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■■■■ 言論NPO メールマガジン
■■■■ 2014年10月1日
■■■■ 発行:認定NPO法人言論NPO<https://www.genron-npo.net/>
【Topics】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【座談会】「東京-北京フォーラム」次の10年に向けて
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9月28日から2日間にわたって、東京で開催されていた
「第10回 東京-北京フォーラム」は、最終日である29日に日中の民
間による「東京コンセンサス」を提唱し、閉幕いたしました。
一方で、「第10回 東京-北京フォーラム」終了後、本フォーラムの
次の10年に向けて調印式を行い、これまで中国側の主催者であった中
国日報社との協力関係を維持しながら、中国国際出版集団との共同で
主催することで合意し、同集団の周明偉・総裁と調印式を行い、
「東京-北京フォーラム」は次の10年に向けて、新たなスタートを切
りました。
こうした状況を踏まえながら、フォーラムの日本側の中核を担う4氏
が総括座談会を行いました。ぜひご覧ください。
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【座談会】「東京-北京フォーラム」次の10年に向けて
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2005年、日中関係が非常に厳しい局面の中で始まった「東京-北京フ
ォーラム」は、節目となる10回目を終えました。昨年は民間レベルで
「不戦の誓い」を合意するなど多くの成果を挙げてきた同フォーラム
ですが、未だ日中関係は厳しい状況にあります。また、両国民の相互
理解は改善できないでおり、多くの人が両国関係の将来の姿を描けな
いでいます。
そのような状況の中、次の10年も引き続き同フォーラムを開催してい
くことを盛り込んだ「東京コンセンサス」が発表され、さらに今後10
年のフォーラム運営は言論NPOと中国国際出版集団が共催して行う
ことを盛り込んだ調印も行われ、新たなスタートを切りました。
座談会では、同フォーラムの日本側の中核を担う4氏が、これまでの
10年の対話を振り返り、さらに、日中関係の構造的な変化を踏まえな
がら、次の10年でどのような対話を何を目指すべきか、語り合いました。
参加者:
明石康(「東京-北京フォーラム」実行委員長、国際文化会館理事長)
武藤敏郎(同副実行委員長、大和総研理事長、元日本銀行副総裁)
宮本雄二(同副実行委員長、宮本アジア研究所代表、元駐中国大使)
山口廣秀(同副実行委員長、日興フィナンシャル・インテリジェンス株式会社理事長、前日本銀行副総裁)
司会者:
工藤泰志(同運営委員長、言論NPO代表)
▼【座談会】「東京―北京フォーラム」次の10年に向けて
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-328.html
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「第10回 東京-北京フォーラム」会議全容
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「北東アジアの平和と日中両国の責任」をメインテーマに9月28日か
ら行われていた「第10回 東京-北京フォーラム」は9月29日に最終日
を迎えました。
最終日は基調講演と分科会報告からなる全体会議を行い、最後に「東
京コンセンサス」を提唱して閉幕しました。閉幕に先立つ挨拶に立った
工藤は、「過去10年の間、多くの仲間を得、日中韓にこうした議論の舞
台が出来上がった。これは未来への財産だと思う。この財産を次の10年
に広げ、さらに多くの役割を果たせないか。その始まりが今日だ」と、
新たな10年に向けての決意を力強く述べ、2日間にわたって開催された
「第10回 東京-北京フォーラム」は閉幕しました。
では、2日間にわたって開かれた「第10回 東京-北京フォーラム」では
何が語られたのか。
▼東京コンセンサス
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-324.html
▼「次の10年」に向けた新しい形の日中関係と、フォーラムの在り方とは(29日全体会議前半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/10-14.html
▼分科会報告(29日全体会議後半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/10-14-2.html
▼日中間の現状を認識し、危機管理をどのように強化していくのか(安全保障:前半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-316.html
▼日中関係の将来を考えた上での共通の利益とは何か(安全保障対話:後半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-317.html
▼「重要なのは両国にとって大切な価値を尊重し合うこと」(メディア対話:前半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-320.html
▼「日中両国の感情悪化に対して、メディア報道と文化交流が与える影響とは」(メディア対話:後半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-321.html
▼日中の経済関係において、協力できることは何か(経済対話:前半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-318.html
▼日中間の経済協力は新しい形へ(経済対話:後半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-319.html
▼日中両国に対する認識ギャップを率直に語り合う(政治対話:前半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-314.html
▼両国の未来を担う若者に期待するもの(政治対話:後半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/post-315.html
▼日中の対話の力でこの困難を乗り越えられるのか (28日全体会議前半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/10-12.html
▼共通利益の拡大によって対立を乗り越えていく(28日全体会議後半)
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/10-13.html
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「第10回 東京-北京フォーラム」記者会見 報告
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「第10回 東京-北京フォーラム」終了後、フォーラムの中核メンバー
が出席し、記者会見が行われました。
冒頭、代表の工藤は「日中関係が厳しかったので、10回続けばいいと
思っていた」と打ち明け、フォーラムの生みの親でもある趙啓正氏は
「中日関係の寒さは続いているが、このフォーラムは民間交流の1つ
のルート、1つの暖流である」と民間対話開催の意義を述べました。
▼記者会見の報告記事はこちら
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/10-16.html
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「東京-北京フォーラム」の次の10年に向けた調印式 報告
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「東京-北京フォーラム」の次の10年に向け、言論NPOは29日午後、
東京都内で中国国際出版集団との共同で主催することで合意し、同集
団の周明偉・中国国際出版集団総裁と調印式を行いました。
▼続きはこちら
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/10-15.html
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「東京-北京フォーラム」 10周年パーティー 報告
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「第10回 東京-北京フォーラム」終了後、虎ノ門ヒルズに場所を移
して「東京-北京フォーラム10周年記念パーティー」が開かれました。
開会の挨拶として代表の工藤は、「『東京-北京フォーラム』は10年
間を経て、日中間の最も信頼できる対話になった」と、この10年間の
成果を強調しました。そして10周年パーティーに先立ち行われた調印
式に触れ、「東京-北京フォーラム」の次の10年の中国側のパートナ
ーとして新たに中国国際出版集団が加わったと発表し、
「東京-北京フォーラム」をさらに進化させ、「民間の対話で両国が
直面する課題の解決に向けて挑戦していきたい」という強い決意を述
べました。
▼東京-北京フォーラム 10周年パーティー 報告
https://www.genron-npo.net/world/genre/tokyobeijing/-10.html
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