「第8回非営利組織評価基準検討会」 報告

2010年2月13日

検討会の様子
 
 2月12日、「非営利組織評価基準検討会」の第8回となる会合が都内で開かれました。

 参加者は、工藤泰志(言論NPO代表)の他、田中弥生氏(大学評価・学位授与機構准教授)、片山信彦氏(ワールド・ビジョン・ジャパン常務理事・事務局長)、加藤志保氏(チャイルドライン支援センター事務局長)、堀江良彰氏(難民を助ける会事務局長)、武田晴人氏(東京大学大学院経済学研究科教授)、山内直人氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)の7名です。

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 本検討会は望ましいNPOのあり方に関する基準の策定を目指し、昨年4月より議論を重ねてきました。今回の会合では、望ましいNPOの3条件につき、これまでに出された意見がまとめられ、参加者間でその確認が行われました。また、この評価基準を用いて日本の市民社会や非営利組織のあり方に対してどのように働きかけていくべきか、様々な角度から意見交換が行われました。

 今後、言論NPOでは、最終的にまとめられた評価基準をもとに、日本の民間非営利セクターの向上に資するための様々な活動を行っていく予定です。その一貫としてブックレットや書籍の出版、シンポジウムの開催なども企画しています。強い市民社会をつくる活動については、今後も随時、言論NPOのウェブサイト上で公開していきます。


文責:インターン 楠本純(東京大学)