12月3日、来年の「北京‐東京フォーラム」に向けた実行委員会がANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催され、第4回フォーラムの実行委員長である小林陽太郎氏、副委員長の明石康氏、安斎隆氏、佐々木元氏、福川伸次氏をはじめ20名の実行委員が集まり、第4回フォーラムの総括と来年に向けた意見交換を行いました。
実行委員会メンバー
はじめに小林氏があいさつを行い、「政府間交流は改善したが本当の意味での相互理解が深まっているとは言えない。民間対話の役割が今後も重要になってくるだろう」と述べました。続いて言論NPO代表であり、運営委員長でもある工藤泰志が第4回フォーラムを振り返ったうえで今年の反省点と来年に向けた課題について説明し、その後、参加者間で活発な意見交換が行われました。
多くの参加者から「フォーラムの規模は拡大しており、運営体制もより充実させていくべきだ」との意見が出されました。分野別にワーキンググループをつくるなどして事前の準備を分担して行ってはどうか、「企画」「運営」「財務」などに組織を分化させてはどうかなどといった提案も行われました。
また、世界的な金融不安がある中だからこそ日中両国の関係もますます重要になってくるだろうとの指摘もあり、対話と相互理解を深めていくためには、学生や若いビジネスマンなどを巻き込んだ議論をより発展させていく必要もあるのではないかとの提案も多く出されました。アジア各国の関係者も会議に加えることや、議論を世界に向けてオープンにしていくために広報体制を充実させていく必要性も確認されました。
第4回フォーラムでは様々な課題が明らかになった一方で、日中対話の基盤が確固たるものになったという見解は参加者の間で一致しています。来年の第5回フォーラムからは、これをより発展させ、定着させていくための新たなステージに入ることになりますが、実行委員会では年明けにかけて来年に向けた計画を取りまとめ、準備を本格化させていきます。今後の動きに関しては、このホームページでも随時公開していきます。
12月3日、来年の「北京‐東京フォーラム」に向けた実行委員会がANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催され、第4回フォーラムの実行委員長である小林陽太郎氏、副委員長の明石康氏、安斎隆氏、佐々木元氏、福川伸次氏をはじめ20名の実行委員が集まり、第4回フォーラムの総括と来年に向けた意見交換を行いました。