言論NPOは、世界の分断をこれ以上悪化させず 平和を実現するために、戦っています。
ロシアのウクライナ侵攻や米中対立で、世界は対立に向かい、平和の枠組みが崩れています。このまま何もしなければ、世界は間違いなく分断し、全てを安全保障で考える、そんな世界になるでしょう。世界の分断を回避し平和を実現するために、私たちはどんな困難があっても一度も中断せずに、民間で多くの国と本気の対話を行い続けています。
また世界では民主主義が後退し、市民の信頼を失い始めています。日本では特に、政治不信の傾向が強く、市民の信頼を失い始めています。民主主義が強く機能するためには、多くの市民が政治に参加し、課題に取り組む様々な動きや発言が必要です。そのためにも私たちは、様々な課題で幅広い議論を行い、その課題の最先端に立ち、多くの取り組みを行っています。
私たちの議論の舞台は今や日本だけではなく、アジアや世界に広がっています。日本の民主主義やアジアの平和、そして世界の自由と国際協力、その全てが今、厳しい試練に直面しています。 私たちの取り組みを進めるためにも皆さんのご支援が必要なのです。
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世界の課題に挑むための事業
私たちは、世界の分断をこれ以上悪化させず、世界の平和を修復する、ことを目的に世界の知識層とも連携し、様々な取り組みを行っています。不安定化する世界の課題で、日本がより大きな役割を果たすために、世界を代表する10カ国のシンクタンク代表が参加し、日本発で議論を行う、「東京会議」を世界会議として機能させるための取組みが、私たちの最重要課題になっています。2021年はロシアのウクライナ侵攻の直後に開催され、世界の平和秩序の修復について協議が行われ、岸田文雄総理大臣のビデオメッセージで参加したほか、G7議長国のドイツ大使も参加しました。
北東アジアに紛争を回避し、 平和と協力を進める事業
米中対立が激化し、アジア地域の混迷が深まる中で、2021年度も中国と韓国と対話する「日韓未来対話」「東京―北京フォーラム」を開催。中国との対話は17年間、そして、韓国との対話も10年間、どんなに困難があっても一度も中断したことはなく、世界が認める民間外交の舞台として機能しています。17回目の「東京―北京フォーラム」はコロナ過でのオンライン開催でしたが、両国を代表する有識者100氏が集まり、最終日には共同声明を出し、世界の課題での協力に向けて決意を示しました。両国の市民3000人以上が傍聴し、世界中のメディアにも取り上げられました。さらに2月、ロシアのウクライナ侵攻を受けて「アジア平和会議」を開催、日米中韓4か国の軍事安全保障、外交のハイレベルの実務者、専門家30名以上が集まり、ウクライナ侵略後の平和秩序や台湾有事を議論しました。
民主主義を強くするための事業
言論NPOは2021年度に20周年を迎えるのに合わせて、国内外の課題を私たち市民自身が考えるため、「知見武装」という取り組みを開始しました。ミャンマーやESGなど、これまでにないテーマで行った言論フォーラムは7月から13回行い、各界の論者40氏が出席し、議論には300人に聴衆として参加していただきました。加えて、工藤泰志のYouTube チャンネルを開設し、17回にわたり、より多くの人が当事者として課題に向かって議論し取り組むための発信をしました。
皆様のご寄付によって成り立つこれらの議論は、有権者一人一人にとっても問題に向き合える重要な学びの機会になります。応援してくださる皆様の存在が、日本の課題解決を一歩一歩動かしているのです。