安倍政権実績評価 個別項目の評価結果 【原発・エネルギー】
評価項目 | 評価 | 評価理由 |
原子力の安全性は規制委員会による専門的判断を優先、原発の再稼働は順次判断し、3年以内の結論を目指す。 |
4 | 新しい規制基準が示されたが、審査が厳格に行われ、原発行政が国民の信頼を取り戻せるかどうかは、今後の政府、原子力規制委員会、および電気事業者の取り組み次第。但し、規制委員会の評価プロセス・結果、それを受けた政治判断は不透明 |
当面最優先で再生可能エネルギーの最大限の導入と省エネの最大限の推進を図る |
3 | 太陽光以外の再生可能エネルギーの普及を促進するためには早晩抜本的な制度の見直しが必要となる。また、メガソーラーの多くが大資本によるため、分散型の地域エネルギーのイメージからはかけ離れた事業となっている。地域に雇用を生むなど、地域振興につながるような仕組みづくりが必要。 当面の電力供給危機は回避の見込みだが、より持続的な政策のあり方はエネルギー基本計画の議論に委ねられるため、現時点では明確ではない。 |
遅くとも10年以内には将来にわたって持続可能な「電源構成のベストミックス」を確立する |
3 | エネルギー基本計画での議論、規制委員会の審査を受けた再稼働判断がどうなるかは、今後の展開を見守る必要がある。一方で原発輸出を首相主導で進めるなど、国民への説明が不十分。 |
ポスト京都で主導的な役割を主導、温室効果化ガスの長期目標は堅持、中期は目標再設定で現実実効的政策を推進 |
2 | エネルギーミックスに関する議論を先送りしたことで、温暖化問題に関する国際的な議論を主導できないばかりか、温暖化対策に後ろ向きな国であるとの評価を受けている状況であることから、低評価とした。 一方で、温暖化対策について首相指示を出し、攻めの地球温暖化外交戦略を指示したことは評価できるも、具体的な中身についてはこれから。 |
判断基準
1点:未着手、または断念 2点:着手したが、実現の展望がなかったり、既に修正が行われているにもかかわらず、 そのことが国民に説明されていない 3点:着手し、予定通り進んでいないが、一定の成果を上げている 4点:着手し、予定通り進んでいるが、目標を達成できるかは現時点では判断できない 5点:着手し、予定通り進んでおり、実現の方向に向かっている各分野の点数一覧
安倍政権通信簿は2.8点(5点満点)
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