「議論の力」で強い民主主義をつくり出す
アジアに欧州のような統合の可能性はあるのか。パネリストの間には、独仏のような理念的・哲学的基盤が、日中の間にあるかという点について否定的な見方が多く、むしろ日中関係が経済偏重になっていることへの懸念が指摘された。しかし国際的な大きな構造改革が進む中、アジア各国の
国の戦略を考える際には国際潮流の見極めも重要になってくる。京都大学の白石教授は、「世界のアメリカ化」という視点で、いまの国際的な流れを見ていくべきだという。アメリカ化は、アメリカ「帝国」という形で、イラクへの介入を含め世界中に拡大している、ともいう。かつて英国が
改革開放を進める中国が、いま、年率8%前後の高成長を見せているが、20年後の中国経済はどこまで進むのだろうか。中国北京大学の周教授は、経済が大きな変革を遂げ、とくに都市化が進んで人口全体に占める都市人口が70%に及ぶこと、工業化と合わせてサービス産業も活発
パネリスト5氏は、日本の強さと弱さについて、それぞれの視点からコメントした。このうち、韓国の李氏は「規律思考」「健全性」「公正」を強みとし、逆に「強すぎるコンセンサス思考」「集団主義」「内向き」を弱みと位置づけた。全体的には、日本は潜在的なパワーがあるというのが
強さと弱さは背中合わせ。敗戦の廃墟から50余年、営々と築いてきた「国民にやさしい国」「絶対的平和主義」「平等主義へのこだわり」などに象徴される日本のシステムが、いまほとんど足かせになっているとうのが日本側の2人の認識だ。逆に外国の2人は日本の歴史に根ざす潜在的エネルギーや
言論NPOは3月16日午後零時半から約5時間半、東京千代田区大手町の日本経団連会館で笹川平和記念財団の後援のもと、シンポジウム「日本のパワーアセスメント――日本の将来設計に向けて」を開催しました。シンポジウムには内外の論客が集まって、さまざまな角度から...
言論NPOは3月16日午後零時半から約5時間半、東京千代田区大手町の日本経団連会館で笹川平和記念財団の後援のもと、シンポジウム「日本のパワーアセスメント――日本の将来設計に向けて」を開催しました。シンポジウムには内外の論客が集まって、さまざまな角度から
言論NPOは12月17日、東京都内の日本財団ビルで、中国の現役の政府当局関係者をお招きして、言論NPOに参加する中国問題に精通した国内の有識者などとともに、第2回アジア・シンポジウム(東京経済大学共催、笹川平和財団後援)を開催し「日本と中国の新たな可能性」について
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