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言論NPOは、今年10月18日~20日の期間、北京にて4年ぶりに対面形式で「第19回東京-北京フォーラム」を開催します。
今年の「東京―北京フォーラム」の全体テーマは"平和"です。その中で、台湾や北朝鮮における問題だけでなく、核問題を含めた様々な課題について議論します。中国が国際的な課題の解決に足並みを揃えるよう、本気の対話が始まります。
緊迫する世界情勢の中での日中対話
「東京-北京フォーラム」は中国と真正面から議論できる、世界で唯一の対話の場となっています。このフォーラムは、日中関係が最悪とされる時期に立ち上げられ、尖閣諸島を巡る問題や新型コロナウイルスの拡大、そして現在の米中対立の中でも、一度も中断することなく継続して実施されています。
米中間の対立が深刻化する昨今、目立った外交努力は見られていません。私たちは、世界の平和が壊れ、気候変動を含むさまざまな危機が同時に進行していく中では、協力でしか解決は描けないと考えています。中国との対話が、世界的に問われているのです。
締結から45周年を迎える日中平和友好条約を議論
日本と中国の関係では、昨年の国交正常化50周年に続き、今年は日中平和友好条約の締結から45周年です。しかしながら、「どんな紛争も平和的に解決する」という条約の理念はすでに形骸化し、十分な外交が行われていません。この問題をどう解決するのかが、もう一つの大きな論点です。
現在、中国側とは7つのテーマに関して、北京で対面の議論を行うことで合意しています。政治、外交、経済、安全保障を含むこれらの横断的な議論を中国と展開するのは、国際的にも異例な取り組みです。日本側からは、オンラインを含む約40名が参加予定で、中国側のパネリストも順次確定しています。アジアや世界が直面する喫緊の課題について、双方のトップレベルの専門家が議論します。パネリストが決定次第、皆さんにご案内します。
全体テーマと6つの分科会・特別セッションテーマ
全体テーマ:
日中平和友好条約45周年に考える
-アジアと世界の平和に向けた日中両国の責任
政治・外交 「日中平和友好条約をいかに再出発させるか」
経済 「世界経済のリスク回避と日中の役割」
デジタル 「目指すべきデジタル社会と人工知能の共同ガバナンス」
メディア 「日中平和友好条約の今日的な意味と報道の役割」
青年対話 「新しい日中関係を目指し日中の若者が担うべき役割」
安全保障 「地域紛争の適切な対応と平和的解決」
特別 「核の安全体制の構築にむけた日中協力」
「第19回 東京‐北京フォーラム」開催概要
開催日: 2023年10月18日(水)、19日(木)、20日(金)
会場: 北京国際飯店(北京東城区建国門内大街9号)
テーマ:「日中平和友好条約45周年に考える
-アジアと世界の平和に向けた日中両国の責任」
日程: 10月18日(水)18:00~19:30 晩餐会 ※パネリスト、関係者のみ参加
10月19日(木) 9:00~12:00 全体会議
13:30~15:30 経済、安全保障、
政治・外交のみ
15:50~17:50 特別(核軍縮・不拡散)、メディア
デジタル、青年対話のみ
10月20日(金) 9:00~11:40 全体会議、閉幕式
※時間は全て北京時間となります。(日本との時差は1時間です)
※安全保障対話は原則非公開となります
今回の議論はオンラインで公開します
今回のフォーラムでは、Zoomを使用したオンライン傍聴で議論を公開します。
オンライン傍聴
•対象者:①言論NPOのメンバー、一般会員、および法人会員は無料で傍聴可能です。
②無料会員者は3,000円の料金にて、全日程の会議配信を視聴いただけます。
無料登録がまだの方は、こちらから無料会員登録を完了させた後、お申し込みください。
※安全保障対話は原則非公開となります
※お申し込みいただいた皆様には、ZoomのURLを別途お送りさせていただきます。
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