「議論の力」で強い民主主義をつくり出す
黒川 そうです。サリンは何だったかというと、カルトのせいだと言いましたけれども、そうではありません。教え子がいましたから、私はそのときから言っていましたよ、これは教育が悪いと。あれだけ優秀な、はち切れそうな優秀な若者たちが大学に入って
福川 おはようございます。お忙しいところをお集まりいただいて、ありがとうございました。夏が過ぎたか過ぎないかという時期ですが、そろそろ本格的に展開していこうということで、これまでいろいろご相談してまいりましたように、アジア戦略会議にこのほど新しい
今回は、京都大学大学院教授の松下和夫氏に「地球温暖化問題と国際政治」というテーマでお話を伺い、京都議定書における世界各国と日本の取り組み、環境政治について活発な議論が行わました。
今回は、日本学術会議会長の黒川清氏に「日本国の科学技術政策の戦略的重点化」というテーマでお話を伺い、21世紀における日本、そして世界の課題について活発な議論が行わました。
日本側パネリストは、日米関係よりも日中関係の比重が高まり、日、米、中のトライアングル(三角形)で日本の外交戦略を考える時期に来た、と発言。中国側も、成長を続ける中国経済と日本の技術力は相互補完関係にあり双方の将来は洋々であり、日本が中国を脅威に感じる必要はないと述べた。
日本側は、日中関係の問題点として中国の急成長にインフラが追いついていないこと、所得格差の拡大、周辺諸国の産業衰退を招く恐れ、資源・環境の制約などを挙げた。中国側は産業化は通らなければならない道であり、13億人の生活権の問題だと主張した。一方、日本に対して
アジアに欧州のような統合の可能性はあるのか。パネリストの間には、独仏のような理念的・哲学的基盤が、日中の間にあるかという点について否定的な見方が多く、むしろ日中関係が経済偏重になっていることへの懸念が指摘された。しかし国際的な大きな構造改革が進む中、アジア各国の
成熟国家日本はいま、必死に構造改革に取り組み、新しい可能性と存在感を取り戻そうとしている。日本はアメリカと中国の台頭にはさまれ、一方で急速な高齢化と膨大な債務の中でのこれまでのシステムの見直しと重い課題への解決を求められている。
国の戦略をつくるに際して、真の強さ弱さを明確に描き出すことが何よりも重要。ところが、この強さ、弱さを検討する客観的手法がまだ確立されていない。社会システムデザイナーで言論NPO理事でもある横山氏は、この強さ弱さ検討のための方法論を提案した。
日本は高齢社会のもとで、これから衰退への道を走るのか、あるいは、大胆な構造改革によって再度、この国が持っていたパワフルな知的エネルギー、旺盛な問題意識を呼び起こして文字どおりの世界第2 位にふさわしい経済大国となるのか――旧通産省で経済、産業政策に
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