アジアでの市民目線の議論の実現に向けて

2014年6月20日

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アジアでの市民目線の議論の実現に向けて


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工藤:言論NPOの工藤です。今、羽田空港にいまして、これからソウルに向かいます。

今日(6月19日)は朝から、9月に予定している「東京-北京フォーラム」の実行委員会を開催し、中国との対話の準備が始まりました。その後、アメリカから安全保障を専門とするシンクタンクの人たちが来日していましたので、今後のことも含めて意見交換を行いました。我々は、アジアの議論を行うためには、アメリカとの対話を進めていかなければいけないと考えていましたので、今日を機会にそういった動き開始します。

そして、これから7月18日に開催する日韓未来対話の協議のためにソウルを訪問します。今日、話をしたアメリカの人たちも、日韓、日中という近隣国間の関係について非常に心配していました。韓国との議論は、尖閣問題を含めた中国との議論よりは、国民感情の問題や相互理解という問題がより重要だと認識しています。やはり、お互いの国民が、相手国に対してかなりマイナスのイメージを持っている、という問題について我々はどう向かい合うのか。そういったことをオープンな場で、市民が見ている場で議論していくことが重要だと思っています。その仕掛けをどういう風にすればいいのかということが、今回、私がソウルに行く最大の目的です。

そういったことを踏まえながら、韓国で2日間にわたって、いろいろな人たちと議論をしてきます。私たちのアジアにおける市民目線の議論、そして「輿論」を意識した対話という課題に対して、我々がどのような答えを出そうとしているのか。こういったことについて、これから真剣に取り組んでいきますので、ぜひ皆さんには、我々の動きを見守っていただければと思います。

ということで、羽田空港からお送りしました。これから、私たちは議論を開始します。