「第4回東京-北京フォーラム」の第一回実行委員会(2008年3月4日開催)にて
実行委員長
小林 陽太郎(こばやし ようたろう)
新日中友好21世紀委員会日本側座長
元経済同友会代表幹事
富士ゼロックス株式会社 相談役最高顧問
日中関係が困難な時期にスタートした試みは、第1回の北京においてよいスタートを切った。
日中だけに限って問題を議論していくことは、日中関係の今後の発展に必ずしもプラスにはならないだろう。
フォーラムの初心を忘れず、踏まえた上でひろげていく必要があるだろう。
過去のフォーラムに加えて、更に中身の濃いものにしていきたいと考えている。
副実行委員長
明石 康(あかし やすし)
元国連事務次長
特定非営利活動法人日本紛争予防センター会長
これからは日本と中国が平等の立場に立って新しい時代を切り開く、難しいけれどもやりがいのある仕事が我々の前途に待っている。
政府間関係では困難があっても、それに左右されない固い基盤が民間で開かれるならば、それは素晴らしいことであろうと思う。
率直にお互いに語り合う、議論しあう場を持つことが重要である。
安斎 隆(あんざい たかし)
株式会社セブン銀行代表取締役社長
元日本銀行理事
30数年前に松本純一さん「上海時代」を読んでから、民間人として何かできることがあればという思いで、これまで日中関係に携わってきた。
強い思い入れを持って取り組んできたこのフォーラムも、この秋で4回目になる。
当初の目標である10回目まで、きちんと頑張りたいと考えている。
大橋 洋治(おおはし ようじ)
全日本空輸株式会社取締役会長
中国で生まれ、中国を学び、中国関係の仕事をしてきたことから、この国とは何らかの縁があると思って副委員長を引き受けた。
全力を尽くして委員長のご支援をしていきたい。
福川 伸次(ふくかわ しんじ)
財団法人機械産業記念事業財団会長
元通商産業事務次官
言論NPOのアジア戦略会議で日中を考えいきたいと思い、第一回目のフォーラムから参加している。
私は日本と中国はアジアにおける楕円の二つの中心だと考えているが、それをどのように具体化していくか、皆さんの意見を聞きながらともに勉強していきたい。
企画委員長代理
国分 良成(こくぶん りょうせい)
慶應義塾大学法学部教授
同大学東アジア研究所所長
目的のために私利私欲なく活動するという言論NPOでのこの仕事は、3回のフォーラムを経て、結果としてみれば非常に意義のあるものだったと考えている。
今後は、現代中国研究を通じて日中関係を支えてきた諸先輩の意思を継ぎ、日本の中にそのような人材を育成する意味も込めて、これまで以上に頑張っていきたい。
「第4回東京-北京フォーラム」実行委員会での役員の挨拶を掲載します。