「第3回エクセレントNPO大賞」市民賞受賞 / ママの働き方応援隊

2014年12月09日

工藤:今回市民賞受賞おめでとうございます。今回市民賞を受賞されましたが、感想をお聞かせください。

恵夕喜子(理事長):「エクセレントNPO」ということで、最初から少しハードルが高そうな賞だと思っていました。今回、私たちは、出産で仕事をやめたママたちの中で、特にいろんなスキルを持っているママに事務局を手伝ってもらっているのですが、この4月から助成金担当の専属のママを採用し、そのママさんが、この「エクセレントNPO大賞」を探してきてくれました。それで、ハードルは高そうだけど、ダメもとで出してみたところ、市民賞を受賞することができて、非常にびっくりしたと同時に、とても嬉しかったです。

工藤:今回、自己点検されてどうでしたか。

恵:助成担当の彼女がある程度つくりこんだものを、月に2回やっている本部会議の中で、皆で議論しました。ちょうど私たちも今年に入ってから、組織の中の全メンバーにfaccebook等で、今一番嫌なことは何か、困っていることは何か、ということを洗い出している最中だったので、そういったことも踏まえて、自己評価というのをさせて頂きました。

工藤:女性たちが今の社会の中で、政策課題的にも大きく注目されています。ただ、その女性たちの、きちっとした声やニーズを集めて、1つの大きな流れをつくろうということを実行されているのを拝見して、非常に感銘を受けました。社会の次のステージに向けて、自分たちが掲げている役割というのをどのように考えていますか。

恵:やはり、女性が結婚して出産して親になると、家庭の中でやはり母親というのはすごい力を持つようになるのだと思います。それが例えば母親の考え方などが、子供や夫にも影響を及ぼしているのではないかと考えた時に、もっと母親が社会に目を向けるべきだと思っています。ですから、例えば子育て支援であったり、地域の子育てサークルなども非常に素晴らしいのですが、もっと社会と繋がることで、母親自身が、いろいろ社会の課題や日本という国をどうしようか、というようなことを考えてもらえるような、そういう組織にしていきたいなと思っています。

工藤:素晴らしいですね。そういう風な女性の大きな舞台が動き出すことを僕たちも非常に歓迎します。本当に今日はどうも有難うございました。そして、おめでとうございました。