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■■■■■言論NP0メールマガジン
■■■■■号外 「東京‐北京フォーラム」の公式HPが始動!参加者も募集中です!
■■■■■2008/08/21
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メールマガジン会員の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
このたびは号外として、本日より開設されました「東京‐北京フォーラム」の公式
ホームページと、一般参加者の募集についてご案内させていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
★「第4回 東京‐北京フォーラム」公式ホームページが始動!
言論NPOが主催する「第4回 東京‐北京フォーラム」の開催までいよいよ
残すところ1ヶ月を切りました。
北京オリンピックに世界の関心が集まる中、日本と中国ではオリンピック直後に
東京で開催されるフォーラムに向けて、急ピッチで準備を進めています。
この公式ホームページでは、フォーラムの見どころ、参加者の紹介、そして
9月15日からの17日までの3日間、実際のフォーラムにおける全体会議と分科会
での議論を公開していきます。
フォーラムの魅力を充分に感じていただけるようなサイトにしていきます。
ぜひご覧ください。
▼「東京‐北京フォーラム」の公式サイトはこちらからどうぞ
http://tokyo-beijingforum.net/
★フォーラムへの一般参加者を募集します
「第4回 東京‐北京フォーラム」では、一般の参加者が全体会議と分科会での
議論を傍聴することができます。
希望される方は登録が必要ですのでお申し込みください。
全体会議は先着100名、各分科会はそれぞれ30名となっておりますので、お早めに!
「東京‐北京フォーラム(北京‐東京フォーラム)」は毎年、北京と東京で
交互に開催され、今年は第4回目の開催となります。
毎回、100人を超す両国の政府要人やジャーナリスト、経営者など両国を代表する
ハイクラスの有識者が参加し、両国の課題を巡って激しい議論が行われます。
特に東京で行われた第2回フォーラム(06年8月)は、5年ぶりとなる首脳会議再開
(06年10月8日)へ道を開いた歴史的会議となったことで知られていますが、
今回のフォーラムは、それ以上に北京五輪直後の重要なタイミングに行われ、
かつ「食品の安全性」「食料の安全保障」やマクロ経済、環境問題に関する議論や
五輪などで浮かび上がった両国のメディア報道の問題などを巡って本格的な議論が
なされます。
第4回フォーラムの議論の内容は、言論NPOのホームページや他メディアなどで
広く公開されますが、実際に議論を会場で傍聴される方は、事前登録が必要に
なります。ただし、席に限りがございますので、ご希望に添えない場合もあります。
登録者には参加確認書をお送りいたします。
○16日と17日の全体会議(定数500人)のうち100名を無料でご招待
○16日午後の分科会のうち、別会場で開催される「政治対話」には大学生200名を
無料でご招待
○「政治対話」以外の6つの分科会(「メディア対話」「政治対話」「食料対話」
「環境対話」「地方対話」「安全保障対話」)は、席に限りがあり、また両国の
専門家や政治家などを交えた議論になるために先着30名に限ってご招待
(ただし、これらの分科会への参加は有料となります。参加費は1万円で、
フォーラム運営の経費として活用させていただきます)
○「メディア対話」に限り、インターネット会議方式を採用する予定です。
インターネットを通じて議論に参加していただける参加者を募集します。
「メディア対話」は私たちが実施した世論調査の内容をもとに、両国のメディア報道
の問題などを議論するものです。無料ですが登録制となるため、こちらもお申し込み
が必要となります。定員は1000名です。
▼インターネットでのお申し込みはこちら
https://f.msgs.jp/webapp/form/12268_wds_10/index.do
▼FAXでお申し込みの方は、下記より申込用紙をダウンロード後
03-3548-0512へお送りください。
http://tokyo-beijingforum.net/archives/entry.pdf
★代表 工藤がフォーラムについてコメント
「東京‐北京フォーラム」は今年で4回目の開催となります。
3年前、日中関係は最も深刻な時期にありました。経済分野では強い関係を持ちながら、
政治や国民レベルになると感情的な反発が高まっている。中国では北京などの
主要都市で反日デモが広がり、政府間の外交も途切れた状況でした。
この光景を実際に見て、私たちは、両国民に広く開かれた、民間主導の強い議論の
舞台が両国には必要だと考えました。表面的に友好を取り繕ったり、儀礼的な関係
ではなく、お互いを尊重し本音で議論できる関係、たとえ喧嘩になっても何でも
言い合える関係。それこそがこれからの両国関係やアジアの未来を切り開くことになる
と思えたからです。
こうした提案に日本と中国の実に多くの友人に協力していただきました。
そして、「東京‐北京フォーラム」は2005年、両国民にとって特別な時期でもある
8月に、しかも反日デモの余韻が残る北京で立ち上がったのです。
その後、フォーラムは北京、東京と回を重ね、わずか3年で大きく成長を遂げました。
歴史認識問題やメディア報道を巡る対立などの国民間の相互認識に関わる対話から、
環境、経済、安全保障など両国の政策課題への議論まで幅を広げ、ハイレベルの
民間対話として議論の内容も両国民に広く伝わるようになりました。
そして、06年8月の第2回目となる東京でのフォーラムは、その2ヶ月後の10月の
首脳会談再開に向けて歴史的な役割に果たすことになったのです。
政府関係は両国首脳の相互訪問に見られるように劇的に改善しました。しかし、本当の
改善はまだこれからだと私たちは思っています。このフォーラムに合わせて毎年実施
している世論調査でも、日本人と中国人のお互いに対する理解や認識にはまだ大きな
ギャップが存在しています。こうした状況を解決することはそう簡単ではありません。
が、それを乗り越えるためにも民間対話の質と幅を大きく広げる必要があります。
第4回フォーラムはこの一年間に両国民の間で表面化した様々な問題に対する相互理解
に正面から取り組むと同時に、両国だけではなく、アジアの課題となっている食料、
環境、安全保障、災害協力、マクロ経済運営で本気の議論を行うつもりです。ご期待ください。
認定NPO法人 言論NPO代表 工藤 泰志
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発行者 (認定)特定非営利活動法人 言論NPO 代表 工藤泰志
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