8月29日、都内にて、言論NPOの会員交流会が開催されました。今回は、言論NPOのアドバイザリーボードである武藤敏郎氏(大和総研理事長)がゲストスピーカーとして参加し、社会保障の問題および財政再建について講演しました。
それに先立ち、代表の工藤は言論NPOがこの秋に予定する活動内容を説明し、「総選挙を目前に控える中で日本の民主主義を機能させ、この国の政治を立て直すための議論作りを行う」決意を示しました。
続いて、講演した武藤氏は、政局の混乱と政治家のあり方、国民負担率と日本の福祉制度の現実的な見通し、財政破綻の危険性と日銀による国債引受の可能性について言及し、日本の将来に対する厳しい見方を示しました。その上で、「国の悲観的な予想でその通りになったことはない。これは人々がそうならないように知恵を出すからである」と述べ、これからの将来は国民の行動によって好転出来るという期待を述べ、講演を締めくくりました。
講演後、会員から「長期金利暴騰の日本経済への影響」や「中国経済の今後の見通し」等に関する質問が出されるなど、活発な意見交換がなされ、交流会は終了しました。
後日会員限定で武藤氏の講演の要旨を公開します。
言論NPOでは、2か月に1回定期的に会員交流会を開催しています。
言論NPOの会員に興味のある方はこちらをご覧ください。
文責:荒木基晃(学生インターン)
8月29日、都内にて、言論NPOの会員交流会が開催されました。今回は、言論NPOのアドバイザリーボードである武藤敏郎氏(大和総研理事長)がゲストスピーカーとして参加し、社会保障の問題および財政再建について講演しました。