。
工藤 今、皆さんのお話を伺って、第2のテーマにもう近づいてきているので、私の方から皆さんの発言の趣旨も踏まえまして、現在のNPO法改正の論点について審議官に伺いたいと思います。わたしもNPO法見直しの議事録を全て見てみました。審議会の議論も途中からは今のNPOが抱える課題に対してわたしたち実践者として日ごろ感じている実感と...
田中 当初のご案内では私がモデレーターということですけれども、イントロダクションをさせていただいた後は、司会のマイクを参加者の工藤さんにお渡ししたいと思っています。今日は、現在内閣府の国民生活局の審議会を中心に行われているNPO法見直しの議論に私たちが何を貢献できるのかということを考えてみたいと思います。
2月19日(月)、青森県が主催するパートナーシップ・フォーラム2007において、「地域再生とパートナーシップ ~『公』の担い手とNPOの役割~」と題して、代表の工藤が基調講演をしました。
このフォーラムは青森県民と行政とのパートナーシップを図るため、一般県民、NPO等民間団体関係者および行政職員が具体的なパートナーシップの事例等を通じて...
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