「第9回 東京-北京フォーラム」開幕 ― 明日から本格的な議論が始まります

2013年10月25日

 今年で第9回を迎える「東京-北京フォーラム」での議論を明日に控えた25日、北京では言論NPOの準備が佳境を迎えています。

 代表の工藤泰志をはじめとする言論NPOスタッフおよびボランティアは、24日午前に北京に入りし、中国側主催者である「チャイナ・デイリー」と最後の調整を行い、また会場設営や当日の誘導などについてホテル側などと細かい詰めを行いました。


学生ボランティア 25日は、今回のフォーラムにボランティアとして参加する日中両国の学生ボランティアとの顔合わせおよび説明会も行われました。今回のフォーラムには、現在の日中両国関係の行き詰まりを民間の側から改善する、という本フォーラムの目的に賛同した日中両国の学生約50人が参加する予定で、これは過去9回のフォーラムでもっとも多い数となりました。


 午後には日本側パネリストが会場となるホテルへ続々と到着しました。工藤は明日から始まるフォーラムに向け、当フォーラムの実行委員長である明石康氏、元駐中国大使の宮本雄二氏らと最後の打ち合わせを行いました。このほか、中国側パネリストとの顔合わせも行われました。すでに9回を迎えるこのフォーラムに以前から参加している日中双方のパネリストは、久々の再開を喜び、明日からの2日間のフォーラムで、日中関係を好転させるべく有意義な議論を行うことを確認しました。

 パネリストの打ち合わせに引き続いて行われた晩餐会(報告はこちら)では、日本側パネリストを代表して明石康氏、加藤紘一氏(日中友好協会会長)、副島利宏氏(三井物産元代表取締役副社長)が、また中国側パネリストからは李薇氏(中国社会科学院日本研究所所長)、魏建国氏(中国国際経済交流センター副理事長)が挨拶を行い、その後は日中両国の参加者がともに明日からのフォーラムへの期待などを和やかに語らいました。

 第9回「東京-北京フォーラム」での議論は26日より2日間の日程で開催されます。言論NPOはすべての議論をホームページ上で随時公開する予定です。日中両国の関係改善に向けた民間外交の取り組みにご注目ください。

今年で第9回を迎える「東京-北京フォーラム」での議論を明日に控えた25日、北京では言論NPOの準備が佳境を迎えています。
代表の工藤泰志をはじめとする言論NPOスタッフおよびボランティアは、24日午前に北京に入りし、中国側主催者である「チャイナ・デイリー」と最後の調整を行い、また会場設営や当日の誘導などについてホテル側などと細かい詰めを行いました。