経済再生
「三本の矢」で 10 年間の平均で名目 3%程度、実質 2%程度の経済成長を達成し、雇用・所得の拡大を目指す 「経済再生本部」を司令塔に「成長で富創出」ができる経済に転換、今後10年間の平均で、名目3%程度、実質2%程度の経済成長実現をめざす |
2点 (5点満点) 昨年:3点 |
物価安定目標2%の早期達成に向け、大胆な金融政策を引き続き推進する 2%の物価目標を設定し、日銀法の改正も視野に政府日銀が連携し、大胆な金融緩和を行う(第一の矢) |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
より弾力的かつ効果的な経済財政の運営を推進し、機動的な政策対応を行い、経済再生に向けて万全を期す。 2、3年は景気の落ち込みや国際リスクに対応できる弾力的な財政運営を推進(第二の矢) |
2点 (5点満点) 昨年:3点 |
経済再生と財政再建を両立させながら、雇用や所得の増加を伴う経済好循環の更なる拡大を目指す 雇用拡大や賃金上昇が、消費の増加や景気回復につながる「成長の好循環」をつくり上げる |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
同一価値労働・同一賃金を前提、パートタイム労働者の均等・均衡待遇の実現に必要な法整備を行い、非正規労働者の処遇を改善する 【出典:2013年参院選マニフェスト】 【出典:2014年J-ファイル】 |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
米国と共にTPP交渉をリードし、早期の交渉妥結を目指す。 TPP交渉は聖域なき関税撤廃を前提とする限り反対 |
4点 (5点満点) 昨年:3点 |
今年スタートした国家戦略特区の更なる制度拡充を図る 特異な規制や制度を徹底的に取り除く「国家戦略特区制度」を創設する |
3点 (5点満点) 昨年:2点 |
来年度から、より広く負担を分かち合う構造に改革することにより恒久財源を確保した上で法人実効税率の引下げに着手し、数年で20%台まで引き下げることを目指す。 立地競争力の観点から思い切った投資減税や法人税の大胆な引き下げを実行し、今後3年間(2013年から)で、設備投資水準の年間70兆円の回復、2020年までに外国企業の対内直接投資残高を現在の2倍の35兆円に拡大させる |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
「総合科学技術・イノベーション会議」の更なる機能強化に努めるとともに、世界に伍するための「第5期科学技術基本計画」を策定し、研究開発の抜本的な充実を図る 科学技術を国家戦略として推進し、世界で最もイノベーションに適した国を創り上げる |
3点 (5点満点) 昨年:2点 |
iPS細胞を活用した再生医療・創薬や疾患の克服等に向けた研究を強力に推進する 再生医療の実用化をさらに加速させる |
4点 (5点満点) 昨年:4点 |
観光立国を推進すべく、2020 年に向けて、訪日外国人旅行者数 2000 万人、そして 2030 年には 3000 万人を目指す 観光立国の取り組みを強化。2013年に外国人旅行者1000万人、2030年に3000万人超を目指す |
4点 (5点満点) 昨年:4点 |
2020年までにあらゆる分野で女性が指導的な地位を占める割合を30%以上とする目標を実現 【出典:2012年衆院選マニフェスト】 【出典:2014年衆院選マニフェスト】 |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
財政再建
2015年度までに2010年度に比べ赤字の対GDP比を半減、2020年度までに黒字化、その後の債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指す。 2015年度にプライマリー赤字のGDP比半減、2020年度まで黒字化、20年代初めには債務残高比を引き下げる |
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安定した社会保障制度を確立するために、2017 年(平成 29 年)4 月に消費税率を10%にする 消費税率引き上げは実施半年前に社会保障国民会議の結論を踏まえ、経済状況を確認の上、予定通り実施するかを判断 |
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軽減税率制度については、関係事業者を含む国民の理解を得た上で、税率10%時に導入する。2017年度からの導入を目指して、対象品目、区分経理、安定財源等について早急に具体的な検討を進める。 |
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5年間の集中財政再建期間に、国地方の公務員人件費を年間2兆円削減 |
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社会保障
生活保護制度については、真に必要な人に生活保護が行きわたるとともに、国民の信頼と安心感を取り戻し、納税者の理解の得られる公正な制度に改善する。 政権交代後、急激に肥大した生活保護を見直す(国費ベース8000億円) |
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年金は現行制度を基本に「改革推進法」に則り、国民会議の審議結果を踏まえ必要な見直しを行う 【出典:2014年J-ファイル】 |
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国保運営の安定や保険者機能強化のため、運営単位を都道府に広域化、料率の平準化で協会けんぽと共済を統合 【出典:2014年J-ファイル】 |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
医師の地域科目偏在の是正や医学部定員の確保等必要な地域で必要な医療の確保 【出典:2014年J-ファイル】 |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
介護保険料の上昇を抑制するために、介護保険の保険給付の対象となる介護サービスの範囲の適正化等による介護サービスの効率化、重点化を図るとともに、公費負担の増加などを行い、持続可能な介護保険制度を堅持する 介護は財源の安定化を図り、保険料負担の抑制を進めながら必要なサービスを提供する |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
妊娠から子育てまで切れ目ない家族支援政策を積極的に進める。年少扶養控除は復活 【出典:2014年J-ファイル】 |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
2020年代半ばまでに希望出生率1.8を実現する(新第二の矢) |
2点 (5点満点) 昨年:-点 |
2020年代初頭までに、介護離職ゼロを実現する(新第三の矢) |
2点 (5点満点) 昨年:-点 |
外交・安保
国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、地域や国際社会の平和と安定に一層貢献する。 「積極的平和主義」を掲げ、世界の平和と安定に貢献する |
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日米同盟の絆を強化し、中国、韓国、ロシアとの関係を改善するる 【出典:2014年衆院選マニフェスト】 |
4点 (5点満点) 昨年:4点 |
ASEAN諸国やインド、オーストラリア等と安全保障やエネルギー政策での協力を推進 【出典:2014年J-ファイル】 |
4点 (5点満点) 昨年:4点 |
「国家安全保障会議」を設置し、国家の情報収集・分析能力の強化及び情報保全・公開に関する法整備による体制強化 【2014年はマニフェスト、J-ファイル共に記載なし】 |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
いかなる事態に対しても国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、平時から切れ目のない対応を可能とする安全保障法制を速やかに整備する。 集団的自衛権の行使を可能とし、「国家安全保障基本法」を制定する【出典】2012年衆院選マニフェスト |
4点 (5点満点) 昨年:3点 |
新たな「防衛大綱・中期防」を踏まえて自衛隊の人員・装備を強化する。 防衛大綱、中期防を見直し、自衛隊の人員、装備、予算を拡充する |
4点 (5点満点) 昨年:4点 |
尖閣諸島周辺海域での外国公船への対応、遠方離島周辺海域での外国漁船の不法行為に対する監視・取締体制の強化等、海上保安庁・水産庁の体制を強化するとともに、国境画定の起点等遠隔離島における活動拠点の整備等を推進する。 尖閣諸島の実効支配を強化し、離島を守り振興する法律や領海警備を強化する法律を制定する |
4点 (5点満点) 昨年:3点 |
拉致問題に進展がない限り、更なる制裁緩和や支援は一切行わず、制裁強化を含めた断固たる対応をとり、被害者全員の早期帰国を実現する。 「対話と圧力」で拉致問題の完全解決と核、ミサイル問題の早期解決に全力を傾注し、関係諸国と一致で取り組む |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
日米安保体制の抑止力を維持しつつ、沖縄等の基地負担軽減を実現するため、「日米合意」に基づく普天間飛行場の名護市辺野古への移設を推進し、在日米軍再編を着実に進める。 在日米軍再編の中で抑止力の維持と、沖縄などの地元負担を軽減する |
3点 (5点満点) 昨年:2点 |
エネルギー・環境
原子力規制委員会によって新規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し原発の再稼働を進める。 原子力の安全性は規制委員会による専門的判断を優先、原発の再稼働は順次判断し、3年以内の結論を目指す |
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太陽光や風力などの再生可能エネルギーの最大限の導入、徹底した省エネの推進を図る。 当面最優先で再生可能エネルギーの最大限の導入と省エネの最大限の推進を図る |
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エネルギーミックスの将来像を速やかに示す。 遅くとも10年以内には将来にわたって持続可能な「電源構成のベストミックス」を確立する |
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三段階の電力システム改革を完遂し、エネルギー供給構造の一体改革を推進する。 電力システム改革を断行する |
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わが国の2020年以降の約束草案をできるだけ早期に提出する等、2015年に合意予定のポスト京都議定書の国際枠組みづくりに貢献する。同時に、わが国の最先端の環境技術を国際社会において普及させる等「攻めの地球温暖化外交戦略」を推進する。 ポスト京都で主導的な役割を主導、温室効果化ガスの長期目標は堅持、中期は目標再設定で現実実効的政策を推進 |
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地方再生
国の地方機関については、特定広域連合へ移管することなく、広域災害対応力の一層の強化を図る |
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地方分権改革を進め、地方の財源の安定的な確保を図る。 国から地方への権限、財源等の移譲を促進 |
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中小企業対策や人口減少対策のために、地方公共団体へのバラマキとならない、自由度の高い地方創生のための交付金を創設する。 一括交付金は廃止し、地域の経済や雇用増のための新交付金制度を検討する |
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新地方成長モデルを確立するため、都道府県の産学官が決定の事業に当面5年は国が支援 魅力あふれる地方を創生し、地方への人の流れをつくり、経済の回復を全国津々浦々で実感できるようにしていく |
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「まち・ひと・しごと」創生の好循環を確立し、個性豊かで魅力ある地域社会をつくる。 魅力あふれる地方を創生し、地方への人の流れをつくり、経済の回復を全国津々浦々で実感できるようにしていく |
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復興・防災
被災現場の実情や将来展望等に合わせた細やかな施策を展開できるよう必要な財源確保に努める。 復興計画を総点検し、必要な財源やマンパワーを確保。復興庁を機能させ体制を強化 |
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放射性物質汚染廃棄物(指定廃棄物)の処理については、福島県のみならず関係5県においても、市町村長会議や有識者会議での検討を踏まえ、候補地の選定を進め、風評被害対策や地元振興策を含め、地元の不安を解消し、理解が得られるよう最大限努力していきます。 |
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原子力事故災害被災者の方々の一刻も早い帰還を実現するために、復興の動きと連携した効率的な除染を実施する 被災者の帰還を実現するため除染を加速。除染の目標値を明らかにし、着実に実施できる体制に |
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廃炉・汚染水対策を安全、着実に進める 福島第1原発の廃炉は国が主導的な役割でより早く、安全、着実に進める。【出典:2013年参院選マニフェスト】、(汚染水など)福島第1原発の対策は国が前面に立って責任を果たす【出典:2013年10月15日所信表明演説】 |
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「国土強靱化基本法」に基づき事前防災・減災、老朽化対策を強力に推進する 国土強靭化基本法や「首都直下型」と「南海トラフ」地震の措置法を制定し、事前防災や減災対策に取り組む |
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3大都市圏の都市機能を守るため、液状化対策など「都市防災」を強力し、行政機能の分散化なども促進 |
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住宅・建築物、道路、堤防等のインフラの耐震化を推進する 学校、公共施設、民間建築物の耐震化加速など、社会資本を前倒し整備する |
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教育
OECD諸国など諸外国における公財政支出など教育投資の状況を参考とし、必要な予算を確保する 「教育振興基本計画」「新学習指導要領」で恒久的な財源確保、OECD諸国並(5%)の公財政教育支出を目指す |
2点 (5点満点) 昨年:1点 |
全国学力・学習状況調査を全国一斉の学力テスト(悉皆)として継続的に実施し、全ての子供の課題把握、学校・教師の指導改善に生かす。土曜授業のさらなる普及を目指す。道徳教育については、道徳の特性を踏まえた新たな枠組みにより教科化し、誇るべき先人の伝記を学ぶなどわが国の伝統に根差した指導を充実する。 「人間力」「基礎学力向上」で全国一斉の学力テストに戻す他、土曜授業を実現、道徳教育の充実などを行う |
4点 (5点満点) 昨年:4点 |
義務教育における「六・三」の画一的な学制を改革する。 世界トップの教育立国に向け6・3・3・4制の見直し等「平成の学制大改革」実施 |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
希望する全ての子供に幼児教育の機会を保障するため、財源を確保しつつ、幼児教育の無償化に取り組む 幼稚園、保育所、認定保育園、家庭での子育て支援を充実、幼児教育の無償化に取り組む |
2点 (5点満点) 昨年:2点 |
高校授業料無償化については、所得制限を設け、返還不要の給付型奨学金の創設や、私立学校の高等学校等就学支援金の拡充、経済的に修学困難な専門学生への支援など、低所得者支援の充実や公私間格差の解消を図っていく。 高校授業の無償化は所得制限に転換 |
3点 (5点満点) 昨年:5点 |
首長が議会の同意で任命する「常勤」の「教育長」を教育委員会の責任者とするなど、教育委員会制度を抜本改革 【2014年はマニフェスト、J-ファイル共に記載なし】 |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
高等学校基礎学力テスト(仮称)や大学入学希望者学力評価テスト(仮称)等、高等学校教育、大学教育等を接続する大学入学者選抜を抜本的・一体的に改革する。 |
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大学力の強化のため、大学ビッグバンを行うほか、世界トップレベルの大学は特区化し諸規制を撤廃 【出典:2014年J-ファイル】 |
3点 (5点満点) 昨年:2点 |
大学の9月入学促進と大学生の体験活動の必修化や評価単位化で採用プロセスに活用 【2014年はマニフェスト、J-ファイル共に記載なし】 |
3点 (5点満点) 昨年:3点 |
農林水産
法制化された「日本型直接支払い制度」を着実に推進する。 農地を農地として維持することに対価を支払う日本型直接支払いの仕組みを法制化する |
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青年等の新規就農・雇用就農を倍増(年間1万人から2万人に)し、世代間バランスがとれ、地域農業を維持・発展させるための取組みを強化する。 戸別所得補償を見直し、「担い手総合支援法」を制定、新規就農、経営移譲の円滑化など担い手の育成確保を推進 |
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いわゆる「減反」の廃止に向けた歩みを更に進める。 減反(コメの生産調整)を廃止する |
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農地中間管理機構(農地集積バンク)をフル稼働させて、今後10年間で、全農地面積の8割を担い手に集積・集約化する。 都道府県ごとに、農地を貸し出す「農地集積バンク」を創設する |
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農協改革(中央会制度など)等については、本年6月に与党で取りまとめた「農協・農業委員会等に関する改革の推進について」に基づき、議論を深め、着実に推進する。 農業委員、農業生産法人、農協など一体的な改革を実施する |
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政治・行政改革
衆議院議長の下に設けられた有識者からなる「選挙制度調査会」の答申を尊重するものとし、引き続き、よりよい選挙制度改革に取り組む。 衆院議員定数の削減は次期通常国会終了までに結論を得た上で必要な法改正を行う |
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行政改革を断行する 「行政改革推進会議」を設置し、省庁改革を政治主導で実行。発足から1年以内に改革計画を立案、3年以内に立法措置 |
2点 (5点満点) 昨年:3点 |
公務員制度改革については、能力・実績主義に基づいた評価による信賞必罰の処遇と人事を厳格に実行し、真に頑張る者が報われる制度を確立する。 「国家公務員制度改革基本法」を踏まえ改革を断行する |
3点 (5点満点) 昨年:4点 |
憲法改正
国民の理解を得つつ憲法改正原案を国会に提出し、憲法改正のための国民投票を実施、憲法改正を目指す。 「憲法改正原案」の国会提出と憲法改正を目指し、国民の理解を得つつ、積極的に取り組む |
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