10月8日(火)、日本プレスセンターにて言論NPOの第3回「会員交流会」を開催しました。「会員交流会」は会員の皆様、代表工藤、また言論NPO理事との交流の場として、2カ月に1度開催しています。
前半は工藤より、9月から新たに発行している会報誌『言論通信』を参照しつつ、「第2回エクセレントNPO大賞」や会員拡大キャンペーンなど、直近の言論NPOの活動状況を報告しました。
特に民間外交の取り組みについて、「マルチステークホルダーの当事者が参加して世論と連動した課題解決をするという、これまで日中や日韓で言論NPOが実践してきた枠組みを東アジア全体に拡大したい」と述べ、このアプローチを「言論外交」と定義して取り組んでいることを報告しました。
その上で「言論外交」の一つの具体的な形である「第9回東京-北京フォーラム」について、先日実施した有識者アンケートの結果に触れつつ、「民間対話のアジェンダは偶発事故の回避、ナショナリズムの抑制であり、政府外交とは課題設定が異なっている。困難な状況だが、いま民間が当事者として対話する意義は大きい」と述べ、今月25日に迫った開催への決意を示しました。
後半に行われた参加者との意見交換はおよそ1時間に及び、「東京-北京フォーラムに対する中国側の認識」「中国の知識人とのコミュニケーション」「民間外交における言葉の使い方」等について活発な意見が交わされました。また、終了後には懇親会も開催し、引き続き議論を交わすとともに相互の親睦を深めました。
第4回「会員交流会」は11月18日(月)、今回と同じ日本プレスセンターにて開催予定です。会員の皆様には別途ご案内を差し上げますので、ぜひご参加ください。
言論NPOでは、新会員を募集しています。
私たちはいま「強い民主主義」の実現に向けた国内での活動と、様々なステークホルダーが当事者として参加し、世論と連動して課題解決に取り組む「言論外交」に取り組んでいます。「第9回東京-北京フォーラム」を10月に開催するほか、12月には非営利セクターを強くするための「第2回エクセレントNPO大賞」表彰式を実施、さらに安倍政権1年間の実績評価も行う予定です。
言論NPOは中立・独立・非営利のシンクタンクであり、こうした活動は会員の参加と拠出金(寄付金)によって成り立っています。今後も広く議論を起こし、社会に目に見える変化を起こしていくため、あなたのご参加をお待ちしております。
10月8日(火)、日本プレスセンターにて言論NPOの第3回「会員交流会」を開催しました。「会員交流会」は会員の皆様、代表工藤、また言論NPO理事との交流の場として、2カ月に1度開催しています。