私も評価に協力しました
大泉一貫氏 |
法制化された「日本型直接支払い制度」を着実に推進する。【出典:2014年衆院選マニフェスト】
農地を農地として維持することに対価を支払う日本型直接支払いの仕組みを法制化する【出典:2012年衆院選マニフェスト】
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評価理由に関するコメント |
大泉一貫氏
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5
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農家集団に任せっきりにする仕組みなので、現場では誰が事務機能を担うのかなど課題が多い。経営安定対策など、直接支払いに関わる制度全体の中での整合性など課題はあるが、政府として作る事は作りかつ着実に実施しているので5評価。
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青年等の新規就農・雇用就農を倍増(年間1万人から2万人に)し、世代間バランスがとれ、地域農業を維持・発展させるための取組みを強化する。【出典:2014年衆院選マニフェスト】
戸別所得補償を見直し、「担い手総合支援法」を制定、新規就農、経営移譲の円滑化など担い手の育成確保を推進【出典:2012年衆院選マニフェスト】
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評価理由に関するコメント | |
大泉一貫氏
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3
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本来なら、国民全てに農業を開放するシステムを作るべきではないだろうか。法案は旧来の農地法的世界の中で考えており、これは法案自体失格であろう。これで本来の目的である新規就農が飛躍的に増加するはずもないと考えられるので2か3評価が妥当。
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いわゆる「減反」の廃止に向けた歩みを更に進める。【出典:施政方針演説2015年2月】
減反(コメの生産調整)を廃止する【出典:2013年1月24日施政方針演説】
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評価理由に関するコメント | |
大泉一貫氏
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3 |
減反政策を2018年度廃止すると唱えたことを評価、しかし廃止に向けた歩みが見えないことから3評価。えさ米を強化するなど、主食用米を作らせないとする政策の評価がむずかしい。減反廃止とは、自由に作らせることのはずなのに、その趣旨と合わない。他方、需給をタイトにする減反廃止に向けた措置ともとれる。おそらく前者なのだろう。
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農地中間管理機構(農地集積バンク)をフル稼働させて、今後10年間で、全農地面積の8割を担い手に集積・集約化する。【出典:2014年衆院選マニフェスト】
都道府県ごとに、農地を貸し出す「農地集積バンク」を創設する【出典:2013年参院選マニフェスト】
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評価理由に関するコメント | |
大泉一貫氏
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2 |
実は中間管理機構を作らなくても農地は集積しつつある。中間管理機構の推進手法に関しては不十分なものと考えている上に実績があがってないので2評価。
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農協改革(中央会制度など)等については、本年6月に与党で取りまとめた「農協・農業委員会等に関する改革の推進について」に基づき、議論を深め、着実に推進する。【出典:2014年衆院選マニフェスト】
農業委員、農業生産法人、農協など一体的な改革を実施する【出典:2014年6月24日「日本再興戦略」】
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評価理由に関するコメント | |
大泉一貫氏
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5
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農協改革として打ち出された内容を改革と言うには不十分と考えているが、決めたことは全部やろうとしているのが明確なので5評価。
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評価コメントは以下の基準で執筆いただきました
・この3年間で未だに着手しておらず、もしくは断念した計画であるが、国民にその事実や理由を説明している(但し、国民に説明していなければ-1点)
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1点 |
・着手して動いたが、目標達成は困難な状況になっている
(但し、国民に説明していなければ-1点) |
2点 |
・着手して順調に動いているが、目標を達成できるかは判断できない |
3点 |
・着手して順調に動いており、現時点で目標達成の方向に向かっていると判断できるもの
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4点 |
・この3年間で実現した。もしくは実現の方向がはっきりと見えてきた
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5点 |
新しい課題について
3点 |
新しい課題に対する政策を打ち出し、その新しい政策が日本が直面する課題に見合っているものであり、かつ、目標や政策体系の方向が見えるもの。または、政策体系が揃っていなくても今後、政策体系を確定するためのプロセスが描かれているもの。これらについて説明がなされているもの |