「議論の力」で強い民主主義をつくり出す
骨太な論理展開で有名な寺島氏は、日本の強さ、弱さと、その戦略的重要性の位置づけを明確にした言論NPOのパワーアセスメントについて、一定の評価を加えた上で、21世紀の日本のあり方を問う場合、20世紀モデルとしての日本は何だったかを問い直し分析することがまず必要
パネリスト5氏は、日本の強さと弱さについて、それぞれの視点からコメントした。このうち、韓国の李氏は「規律思考」「健全性」「公正」を強みとし、逆に「強すぎるコンセンサス思考」「集団主義」「内向き」を弱みと位置づけた。全体的には、日本は潜在的なパワーがあるというのが
強さと弱さは背中合わせ。敗戦の廃墟から50余年、営々と築いてきた「国民にやさしい国」「絶対的平和主義」「平等主義へのこだわり」などに象徴される日本のシステムが、いまほとんど足かせになっているとうのが日本側の2人の認識だ。
特定非営利活動法人・言論NPO(代表・工藤泰志)は、「日本のパワーアセスメント」の作業に関連して、国内の各界の有識者の方々を対象に「日本の実力(強さ弱さ)」の評価と、どの分野が日本の将来を考える場合、戦略的に重要なのかのアンケートを実施しました。
言論NPOは3月16日午後零時半から約5時間半、東京千代田区大手町の日本経団連会館で笹川平和記念財団の後援のもと、シンポジウム「日本のパワーアセスメント――日本の将来設計に向けて」を開催しました。シンポジウムには内外の論客が集まって、さまざまな角度から
今回は、戦略形成の方法論の第一ステップ「世界の中長期的潮流の洞察」の作業の中で、イスラムについて取り上げ、主として以下の観点から東京都立大学教授の大塚和夫氏からお話をうかがい、議論を行いました。
マニフェスト評価の
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