「第4回会員交流会」を開催しました

2013年11月25日

言論NPO 第4回会員交流会

 11月18日(月)、日本プレスセンターにて言論NPOの「第4回会員交流会」を開催しました。この「会員交流会」は会員の皆様、代表工藤、また言論NPO理事との交流の場として、2カ月に1度開催しています。


工藤泰志蓑田秀策理事 司会を務めた蓑田秀策理事(株式会社KKRジャパン代表取締役会長)の冒頭挨拶に続き、代表の工藤が「第9回東京‐北京フォーラム」の成果を報告するとともに、「北京コンセンサス」の文面作成に明石康実行委員長、宮本雄二副実行委員長、武藤敏郎副実行委員長らと深夜まで取り組んだことなど、舞台裏のエピソードを紹介しました。

 その上で、「北京コンセンサス」には日中間の「不戦の誓い」に加え、両国有識者による議論を基に国内での健全な世論形成に務め、東アジア全体の秩序作りに取り組んでいくことが内容として盛り込まれていると説明し、「この民間外交の取り組みは、当事者意識を持った色々な人たちの議論を基に健全な世論をつくりだすという、言論NPO設立以来の理念に基づいている」と述べました。

 その後、今後の活動方針や組織拡大の取り組みについて出席者との間で積極的な意見交換がなされました。

 これらを踏まえ、工藤は「言論NPOは外交問題だけに取り組むのではなく、財政、社会保障、環境・エネルギーなど日本が直面している様々な課題について議論を行い、公開していく。そして、当事者意識をもった多くの人が議論し、世論と連動することで様々な課題を解決してくような流れを作っていきたい。そのためにも、会員拡大を含めた組織基盤強化に取り組み、言論NPOを今まで以上に発信力の強い非営利シンクタンクに育てていかなければならない」と決意を述べました。

 終了後には言論NPO理事を含む出席者と懇親会を開催し、引き続き率直な意見を交わすとともに相互の親睦を深めました。

 次回「会員交流会」は年明けの開催を予定しています。会員お皆様には別途ご案内を差し上げますので、ぜひご参加ください。

※本イベントは、言論NPO会員限定のイベントです。


言論NPOでは、新会員を募集しています。

私たちはいま「強い民主主義」の実現に向けた国内での活動と、様々なステークホルダーが当事者として参加し、世論と連動して課題解決に取り組む「言論外交」に取り組んでいます。「第9回東京-北京フォーラム」を10月に開催するほか、12月には非営利セクターを強くするための「第2回エクセレントNPO大賞」表彰式を実施、さらに安倍政権1年間の実績評価も行う予定です。

言論NPOは中立・独立・非営利のシンクタンクであり、こうした活動は会員の参加と拠出金(寄付金)によって成り立っています。今後も広く議論を起こし、社会に目に見える変化を起こしていくため、あなたのご参加をお待ちしております。

11月18日(月)、日本プレスセンターにて言論NPOの「第4回会員交流会」を開催しました。この「会員交流会」は会員の皆様、代表工藤、また言論NPO理事との交流の場として、2カ月に1度開催しています。