第1回「エクセレントNPO大賞」市民賞受賞団体 Youth for 3.11インタビュー

2012年7月16日

田中:第1回エクセレントNPO大賞、市民賞に輝いたYouth for 3.11、代表の島田さんです。今回はおめでとうございます。

島田:ありがとうございます。

田中:今回、どうして応募されたのでしょうか。その理由を教えて頂けますでしょうか。

島田:僕らは震災をきっかけに立ち上がった学生の復興支援団体なのですが、これから学生が社会に関わって一人ひとりが主体性を持ち、1週間のボランティアとしてでも関わっていくことで、本当にどんどん変えられるのだなということに気づく。これからも東北だけではなくこういった活動を色々なところに向けていきたいなと思い、今回、この賞に応募させて頂きました。

田中:ある種、次の段階にステップアップするためのきっかけにしたいということですね。

島田:そうですね。

田中:自己評価をして頂くということが条件になっていたのですが、実際にやってみてどうでしたか。

島田:色々な項目別に見ていかなくてはいけなくて、まだまだ甘いところに本当に気づきました。逆に、そうゆうところをしっかりやっていけば、団体ってよくなるのだなと、見つめなおせたと思います。

田中:Youth for 3.11って学生の団体ですから、これからどんどん皆さん、卒業していって、また新しい人が来て、ということになると思うのですが、今後のYouth for 3.11の展望についてどうお考えですか。

島田:学生団体なので、入れ替わるということは弱いところでもありますが、逆に強いところでもあるなって思っています。やはり同じ人がやっているといつまでも固定観念にしばられてしまう部分もあります。でも一方で、逆に引継ぎをしっかりしないと、ぼろが出てしまうなど、弱い部分もあると思うので、きちんと守るべきところはマニュアルを作って、引き継いで、逆に新しい人が入ってきたら、新鮮な人達にしかできないことをやっていこうと思っています。

田中:じゃあ、最後にこのエクセレントNPO大賞の表彰制度、あるいはこの基準について一言お願いします。

島田:僕からそんな上から言うことはできないのですが、まだまだ僕らは発信できていない部分もあって、こういう有識者の方々、著名な方々からアドバイスを頂ける非常に貴重な機会でもあるので、こうゆう発信できる機会、またそれを見つめ直せる機会というのは本当にありがたいものだと思います。

田中:また来年も目指してぜひ頑張ってください。おめでとうございました。

島田:頑張ります。ありがとうございました。