次の選挙が日本の新しい変化のきっかけになると、期待していますか? -413人の有識者の声を公開します

2012年9月18日

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各回答とその理由

強く期待している(15.8%)

会社役員
○期待しなけりゃやってられない(30代・会社役員)
○小泉純一郎氏のポピュリズムとまで言われるリーダーシップに反省すべき点はあるかもしれないが、いろいろな情報が白日にさらされる今日、新世代にきちんと世の中をバトンタッチするには,大人の課題解決のためにある民主主義の更なる成長が不可避であり、選挙というものを大切に思い、常に強く期待するのが大人の姿勢、そしてそれがほんとの民意であるべきだと思うからです。(50代・会社役員)
○いよいよ政界再編が実現しそう。(50代・会社役員)
○私は日本の将来に大きな危機感を持っています。どうせ変わらないさなどと斜に構える余裕もないし、少しでもいい方に変わってほしいという願望があると同時に、一人一人がそう願い、行動していく必要と義務があると感じています。(50代・会社役員)
○現在の日本には新しい変化が必要だと思うし、またそれが可能な政治勢力の変化ならびに国民の意識変革が見られるから。しかし、結果が期待どおりになるかどうかについては疑問もある。(50代・会社役員)
○消費税引き上げは、悪魔の選択だ。なんとしてもこれを阻止しなければ明日の日本はない。(50代・会社役員)
○そういう願望であるが、現実には候補者のレベルが更に悪化し、混乱ないし迷走が続くのではないかと、大きな不安を持っている。(60代・会社役員)
○日本は、直面している公的債務、安全保障、農業、TPP,原発、経済成長 等の課題と確りと取り組む必要がある。どれも明確な方針がでてなく、今の延長線上には解決が求められない。強いリーダーシップを持つ政治体制が必要。(60代・会社役員)
○エネルギー(原子力)政策の転換と経済成長、領土・安全保障・外交政策の再構築、税と社会保障の一体改革、東日本大震災・原発事故からの復興策の推進、等を柱に、日本が今後どんな国となることを目指すか、それに向かう具体的な道筋や施策と今後3~5年の行動計画、これに重要な責任を持たねばならない政治・統治機構のありかた、等を問う選挙となり、好むと好まざるとに関わらず、また結果に関わらず、日本の新しい変化のきっかけになる選挙にならざるを得ないと考えている。(60代・会社役員)
○過去何代かの政治体制は何をしたいのか伝わってこなかった。有権者への阿りが感じられるだけでした。震災への復興でも指導力が感じられず、新しい次の世の中を訴えていない。国債関連法案も成立出来ず概算予算総額は100兆円を超え、今、全ての支出に大鉈を振るえる政治体制を期待したいから。(60代・会社役員)
○このままの政治では日本が沈没する。世界から嘲笑される。(60代・会社役員)
○民主党は政権を担う経験、知識、人材がいない事が明確になったので。(60代・会社役員)
○今のままでは非常に問題だから。(60代・会社役員)
○演技ではなく、政治が出来、日本を大切にする政治家を多く選出する必要がある。(60代・会社役員)
○今の政治はあまりにお粗末(60代・会社役員)
○政治・経済・安全保障など難題克服を迫られているので。(70代・会社役員)
○ポピュリズム候補者に投票する傾向が強い(70代・会社役員)
○魑魅魍魎の政治よりの脱却を国民皆が切望しているから(70代・会社役員)

会社員
○日本は財政、産業の変化、技術革新等、様々な分野で変革が必要であり、多くの分野でもう変革をするべきタイミングを逃し時間切れである。 この状況を少しでも改善するために政治の変化は待ったなしであるか(20代・会社員)
○民主党が前回公約したことを裏切ってきたことへの国民の審判が民主主義において極めて重要と考えます。(40代・会社員)
○民主党政権の閉塞状態のリセット(40代・会社員)
○政権交代がゴールであった烏合の衆の集団、その中心には定性的な「友愛」などといった言葉遊びの権化がいた不幸な歴史を経て、自ら考える新しい理念を掲げつつ、かつ実行できそうな複数のリーダーが集結しそうだから。(40代・会社員)
○野田首相が命をかけて推進しようとしている一般消費税値上げと「一体改革」はだれが首相になっても推進せざるを得ないが、新政権の構成次第では後戻りしかねない。また、エネルギー・環境政策の方向付けも我が国産業・社会の行く末を大きく規定する。その意味で、期待せざるを得ない。(50代・会社員)
○日本は早く内向きの政治から脱却し、外交面をどう強化するかしっかり検討するべき段階にいます。それなのに自民党など野党も与党も国内世論に迎合するだけで、マスコミも足をひっぱるばかり。新しい政権が誕生し、日本の将来を託すにはよいきっかけになると思う。(50代・会社員)
○民主党は約束を破った。未だ自民党の方がまし。日本維新の会も官僚に取り込まれて民主党と同じになりそう。 それなら、官僚との談合が得意な自民党の方が、少しは「政策」を実行すると期待。(60代・会社員)
○大きな課題を多く抱える社会には変化を起こすことが必要。(70代・会社員)

メディア幹部
○日本は今、すでに変革しなければいけない時に臨んでいる、選挙で気迫のある指導者を選出し、諸事情を改革し、強い我が大日本を再造しましょう(20代・学者/研究者)
○内政、外交、震災復興で民主党政権が国民にとって不満足な結果であることは明らか。一刻も早く立て直す必要があるとの思いを深くしている。刷新を強く期待しているが、具体的に誰がそれを担えるのかは不透明だが。(50代・メディア幹部)

メディア
○政党のあり方を有権者が考えざるを得ない選挙だから。(40代・メディア)
○政治力は大切です。(50代・メディア)
○海外のリーダーが交代の時期であり、当然ながら、日本も新たなリーダーで、本格的な政治の再スタートにすべきと考えるからであります。(50代・メディア)
○なってほしいという強い願望を込めて「強く期待」をマークしました。日本は今のままでは国としての存亡があやしくなります。今こそ新しい変化が必要です。そのチャンスは選挙しかありません。従って期待するわけです。(70代・メディア)

国家公務員
○保守政権回帰に期待(40代・国家公務員)
○経済社会や外交面で国難ともいえる状況に直面している我が国の舵取りを確かなものにしていただきたい。(50代・国家公務員)

地方公務員
○増税法案が可決され、中国・韓国との関係の転機が訪れている現在において、次の選挙は新しい変化のきっかけとなるよう期待している。(30代・地方公務員)
○国家戦略の弱さゆえに,日本の国益がこれ以上,損なわれることのないような政治体制になって欲しいため。(40代・地方公務員)

国会議員秘書/党関係者
○新しい政策集団維新の会がどうなるか?・・・・。自民党が政権奪還出来て経済が良くなるか?(60代・国会議員/秘書/党関係者)

NPO/NGO関係者
○民主党は、前回の選挙で掲げた公約をことごとく無視し、もはや公党としての信用は地に失墜しました。原発対策とエネルギー政策、社会保障改革等、この国の将来を左右する重要案件が山積される中、この国の主体である国民の真意がどこにあるのか、選挙を通じ問うべき時期が来ています。一方で頻繁に国のトップが変わる事態は、誰を窓口に対処すればいいのか、諸外国からの信用低下を招くとともに官僚機構による支配力・またそれへの依存力を強めることにもなりかねません。そういった観点からすれば、実は長期政権の方が望ましく、方法論のぜひはともかく、自らの存在・責任を否定するかのような問責決議に賛成した最大野党の自民党にも大義がない以上、実は、この秋に解散する必要はないのでは、と考えるところもあります。任期まであと1年、次の勢力を見極める上で時間はあせらずかけてもらいたい。(30代・NPO/NGO関係者)
○次の総選挙を契機として政界再編を期待しているから。既成政党では改革はできないと考える。(50代・NPO/NGO関係者)
○民主党政権では、日本が国の体をなしていないと感じるから。(60代・NPO/NGO関係者)
○前回の政権交代により、政策の対象が従来とは異なり弱者に広がったのは確かである。これが以前のように経済優先・効率優先に戻ることは、成熟社会を目指さなければならない我が国の方向性とは逆行する。我々NPOは市民の力で成熟社会を目指すことであるので、市民の力を生かす政権の確立を期待する。(60代・NPO/NGO関係者)
○日本が衰退の坂道を転がり落ちるかどうか・・・。変化の始まり。(70代・NPO/ NGO関係者)
○現状の混迷に辟易している。ポピュリズムを打破しないと、更なる混乱が予測される。(70代・NPO/NGO関係者)

各団体関係者
○「強く期待している」というよりも、(次の選挙で)国民一人一人の手により日本の新しい変化のきっかけとしていかなければならないという思いを強くしている。でなければ、日本に明るい未来は存在せず、民主主義そのものが成り立っていかなくなるのではと危機感を有している。(40代・各団体関係者)
○税と社会保障、エネルギー、外交、原発、日米安保、法律改正、東北復興、地震対策等、懸案事項は限りない。与野党の代表選挙と衆議院の解散他、政治のリーダーの交代期に期待せざるを得ないと考える。(50代・各団体関係者)

自営業
○従来の利益誘導型の政治構造から脱却できるかの試金石として期待する。が、政治家を含む国民の多くが日本という国を枠で囲んだ発想しかできないから未来を見据えた変革は起きないだろう。(50代・自営業)
○馬鹿なことを続けている時間はもはやない。国民の覚醒を期待したいから。(60代・自営業)
○決めない政治からの脱却。世代交代。(60代・自営業)
○1,公約という政治家、政党の約束が反故にされた。政治家の言うことが信用ならないのは民主主義にとり致命的である 2、何か印象的に政府の要人が頼りない、力強さが感じられない 3、このことは、自民党にも、言えると思う。(80代以上・自営業)

学生
○詳しいことはよくわからないが、私から見てあまりうまくいっているように思えない民主党政権の信を試す機会であり、メディアから今も攻撃され続ける自民党の真価が問われる機会であり、前回の選挙以来影が薄くなったみんなの党、国民の生活が第一の盛り返しの機会であり、海のものともや山のものとも知れぬ維新の会の盛衰の先行きを示す機会であるから(20代・学生)

その他
○多くの国民が、今程政治に関心を持っている事は、これまで余り無かったように思います。一人でも多くの有権者の投票を期待します。(40代・その他)
○既成政党の機能不全が極まっており、日本維新の会のような全く新しい勢力も現れ、政界再編などの変化に繋がる可能性がある。(60代・その他)
○政界再編の序章。(60代・その他)
○日本の子供たちの将来がかかっていると思うから。(60代・その他)
○日本を復活の軌道に戻せる時間はあまり残されていないので今度の選挙がおそらく最後の機会。(60代・その他)
○今の政治は衆参のねじれ現象も一因であると考えられるが、政局に関心が集まり日本の将来を展望した議論が行われていない。日本国の在り方を真摯に考える集団ができることが期待される。(70代・その他)
○国民がそろそろポピュリズム政治から脱却できると期待するから。(70代・その他)
○このままでは日本は崩壊する。何とかしないと危ない。たるんだ日本は韓国、中国、ロシアに狙われている。単なる杞憂ではないことは工藤さんならご理解いただけるでしょうね。今は松下政経塾出身でなければ国政は出来ないようですが、その上をゆく「憂国の士」の出現を期待したい。政党とかは関係ない。超党派でケネデイ、吉田、角栄?なみの「人物」を期待したい。(年齢・職業未記入)


やや期待している(32.6%)

会社役員
○政治家たちが危機意識をもちはじめていると思うから。(30代・会社役員)
○スローガンにすぎない政権交代ではなく、国民の意志による政策変更をともなった政権交代になりそう。(40代・会社役員)
○中国人として、いま日本政局の混乱は構造的長期的経済低迷と時代変化に伴わない政治体制改革によるものだと思います。卓越した人物の登場を期待するが、個人に期待をかけることも誤りやすい。故に「やや期待する」という答えです。 また日本の選挙に投票権を持ってないので、投票関係の質問に答えできません。(40代・会社役員)
○民主党の明らかな失敗をベースに、次の政権はそれを繰り返さないことを主眼において、よりよい国政運営を行うことが期待されるので。(50代・会社役員)
○政界再編を期待している。(50代・会社役員)
○政界再編の可能性。(50代・会社役員)
○難題が待ち構えている現状にあるため。(50代・会社役員)
○日本の衰退を回避する最後のチャンスという願望に近い。(50代・会社役員)
○閉塞感から新党が出てきたことによる影響で各政党に危機感がある。(60代・会社役員)
○新規政党へのかすかな期待。(60代・会社役員)
○民主党代表が野田総理になるとみられると同時に、自民党総裁選で政策のわかる人物が選ばれる可能性がある。(60代・会社役員)
○政権担当能力のない民主党の交代が期待できるから(60代・会社役員)
○期待は常に持ち続けたい。(60代・会社役員)
○民主・自民の分裂および維新の存在により、政界再編成が多少は期待できるから。(60代・会社役員)
○政界再編成のきっかけとなる可能性。(60代・会社役員)
○過去の失政に対する反省。(60代・会社役員)
○民主党は全く統治能力なし。自民党に期待をしたいが、未だに長老?が介入するようでは期待できそうもない。消去法的に、橋下氏の維新の会になるが、民主党と同じく素人の集まりという心配が拭えない。新しい変化の兆しとなることを期待したいが、期待出来る政党がないのが残念という思い。(60代・会社役員)
○前回総選挙で中身のないマニフェストと政権交代という甘言に酔った国民が反省の下にどのような選択をするかで、日本国民の政治意識が問われており、そのことを気づいてどういう結果を齎すかに期待しているから。(60代・会社役員)
○政権交代の可能性が高くなる小選挙区制へ中選挙区制から変更し、実際に政権交代が起こる時代になってみると政治家の劣化が進み、選挙向けの大衆迎合のマニフェストを掲げてそれを実現できない体たらくである。失望している国民に向けて、更にポピュリズムに走る政党が出てきている。逆説的だが、このような危機状況だからこそ、少なからぬ国民が厳しい目線で審判することを期待する。(60代・会社役員)
○現状を打破するには、中小政党乱立を経て政策に基づく政界再編しか選択肢はない。今回の選挙は、その第一段階と位置づけるしかない。(60代・会社役員)
○維新の会の活躍に期待したい。既成政党に対する期待はゼロ。異端しか社会を変えることはできない。価値の共感を考えている維新の会の今後の動きを見守りたい。(60代・会社役員)
○新しい勢力が台頭してきており、これに触発される形で、何らかの変化が起こるのではないかとの淡い期待がある。 自民党の総裁選挙にも従来により変化に対応したいという想いと透明性が感じられる。まだまだ熟していない部分も多々あるが、有権者の意識の変化と政治の側の対応にいささかなりとも期待したいのは、私だけでしょうか。(60代・会社役員)
○維新の躍進を含めて、政界再編のきっかけにはなると思われる為。(60代・会社役員)
○ここまでひどい状況になってしまえば少しは期待せざるを得ない。実現性には悲観的。(70代・会社役員)
○これまでの政治では国民の信頼が得られないことがはっきりした。次期選挙に於いて新たなうねりを期待することと、リーダーの若返りに期待したい。(70代・会社役員)
○三年前で壊し民主政権で問題がわかりかけ、今度の選挙で政策による再編のきっかけが起きる。  今回は皆政策論争不十分、今回では安定政権は出来ないから。次回を待たざるを得ない。(70代・会社役員)

会社員
○国民が「民主党には期待できない」「民主党には政権担当能力が無い」ということに気づいたとともに、自民党の手腕を見直す選挙になるから。(20代・会社員)
○消費税・震災復興の次への段階・尖閣問題など課題は山積している中で、今後の政治を誰に任せるかという重要な意思表示をするタイミングだから。(30代・会社員)
○維新の会の躍進が予想されており、国政進出後の影響力について国民の期待がどの程度なのか、判明するため。(30代・会社員)
○政権交代を経験した有権者が、その経験・反省を踏まえて新たな決断を行うことになると思うため。(30代・会社員)
○地方政党の国政進出について、既存政党間の駆け引きに終始してきた昨今の日本政治への良い刺激となることを期待する半面、駆け引きの道具に利用されて終わってしまうだけというような感もあり、一概には断定しかねるため。(30代・会社員)
○民主党政権の統治機能がないことが明らかになった今、統治機能の向上に目が向いているため。(40代・会社員)
○様々な分野で滞りや問題が発生しており、総選挙により(一遍には無理だが)少しでもそうした課題を克服していける方向に進んでほしい。(40代・会社員)
○民主党政権の終了と新しい政権の形(40代・会社員)
○時代の流れが個人の発言を自由に出来るようになってきている。 しかし、政治の世界では大きく変えられるほどの声を出せる人がいない。人格未熟であったり、経験がないなど...(50代・会社員)
○前回、前々回の衆院選の結果について、国民の期待とのかい離が激しい状況が生まれ、これを教訓とすべき風潮があること、小選挙区制度の改正議論が機を熟しつつあること(50代・会社員)
○日本がグローバル視点で見るに、全ての面で瀬戸際になっており、 政治的にも具体的な解を出すしかない状況になっている。 その意味で追い風が吹いているから。(50代・会社員)
○有権者のあきらめが、全てをダメにする根本であると思うから。(50代・会社員)
○既成政党を刺激する新しい力に期待している。(50代・会社員)
○政権政党が代わることが期待される。(50代・会社員)
○東日本大震災を経て、原子力問題や、TPP等今後の日本の針路を決めていく課題が多い選挙になるとともに民主党政権によるマニフェスト無視の政治姿勢の結果として、各党が、総花的な政策ではなく、重点ポイントを置いた政策主張をせざるを得ない状況となり、国民の選択がYES・NOでわかれやすい選挙になると思われるから。(50代・会社員)
○前回の総選挙の失敗が明確になり、有権者の意識も変わっていると思うから。(50代・会社員)
○民主党の素人政治から脱却し救国内閣の組成を期待したい。(50代・会社員)
○政界再編につながるかも知れないから。(60代・会社員)
○今の政治は、政党も政治家も、あまりにもだらしないから。(60代・会社員)

メディア幹部
○衆院選の一年以内に、参院選がある。衆院選後にできる政権は、きちんとしたガバナンスがないと、参院選で、惨敗する。民主党政権の失敗を、衆院選後の政権は、学ばなければならないし、マスコミもそうあらねばならない。政治そのものが切羽詰まったところで、なんとか解決策を出す知恵が日本人にはあるのではないか、と、考える(40代・メディア幹部)
○第三極が一定の勢力を持てば、自民中心の政権になっても政界に変化がもたらされるのではないか。第三極が掛け声倒れだと、何も変わらないだろう。(50代・メディア幹部)

メディア
○維新の国政進出を機に政界が再編されることを期待するから。(30代・メディア)
○日本維新の会の国政進出により、透明性が高く、スピード感のある政治に変わる可能性があるから。(40代・メディア)
○日本の政治状況が一定の収拾を見るには、まだ時間がかかると思う。今回の選挙は、落ちるところまで落ちた感のある日本の政治が、どこまで復元できるかという意味で期待しているが(その逆になる可能性もある)、カオスの状態であるだけに、強く期待するのはむしろ慎まなければならないと思う。(40代・メディア)
○新たな枠組みが生まれる契機になる、と信じている。ただし、枠組みができるまでの時間がこれまたもったいない。(40代・メディア)
○また政権が代わるだろうから。(50代・メディア)
○民自以外の選択肢が増えるから。(50代・メディア)
○国民の現状への危機感がかつてなく高まっている印象を受ける。良い方に改革が進むかは疑問もあるが、本格的な改革に手をつけざるを得ない段階に来ていることは間違いないと思う。(50代・メディア)
○政党再編成の第1弾となる可能性がある。(50代・メディア)
○今よりはましになると思うから。(50代・メディア)

国家公務員
○反自民党というムードから安易に民主党に多くの投票が流れた、民主党が政権をとった結果、今のような政治の停滞が生じたことにさすがの国民も気づいてくれたのではないかと思うから。(40代・国家公務員)
○日本再生のために、今回の選挙は非常に重要だと考える一方、「決められない政治」に逆戻りしてしまった感のある政界の現状から、ポピュリズムに流されない政治が実現できるかどうか疑問であるため。(40代・国家公務員)
○政策を軸とした政界再編のきっかけとなるかもしれない、という点では期待しているが、一方でポピュリズム政治がさらに進むのではないか、という点を危惧している。(50代・国家公務員)
○浮ついた政治からしっかりした政治への変化の可能性が少しあるから。(50代・国家公務員)

地方公務員
○選挙にはいつも新しい変化を期待している。 ただ具体的な変化が描けないため、"やや"とさせていただきました。(30代・地方公務員)
○日本維新の会など既成政党以外の活動に期待しているから。(40代・地方公務員)
○すぐに変わる訳ではないが、次の選挙が政界再編のきっかけにはなると思う。(40代・地方公務員)
○現状打開が必要と思うから(50代・地方公務員)
○浮遊政治からの脱却が叶うかも知れない(50代・地方公務員)

地方議員/秘書
○既成政党の持つ危機感。(50代・地方議員/秘書)

学者/研究者
○政界再編のきっかけになる可能性があること。今の、政治経済社会の争点に沿って課題が整理され、そのラインで政党が再編成されることに期待したい。(50代・学者/研究者)
○客観情勢からすれば、少しでも早くこの国のこれからのビジョンが明確に提示される必要がある。その切迫感から、重要課題を取り扱う順番、それぞれについての具体的方向感について、政策論議がより積極的に展開されないものかと思っている。(50代・学者/研究者)
○少なくとも現状のこう着状態を脱する第一歩になる。(60代・学者/研究者)
○民主退廃、自民勝利だが、自民も強い支持を受けて多数派に戻るのではない。(60代・学者/研究者)
○国民は前回の選挙で、いいかげんな投票行動がいかに大きなツケを払わなければならないかを学んだ筈である。私の身の回りでも、人がよれば、最近は政治・経済・社会の話で持ちきりである。(60代・学者/研究者)
○世界情勢が目まぐるしく変わり、日本近海も波高しで、一刻も猶予がないのに、日本の政治は3等国、いや4等国のまま変わらずに来ている。グローバル化が進んでいる中で、未だに自国の都合ばかりを犬の遠吠えのように声高に唱えていれば済むかのような発言を繰り返す国会議員の多さ、そういう無責任な発言をする議員を、まるで愛国者の如くハイライトするマスコミ、長期的で真剣な国家ビジョンが議論されないまま、原発問題、オスプレイ問題、尖閣や竹島問題等が近視眼的に議論され対応されている。総選挙を1回や2回くらいしてもこの状況は変わるまい!!(60代・学者/研究者)
○政治不信の雰囲気が広がってきたなかで、政党政治ではない何かが生まれて欲しい。(70代・学者/研究者)

NPO/NGO関係者
○ねじれ国会・与野党逆転がどう変わるかを期待している。(40代・NPO/NGO関係者)
○維新の会に期待したい(40代・NPO/NGO関係者)
○問題が多いほど意識があがっていくと思うから(40代・NPO/NGO関係者)
○政策を軸にした既存政党の分解集約が若干は進むのではないかと考えられるため(50代・NPO/NGO関係者)
○政権交代があると理解している。(60代・NPO/NGO関係者)
○今までの政権から他の政権に移動するかも知れないという期待があるから。(60代・NPO/NGO関係者)
○維新の会の躍進。維新を支持するつもりはないが、自民も民主も政治・行政改革は組合と役人の抵抗から全く進んでいない。維新は烏合の衆で、政策も粗っぽ過ぎるが、維新がキャスティングボールを握れば、チェンジが期待できる。外交等は素人で、また安倍元首相らと憲法改正等の議論が加速する懸念は拭えない。(60代・NPO/NGO関係者)
○大いに期待したいところですが、政党政治が、個々の利害に動いているようであり、与野党に期待が持てかねる。橋下大阪市長率いる日本維新の会も選挙のための「ブーム」を巻き起こそうとしているだけで、危うい感が否めない。(60代・NPO/NGO関係者)
○そうあって欲しいという願望です。(70代・NPO/NGO関係者)
○問題山積。将来の日本の進路を決める時。(70代・NPO/NGO関係者)
○どうせダメだろうが少しは期待したい。(70代・NPO/NGO関係者)
○政権が代わるだろうから。(70代・NPO/NGO関係者)

各団体関係者
○鳩山、菅、小沢氏らが退場し、新しい政治家が現れて、日本社会の構造改革が進むことに期待。(40代・各団体関係者)
○政のあり方を最終的に判断するのは国民であり、選挙は政治家の振るまいに正当性を付与する重要な手続きである。どんな情勢にあろうとも期待をもって臨まざるを得ないと思うから。(40代・各団体関係者)
○民主党への期待が大きかっただけに、その結果に対しては失望するものの、 まだ一期しか与党を担当していない。3~4年で何かが変わるわけでもない。政治は表面に出る派手なパフォーマンスは必要ない。地道にコツコツと政策を推進してほしい。今年は、野田総理が消費税・社会保障一体改革で、取り敢えず日本の財政赤字を少しでも減らそうと頑張った姿は評価したい。我慢強さ、粘り強さに期待したい。(50代・各団体関係者)
○自民がダメで民主、民主がダメだから次は維新という流れには期待しない。既存メディアの責任が大きいと思うが、国民のムード的流れを止めなければならない。その「ダメ」の歴史を担ってきた自民と民主が責任を認識してはじめて期待される政治になる。今回の選挙は国民と政治家が危機感を共有すること、そこに期待している。(60代・各団体関係者)
○民主党から、自民党・公明党・日本維新の会への政権交代が成った場合、内政、外交ともに混乱が収まり、安定した国政運営が取り戻せる可能性が高い。(60代・各団体関係者)
○野田政権が継続し、決める政治を更に充実させる可能性があると思う。(60代・各団体関係者)
○世界に向け日本のアイデンティティを示すことが待ったなしになっているから。(70代・各団体関係者)

主婦/主夫
○民主党への政権交代は「自民党政権への批判」と「マスコミ主導」による 風のような現象で政権移行が行われた。しかし3年経たないうちに国民もブームによる 政権交代の危うさに充分気がついた節があります、政治の大切さや選挙をおざなりにした結果が今の特亜やロシアにつけ込まれる現状にも繋がっているので 次期総選挙では政治家の出自や政策・実績・これまでの主張など充分考慮して投票を行うよう有権者は考えています。ですから「日本維新の会」のようなマスコミが持ち上げている政党などは一番胡散臭い集団だと感じています。 次期総選挙では真正保守政権の樹立を望みます。(30代・主婦/主夫)
○まだまだ、機が熟していないような気もしますが、期待を込めて!(70代・主婦/主夫)

自営業
○憲法改正がマニフェストにあがる期待があるから。特に統治機構の改正に期待。(40代・自営業)
○日本維新の会及びそれに触発された政治勢力が、民意に基づかない政治を変える原動力となるかも知れない。(50代・自営業)
○民主党、自民党、公明党の連立政権ができ、決められる政治に向かえるかもしれないため。(50代・自営業)
○我々もだが旧来の政権党にあきあきしているから、日本維新の会などが取りざたされている。せっかく政権を変えたのだから少し修練の場も与えるような考えが欲しい。参議院をねじれさせた国民にも責任がある。国民も幼稚、マスコミも幼稚と思う。今育ってきている、大臣、副大臣に期待する。(70代・自営業)

学生
○今の民主党のような公約違反を繰り返し、かつ実務能力の低い政党が政権の座から去る可能性が高いため。(20代・学生)
○今戦後体制の見直しを行わなければ、日本は凋落するだけであるから。(30代・学生)

その他
○今の状況は必ず変わると予想されるが、それが好ましい方向になるかどうかはあまり期待がもてない。(50代・その他)
○新しい政党も含め国民の期待を裏切らぬよう有言実行を期待している。(60代・その他)
○前回、民主党の圧勝だった選挙でも、大きな変化を生んだ。むしろ悪い変化ではあったが、大きな変化であることは事実だった。次回選挙でも大きな動きがあるだろうと思われる。良いか悪いかは不明であっても日本の新しい変化のきっかけになるのは確実だ。(60代・その他)
○既存の政党には全く期待しないが、日本維新に僅かな望みがある。(60代・その他)
○仕切り直しにより、政界再編成への期待。(60代・その他)
○選挙の結果次第で、従来の政治構図を変える政界再編の可能性に期待しているから。(60代・その他)
○既存の政治家が落選するであろうから。 彼らの中には、改革する能力がない者が多い。(70代・その他)
○政策より政局の志の低い争いばかりの現情を考えると、基本的には期待できないと思うが、変化があれば何か新しいことが起こるのは一般的に言えることであり、その程度の期待感はある。(70代・その他)
○日本維新の会が登場したから。(70代・その他)
○国政には無理な維新の会ですが、既得権益狙いの議員集めの既成政党化で、それまで。リベラルでない、自治・共和な、この国のかたちを目指すことになればと思っている。(70代・その他)
○連立を行い、決める政治を期待する。(80代以上・その他)
○既存の政治状態に変化が生まれる可能性がある。(80代以上・その他)
○これまでの選挙の問題点は、投票する有権者により多くあったと思っています。次の選挙は、長い間続いた一党支配、この前の政権交代を踏まえて、日本維新の会の国政への参加があり、有権者の意識がよりまともな方向へ向かうのではと、期待しています。(80代・その他)
○政策の議論がなくバラマキで人気をとっている状態に飽きが来た。決められる政治にするには連立しかない。国家的重要課題をどんどん解決し実行してもらいたい。(80代・その他)

あまり期待していない(32.1%)

会社役員
○既存の政党には日本の将来ビジョンがなく、新党には官僚を使いこなすだけの知識・経験が乏しいため、積極的な投票先が見出せないため(40代・会社役員)
○政党が乱立。選びたい政党が不在。(50代・会社役員)
○おそらく自民党主体の政権ができるが、現在の自民党総裁選の状況を見ると、現行の政権より強力なものができるとは、期待できない。(50代・会社役員)
○ねじれが解消できず、与党のリーダーがリーダーシップのとれる状況にならないから。(50代・会社役員)
○新しい流れを作れるとは思えない状況だから。(50代・会社役員)
○次の選挙がいつ行われるかが不明であるが、民主・自民両党が議席を減らし、少数政党が票を増やすのではないか、と思う。その場合、はっきりと首尾一貫した政策実施は困難となり、目先の大衆迎合的な政策のみとなりやすく、国としての構造改革は望むべくもない状況に至るのではないかと考える。(50代・会社役員)
○どの政党もマジョリティを取れない選挙結果となるでしょう。その結果、連立工作を通じて、本来あるべき政策論議より多数派工作の方が優先されるため、「行うべき施策」より、「大衆受けする政策」が優先される事になると考えます。残念ながら、ポピュリズムの政治が大きく変わることは無いと予想しています。但し、今の民主党素人集団政権への猛反省が、多少なりとも活かされることはあるでしょう。(60代・会社役員)
○政界再編への通過点にすぎない混沌とした状況が続く。(60代・会社役員)
○自民党政権を期待したいが、候補者の中で誰が総裁に選出されるかによるので、現時点では明言出来ない。(60代・会社役員)
○政局しか頭にない選挙屋が日本の行く末、道筋にしっかりとしたビジョンを持っておらず、外交も既存しているように思えるため。(60代・会社役員)
○どの政党が政権を取ってもほとんど今と変わりがない。(60代・会社役員)
○きちんとした政治家がいない。政策の実現能力がない。(60代・会社役員)
○論戦が党利党略、政策論戦全く伝わってこない(60代・会社役員)
○嘘の公約、無知な政治家、与党・野党の足の引っ張り合い、等まともに進まないことが目に見えている(60代・会社役員)
○自民党も民主党も国民の期待に応えていないため、期待する政党がない。(70代・会社役員)

会社員
○各党のビジョンや政策が明確でなく、目先の人気取りに終始しており、どの党が政権を担ってもこれまでの利害関係を超えて中長期的な日本の成長に資する変革は起こせないと考えるため。(20代・会社員)
○誰が行おうと、足を引っ張る人がいるから。正確な情報が不足して、判断するには難しい。(20代・会社員)
○まだまだ何度も何度も選挙をしないと、政党の差(哲学)がはっきり分かれないと思うので。大きい政府と小さい政府のように。(20代・会社員)
○各政党がどのようなイデオロギーに立脚しているのか不明であること、それゆえに選挙の争点が不明確であること、相も変わらず政党内部の理論で政治家が活動していることが主な理由です。(20代・会社員)
○所詮人気取り(30代・会社員)
○選挙含めた政治システムの改革が伴わなず、既存システムの中で政党・首相が代わっても限界あるため。(40代・会社員)
○近年の選挙の結果が変化のきっかけとなった事実が無いから。(40代・会社員)
○自民・民主といった主要政党のガラガラポンが必要だと思うが、まだそういう状況にない。日本維新の会は、単なる素人集団で全く期待できない。国民の生活が第一については、期待したい面があるが、やや選挙目当ての政策が目に付き、本質的な政党としての力を未だ感じない。もうしばらく、政界再編の時期が続くように思う。(40代・会社員)
○おおきな問題(少子化、高齢化)にフォーカスした政策の方向性が見えない(40代・会社員)
○今回は既存政党の選挙戦であり、新味はない。次回は政界再編による新たな政策論争が活発になることを期待する。(50代・会社員)
○「日本の新しい変化のきっかけ」になることを強く願うが、リーダーとなるであろう候補(複数)の実際の(目に見えるという意味で)行動に、期待を抱かせるものが無い。(50代・会社員)
○既成政党に理念なく、「党利党略」すらなく、現状に流されている。維新の党も全国レベルでの政策があいまい。(50代・会社員)
○少数党が乱立し、決められない政治が続く(50代・会社員)
○政治が国民の声を反映できないようになっているように思います。政権が変わっても本当に国民の必要とする事柄が論議されるとはおもいませんが(50代・会社員)
○議員やメディアを含めた関係者が、選挙に勝つか負けるかが目的、基準となって動いているように感じるから。(50代・会社員)
○近年の選挙と同様に新しい変化のきっかけにはなるだろうが、それがよい変化になるとは思えない。(50代・会社員)
○国政を担うにふさわしい人の選定方法に問題があるから。(50代・会社員)
○「総裁になれば総理になれる」と考えて必死なだけの人々を擁する自民党が第1党になるのでしょう。民主党や橋下新党にも期待は出来ないですね。国のことよりも自分たちのことばかり...。(50代・会社員)
○結局は、誰がリーダーになっても、政治家の主導のもとで、定員削減は実現できないであろうから。 日本の財政状況はだれが見ても、先進国で最悪の状況であることは明らかであり、社会保障はもたない。一番の無駄遣いである政治家の定員削減が必要不可欠である。 橋下さんが新党を立ち上げるようであるが、マニフェストだけは評価できるのであろうが、実現性とは別である。 果たして実現できるかどうか全く不透明である。(50代・会社員)
○選挙の焦点が、政策よりも派閥のせめぎあいのように感じるから。(50代・会社員)
○民主党は勝てないでしょうが、自民党では同じこと。やたら威勢がいい維新の会は、グローバリゼーションに対応できないでしょう。(60代・会社員)
○既存政党で過半数をとる事が出来ず、政党の組み換えが起こり日本・国民の事を考えた政策がとれるようになることを期待しているが、新党結成等の動きが日本・国民の事を考えた動きでなく自分の選挙が一番という動きとなっている。(60代・会社員)
○現在、政界にも官僚にもこの国の将来を担っていけるようなリーダーがみつからないまま、政権の取り合いをしているばかりで意思決定を先延ばししている状況のため。(60代・会社員)

メディア幹部
○衆参ねじれなどにより、誰が首相になっても強力なリーダーシップは期待しにくい。(50代・メディア幹部)
○日本維新の会の獲得議席に左右される面はあるが、政界再編含みの混乱期がしばらく続くのではないか。新しい変化への胎動という意味で、期待がないではないが、当面、混乱というマイナス面が前面に出てくるような気がする。(50代・メディア幹部)
○小沢新党は影響力を失い、野田首相率いる民主、自民のトップが見えないが大同小異。むしろ橋下の維新勢力が不気味。いい変化は期待できない。(60代・メディア幹部)

メディア
○現在の日本の抱える問題を解決する「魔法の杖」はないと考えているから。劇的な変化は望めない。(20代・メディア)
○政局がらみの話題ばかりのため(30代・メディア)
○民主党が下野する観測が濃厚になっているが、その次の政権を担うのが改革意識に乏しい先祖返りの自民党か、メンバーが胡散臭い維新の会しかないから。仮に多党連立になったとしても、何も決まらない構造は残る気がする。(30代・メディア)
○国民の政治リテラシーは震災以降、確実に向上している。そこに希望はある。ただ、その足元の変化に政治が追いついておらず、直近の総選挙に何か具体的なものを期待はしていない。(40代・メディア)
○既存政党の変わり映えのしない状況。一方の新政党の政策にはまだ具体性、実効性が感じられない。(40代・メディア)
○各党が「新しい変化」の絵図を示していないから(40代・メディア)
○何が争点となるか各党、候補者の差が見えにくくなると思われるから。また、政権交代後、特に3・11以降の政策実現への工程に失望し、この選挙によりすぐに変化するとは思われない。(40代・メディア)
○私は政治の現状を10年程度は続く「過渡期」と見ています。従って、一度や二度の総選挙で新しい政治の姿が固まるとは思っていません。おそらく、次の総選挙では、維新を中心とした第三極が躍進するのでしょうが、民主党政権同様、失望は免れないのではないでしょうか。民主も駄目、第三極も駄目というドン底の政治状況の中から、ようやく現実的な次のステージが固まっていくものと見ています。(40代・メディア)
○国民が、痛みを伴って国を変え、責任のある選択ができると期待できないため。政治家(政党)は、移り気な世論にばかり目を取られ、責任ある政策を掲げて改革をしようとしているとは思えない。(40代・メディア)
○かねてから期待されていた政策本位の政権選択はいまだ明瞭なかたちで実現するみこみがなく、政治の混迷が続くものと思う(50代・メディア)
○政策を軸にした政界再編が必要だと思うが、選挙目当ての動きのみで政策論争が全くない。(50代・メディア)
○民主・自民にマスコミも加わって、選挙の争点ぼかしをしているから。(60代・メディア)
○「日本のため」「国民のため」と口ではエラそうに言うものの、行動等を見ると、自分の選挙、利害ばかりしか考えていないようだから。(70代・メディア)

国家公務員
○国民世論がポピュリズムに席巻され、メディアが政策の適切さや実現可能性を無視して、政局遊びを煽っている以上、合理的な選択は期待しがたい。(40代・国家公務員)
○人材不足。(70代・国家公務員)

地方公務員
○期待できる候補者がいないため(30代・地方公務員)
○この国の意思決定の体制は、選挙による変化が望めないため。(40代・地方公務員)
○政党や政治家が変わっても日本の基本的なシステムは変わらないと考えているから。(40代・地方公務員)
○変化のきっかけにはなると思いますが、結果としていい方向に行くかわからず、あまり期待できない。(40代・地方公務員)
○各政党も、全メディアも、「一定期間、選ばれた総理大臣に任せる」という気概がなさすぎる。あまりにもトップが替わりすぎる。(50代・地方公務員)
○既存政党については、政権抗争に終始し、主張する政策が見えない。また、新たな政党が結成され、ポイントとなる政策は示されたが、実現性が乏しい項目が複数あり、党の運営方法についても、党内の意思統一が図られていない感がある。(50代・地方公務員)
○過去の選挙と比し、変化が見られない。(60代・地方公務員)

学者/研究者
○通常選挙であるか再編選挙であるか、といった見通しがたたないため。 さらに、一回性の逸脱選挙であって、やがて通常に回帰していくといった方向性もないため。(30代・学者/研究者)
○日本の現状が、政治家/選挙によってのみ改善するほど、単純なものではない。もちろん、政治家とそれを選ぶ選挙は重要であることに変わりはない。しかし、国民、教育、メディアなどの成熟なくて、国が良くなるはずがない。それを気づかせるリーダーが登場するとするならば、選挙に期待を持てるが、おそらくはそうはならないだろう。(30代・学者/研究者)
○大阪維新の会の躍進もあるだろうが、日本のリーダーシップを取ってやっていくには日本の各地域ごとに温度差も実際にあるわけで、そこや所属政治家とのバランスなどから政策が瓦解する可能性があるため。(30代・学者/研究者)
○政界再編は起きそうにないから(50代・学者/研究者)
○政権復帰する可能性のある自民党も、政党としては、内部が流動化しており、山崎拓さんによれば「民主党化」している。躍進しそうな第三極は、国政経験が乏しく、民主党と同様、多数の議席を確保したとしても、具体的な政策の進め方で、混乱する可能性は高い。現在の混乱が、新しい形で、継続するのではないか。(60代・学者/研究者)
○政治家の質が低すぎる。維新の会の進出には保守化が大きく進むことを懸念する。(60代・学者/研究者)
○多かれ少なかれ自民の伝統的な政治と統治が復活し、反原発など国民的課題への取り組みが後退すると思われること。(70代・学者/研究者)
○選挙制度(小選挙区)と運用において限界あり。有権者が選挙区で落選させた議員が比例で復活するのでは民意が反映できない。(70代・学者/研究者)

NPO/NGO関係者
○政治が政局ありきになっている。選挙をしたからと言って、突っ込んだ政策論争ができる状況になるとは思えない。(20代・NPO/NGO関係者)
○政治家の言葉への信頼がゼロで、言葉遊びをやっているように感じるから。(30代・NPO/NGO関係者)
○政党がどの様な施策を打ち出すかよりも、有権者自身が変わらなくては日本の新しい変化はおきないと思っています。次回選挙の投票率が劇的に上がるとは思っていませんし、何よりも『考える』が今の世の中に足りていないと思います。(30代・NPO/NGO関係者)
○誰がなっても同じ(50代・NPO/NGO関係者)
○まとまりのある政党、政治勢力が出てこない限り、今以上に、強いリーダシップのない政治になっていく。同時に、大衆迎合、素人政治の傾向がますます強まり、国や社会を危うくしていくだけだと悲観している。(50代・NPO/NGO関係者)
○今回も手続き論の瑕疵ばかりで、本質的な議論ができない政治家ばかりだから。(50代・NPO/NGO関係者)
○自民の旧態依然とした体質には戻りたくないし、民主の決められない体質には失望した。維新の会は前回の民主のように理想だけに燃えた人が政治の世界に入ってきて混乱するのでは、と危惧している。(60代・NPO/NGO関係者)
○存政党には、具体的に日本を元気に、世界に貢献していく施策が見えない。選挙に勝つための言葉と対応政党に勝つための言葉の羅列が多いと感じます。新規の政党には、大きな目標を上げていますが、実際にできるのか?選挙のための言葉と感じ、信頼を得るまでに至りません。本当に信頼できる指導者や代表たりうる人物か疑問を感じざるを得ない人が多いと感じます。(60代・NPO/NGO関係者)
○どんな国にするのか、主張が分からない。(60代・NPO/NGO関係者)
○政党間競争のみにこだわり、政治そのものの議論が少ない。(70代・NPO/NGO関係者)

各団体関係者
○政権をしっかり担当できる政党がみあたらない。官僚組織を活かすことが重要と考えているが、それができそうな政治家が少ない。(40代・各団体関係者)
○政治が安定することが期待できないため。(40代・各団体関係者)
○国の統治方法の変革に突っ込むのが新しい変化だが、現状の官僚主導以上の何を造るのかが見えて来ない。ただ、日本全体が中庸な一アジア化に進むのではないか。また、既存の潜在能力を有効活用しているのかも疑問で、本当に必要な人が必要な場所に来れない何かがあるのではないか。(40代・各団体関係者)
○あまりにも小粒な政治家が多すぎるため(自分の同級生レベル?)。(50代・各団体関係者)
○郵政選挙、政権交代選挙と続く、何のための何の改革を問わない「改革幻想」に囚われた国民世論に全く反省の色が見えないから。(60代・各団体関係者)
○1989年から始まった日本の激変期の真っ最中で、まだ方向性が出るような時期ではないと思うので。(60代・各団体関係者)
○しっかりとした政治の枠組みができそうにないから。(60代・各団体関係者)
○きっかけになってほしいが、東北の被災地や日本の財政・経済の現状や将来のことなど2の次、3の次で自己保身に走る政局人間、少しでも橋下人気にあやかりたいと右往左往する議員たちを見ていると、あまり期待しても裏切られるだけだろうと思うから。(60代・各団体関係者)
○一回の選挙で大変な変化が起きるはずがない。ここ4回の国政選挙で、被選挙人も選挙人も、民主主義選挙の力、主として、世の中を悪くする効果について、ある程度のことを学んだはずだが、もう一、二回勉強しないと。(60代・各団体関係者)

主夫/主夫
○「政治のイニシアチブを官僚から取り戻す」、「徹底した自由化」などを勢いよく掲げた人気者とそれになびくお歴々、既視感たっぷりの構図で、しかもその改革の成否が今一つわからないし、そのあり様は個人的には良からぬものだと思うから。(20代・主婦/主夫)
○既存の政党中心の選挙で、抜本的な政治改革が行われるという展望が特にないので。(40代・主婦・主夫)
○誰がリーダーになっても、あまり変わり映えしないような気がしてならないから。(40代・主婦/主夫)
○自民から民主党への政権交代でも何も変わらなかった。選ぶ方も選ばれる方も変わらなかった。今度の選挙で何かが変わるとは思えない。(60代・主婦/主夫)
○期待したいが、選挙民が政権交代、原発事故という歴史的出来事からどれほど学習したのか信じることができない。ただ「みどりの党」が生まれてきたことに少し期待したい。(70代・主婦/主夫)

自営業
○衆愚(40代・自営業)
○政党がどこも四分五裂。マニフェストの慣行も大打撃を受けている。(50代・自営業)
○相変わらずのポピュリズムの政治が続き、政治が安定しないとみている。流動化を増す国際経済、国際政治の中で、日本は時代の流れについていけない。(60代・自営業)
○日本の将来をたくせる政党がない。(60代・自営業)

学生
○いずれの主要政党も党内をまとめきれておらず、十分な国政運営能力があるとはいえないから。(20代・学生)
○政権が変わっても官僚主導のシステムは変わらない。今まで散々内閣が変わってきたが、結局は官僚に任せきっている。(20代・学生)
○民主党が引き続き政権をとる場合は、これまでの政策が踏襲・実行されていく可能性が高く、自民党が政権をとった場合も維新の会と連立をする可能性がある程度で、新しい発想が大胆に実行されていくとは思わないから。(20代・学生)
○民主党のマニフェスト破りの件で懲りたため、選挙演説を聞いてもにわかに信じられない。(50代・学生)

その他
○きっかけとなるのは選挙ではなく、法改正だと考えています。(40代・その他)
○大阪維新が暴れるためには、もう少し時間が必要なのだろう。(50代・その他)
○冷戦終結から20年間、変わるチャンスを逃し、時の政権党・政府は弥縫策に終始してきた。それを変えるかと期待した民主党も同様の状態である。そこには、政党・政府のみならず、財界・メディア・学会も基本的な問題を直視せず、データや常識を覆い隠して部分最適と既得権に拘る姿が見てとれる。故に財政・社会保障・外交・産業と至る所で危機的な状況が噴出している。にもかかわらず、政権党も野党も新しい政党も主張している所は弥縫である。原発事故においても責任・不作為が明明白白であるのに責任の所在はウヤムヤなままであり、世界は東電や政府の発表を今も信じていない。事故発生時の混乱期は仕方ない所があったとしても、今の時期になっても東電の事故当時のTV会議記録がきちっと公開されていない。TV会議記録はこれからの危機管理にとって重要な情報であり、日本の貴重な財産と言える。この苦しみを苦しみのままで終わらせてはならない。原発と危機管理に対して世界の財産とすべきものである。東電に税金が投入され、事実上の国有化であるにもかかわらず、政府は公開を放置している。各政党・メディア・財界も公開をウヤムヤにしている。これでは日本中が責任を放棄していることになる。金曜日の原発デモはこの無責任への意思表示である。「日本の対米貿易が13%を切り、対中貿易が21%以上の現実。米国人の訪日者が60万人台に対して訪中者180万人と言う現実。米中間の貿易額が米日間の貿易額の約3倍の現実」、たったこれだけの現実からも世界が無極化へ向かおうとし、米国主導の時代が終わろとしていることが見て取れるのに、多くの政治家・官僚は米国と並走するしかないと決め込んでいる。転換期に柔軟な思考を持たず、自立自尊を欠いては時代に取り残されるだけである。「次の選挙で時代の変化に向かう流れが出る事を願うばかりである」(60代・その他)
○政党としての政策を作る努力をしている政党がいないから。(60代・その他)
○政権交代に大いに期待した。しかし政治家全般に長期的、全体的に展望して将来を見据えたビジョンから政策を打ち出すことは無理かもしれないと考えるようになった。自分の選挙に頭がいっぱいで日本の世界での果たすべき役割など望むべきもない。具体的には原子力発電大飯原発再稼働は、あれは国民を愚弄していると私は感じる。原子力発電は現時点において人類が制御できない無害化できない、将来世代にわたって放射線の影響を及ぼす。そんなおそろしいエネルギーを利便性のために使うことは許されないと私は思う。(60代・その他)
○今回の選挙でこれまでの与野党の主張、姿勢の修正をどう行ってくるのかわずかながら見えてくるのではないかと思います。しかし、これまでの数の政治からの脱却、政治家という有権者への真の奉仕活動への認識、外交を知らぬ多数の政治家がどこまで目を覚まし広い視野で政治に取り組むかにかかっていると思います。(60代・その他)
○民主党と自民党との間の議席の変動では変化は少しはあったとしてもきっかけにはならないだろう。橋下氏の勢力は国政ではそれほどの数にはならないのではないだろうか。(60代・その他)
○悪い変化を懸念している。(70代・その他)
○どの政権になっても、今の政治家は国の有り様で政治に携わっていないし、国民のための政治より、自分らの政治を最優先している。(70代・その他)
○スローガンはあるが、それを実現する道筋に関する議論の展開がよく見えない。従って、国をどのような方向に持っていこうとしているのか、目指す国の形をイメージ出来ない。(70代・その他)
○与野党いずれも今日日本が直面している内外の課題に対応できるように見えない。(80代以上・その他)
○期待できるような政治家がいない(年齢・職業未記入)


全く期待していない(15.1%)

会社役員
○たとえ与野党が逆転しても、現在の日本を取り巻く諸課題を解決する画期的な方策が、今の政治体制・政治家から生まれてくるとはとても思えない。(50代・会社役員)
○現政治家の能力を全く評価できない。(60代・会社役員)
○選挙が新しい日本を作るきっかけになるのではないかとの期待はこれまで何度もメディアで囃され、その度に国民は踊り、やがてそれが幻想であったことに気付くというむなしいパターンを経てきた。そろそろ冷静・冷徹な眼で選挙に向かうべき。(60代・会社役員)
○大衆迎合競争になって、本当の政策論議が行われることなく選挙が実施され、どの党が勝とうが、 政界再編になる。その間 国難はますます酷くなる。期待するのは次々回の総選挙。(70代・会社役員)

会社員
○選挙で誰かを選ぶかよりは、日本はどこへ向かっているのかは見えないからです。(30代・会社員)
○有権者が民主主義を有効に活かす為の不断の努力を怠っている現状では、どのような代議士が選出されようと、今より政治が良くなると思えない。選ぶほうも選ばれるほうも今の日本人は未熟すぎると思う。選挙制度も歪んでおり、民意を適切に反映できると思えない。さらに、適切に反映できる選挙制度だとしても、その結果が日本を長期的によくする方向に促すとは思えない。今の日本の政治状態・経済状態で民主主義が有効と思えない。(30代・会社員)
○民主党も、自民党もとにかくバラバラでまとまりが無いと思います。(40代・会社員)
○グローバル競争力を引き上げる施策(法人税、電気や不動産などのインフラ・コストの引き下げ、参入障壁となる一方、競争優位を高めるようなグリーン規制など)が期待できないから。(40代・会社員)
○政党以前に、政治家の質・レベルが下がっていること。維維の会の人気が高まっているが、国政レベルの運営を行なった経験者がおらず、党首にしても、大阪での行政で画期的な実績を上げているわけではないこと。渡邉恒雄氏ではないが、インターネット、モバイルの発達にともない、ますますポピュリズム傾向が高まっている懸念がある。(50代・会社員)
○政治家が行政、経営経験が少なく、結局官僚依存になるため変化は起こらない。(50代・会社員)
○前回の選挙で政権交代が起こったが、その結果は以前よりも生活者の意見が反映されないものになってしまった。総選挙で一気に変えようとするアプローチには、もう期待できない。(50代・会社員)

メディア幹部
○日本維新の会ばかりに注目が集まる状況をとても危惧している。(50代・メディア幹部)
○維新の会をはじめ、新党勢力が議席を獲得すると予想される。それに呼応する形で、既成政党もポピュリズムに走り、この先の、あるいは現下の日本が抱える重大な諸問題に対する責任ある政策提示、政策遂行能力が見られない。維新も心配、既成政党も期待できない、そんな閉塞状況の中での選挙であり、有権者は投票先に困るのではないか。民主党は崩壊状態であり、かすかに期待するのは自民党だが、その中にも無責任ポピュリストたち、そして危険は超保守主義者たちがいて、穏健な保守主義者たちの身動きがとりにくくなっている。すべては有権者に帰する(つまり、無責任な新政党に投票した結果、日本の政治がふたたび停滞、無能をさらすことになる)ことだが、むむなしい。(50代・メディア幹部)

メディア
○良くも悪くも2大政党制を目指し、小選挙区を導入したはず。結局、その方向に向かっていない。2大政党制を今後も続けていくなら、政治家がその意識を持って行動をすべきだが、今は群雄割拠の状態。2大政党制を目指さないなら、風土にあう選挙制度を作り直すべき。(40代・メディア)
○政策も力量もはっきりしない維新の会に支持が集まりそうだから。(40代・メディア)
○衆参のねじれは解消されず、「決められない」政治が続く。(40代・メディア)
○今の民主党政権以上に悪くなると思うから(40代・メディア)
○小選挙区制度では、何度選挙をやっても、民意が正しく議席配分に反映されないから。(50代・メディア)
○政党、政治家の資質が著しく劣っている。(50代・メディア)
○選挙結果が、「決める政治」「動かす政治」につながる、政界の新しい勢力図を描けると思えないから(60代・メディア)

国家公務員
○単なる政治家の政治争いにしか見えない。日本の現状に危機感を持ち、心から日本を変えたいと考えている政治家があまりいないような気がする。(30代・国家公務員)
○巨額の借金を作った自民党。公約違反の民主党。公約違反を決定できる政治と言う日本維新の会。信用出来る政党は、何もない。(40代・国家公務員)
○維新への根拠無き期待の高まりを見るにつけ、国民の覚醒はいまだ道遠く、大衆迎合政治家の跋扈を許す土壌は変わっていないため。(50代・国家公務員)

地方公務員
○内外に重要課題を抱え、現政権政党や旧政権政党が舵取りをしたとしても、代表選の顔ぶれを含め、解決できそうな期待感が沸かないから。(40代・地方公務員)
○ねじれ国会のため(50代・地方公務員)
○政治家の関心が政局、人気取りに偏っており、国の形など根本的な政策方針の議論がなされそうにない。(50代・地方公務員)
○現在の政策も新たな公約も、世界の変化、時代の変化を理解していないため。世界の変化、時代の変化にずれた政策は時間と資金を浪費する。(50代・地方公務員)

学者/研究者
○そもそも「新しい変化」とは何を指すのだろうか?現在、私たちの社会が抱えている多くの課題に対して、真摯に向き合う必要がある中で、「新しい変化」に対して過度に期待しない。(40代・学者/研究者)
○既成政党も新党も、マニフェストを作成する体制も手続きもできていないため。(40代・学者/研究者)
○実現可能性のある政策が掲げられていない。(40代・学者/研究者)
○現時点で想定される変化が良い方向に動くとは思えない。政権交代が生じても構わないが、現政権がやろうとしている通り、財政再建、社会保障の見直しなどを進めるべきだ。(40代・学者/研究者)
○政治家が居なくなった。今や、党利・党略および個利・個略の政治屋ばかりが増えている。(50代・学者/研究者)
○課題解決になるための政策目標、そのための到達手段やロードマップが、どの政党からも提示されていないから。(50代・学者/経営者)
○今年中に選挙がある場合、新興勢力が伸びる可能性は強いが、政局は変わらないであろうから。野田さんであと一年つづくほうに期待している。(50代・学者/研究者)
○どの政党も、どの新しい政治集団も、分裂状態か烏合の衆で、基本的な現状認識が欠けているし、ビジョンも不明確であり、自称「自分こそ」というリーダーの中に本物がいないので、混乱と分裂が続くだけだ。(60代・学者/研究者)
○候補者のレベルが低すぎる。 メディアの報道ぶりが、無内容なポピュリズムを煽っている。例えば、最近はやりの「身を切る努力」などは、政治家に庶民の生活をさせたいという庶民感覚に媚を売っているだけであり、政治家の質を下げる結果を生むだけであろう。これはメディアの責任だと考える。(60代・学者/研究者)
○危機は極めて深刻で国民的論議が必要なのに、メデイアが付和雷同・皮相に終始しているから。(60代・学者/研究者)
○政治(家)を志している、現在の国会議員も地方でほえている人々も、あまりにも専門性(=政治分野)にも、社会性でも、教養的でも未熟。日本を大きく壊した小泉劇場以来、今や同じようなショウでも小学校の学芸会みたいです。次は、幼稚園のお遊戯・・・(70代・学者/研究者)

NPO/NGO関係者
○国民のことを考えた政治家があまりに少なすぎる。(50代・NPO/NGO関係者)
○危ないのを止められない。(50代・NPO/NGO関係者)
○我が国には政治が成熟していない。官僚政治そのものである。 議員の不勉強が今日の政治低迷を来している。(60代・NPO/NGO関係者)
○政党同士の批判、非難はあっても離合集散のための数合わせが目的で、本音の政策主張が出されているとは思えないので。(60代・NPO/NGO関係者)
○現在の政治状況では、どのセクターが政権を取っても、「何も決められない」状況が続きそうだから。(60代・NPO/NGO関係者)
○このような状況では、ヒットラーが台頭したように、無知な国民の支持を受け、ファシズム的なものがおおきくなることを恐れています。地道に努力し、実績を積んでいる、野田政権は支持されず、マスコミ受けしている維新の会などが進出すると、これから日本の政治がどのようになるか検討がつかず、戸惑うことになると思っています。政治状況は混沌としたものになるのでしょうね。(70代・NPO/NGO関係者)

各団体関係者
○各政党は、あるべき政策を語るのではなく、選挙に勝つためにポピュリズムに流れている。 選挙の結果によっては、折角の3党合意が反故にされる危険性がある。維新の進出によって、熟議と反する乱暴な政治が行われる危険性が高まる。(60代・各団体関係者)

主婦/主夫
○政党や代表が代わったところで、すべてをまた一からやり直して行くには、あまりにも時間と手間がかかりすぎる。(30代・主婦/主夫)

自営業
○私利私欲の議員ばかり。(40代・自営業)
○政党が、党利党略に終始し、将来、どのような国にしていくかという明確な国家像、基本的政策の枠組みが国民にわかりやすく提示されていない。例えば、アメリカのオバマは、選択からチョイスに変化したが、簡潔な言葉で、国のあり方を提示している。現在の日本では、どの政党も国民が選択できるような提案がだされていない。それとともに、どの政党を見渡しても、国のリーダーとして期待できるような人物が見当たらない。(60代・自営業)

その他
○「該当者なし」が選択できず、公務員に投票権があるイカサマ選挙だから。(40代・その他)
○真の意味での新勢力、というものが存在しない。大阪維新もおそらく中央集権政治に埋没する。 橋下の中央志向・強権志向が強すぎるからだ。(50代・その他)
○当面の政策(財政赤字、原発、年金)、将来に向けての国づくりの視点(経済、福祉、教育、医療など)、外交政策の懸案事項など不十分な故。(70代・その他)
○政治家としての資質・人物は民主党にいるが、民主主義社会の政党(Organization)としては体をなしていない。そのため、政治が機能してこなかった。従って、次回の選挙で政権を担うことは難しい。それでは、自民党、その他の党に期待できるか、それは、全くできないため。(70代・その他)
○明確な政策選択になっていない。ドイツは2022年までに原発を全廃すると明示している。日本ではそのような選択になっていない。TPPも同じ。(70代・その他)
○いわゆる職業政治家が根本的に交代するとは思えない。 政治家が同じなら、組み合わせが政党という名で変わっても同じことである。新たな政治は、新たな政治家を国民が生む努力なしにはありえない。(70代・その他)
○過半数を占める多数派は形成されず、中小勢力の離合集散が予想され、低次元の政治の混迷が続くと思えるから。(70代・その他)
○既成政党はどこも落第点かそれに近い。維新の会は既成政党のアンチテーゼとしては魅力的な発言もあるが、民主党の例もあるから信用はできない。それにも増して選挙制度を含めた政治体制の刷新は百年河清を待つに等しく、制度・人材を含めて絶望的である。日本の「終わりの始まり」ではないか。(80代・その他)
○政治の方向喪失状態が解消されるとは全く思っていない。(80代・その他)
○現在の政治家は国家の危機を自己宣伝に利用しようとしているのではないか。また、橋下新党などは現政党に幻滅を感じた人たちが淡い期待をかけているようだが、これはヒットラー擡頭の時代と似通っているように思われる。最も重大な点は、国民の多くが真剣に考えているわけではなく、AKB48の総選挙と同程度のノリでいる人も多そうで、将来「こんな筈ではなかったのに」となるのではないか。(80代以上・その他)
○各政党に国家の基本政策についてのきちんとした綱領がない。(年齢・職業未記入)


どちらともいえない(3.2%)

会社員
○維新の会が与党に入れば可能性としてはあるが、民主や自民であれば、ここ数年の民主党政権となんら変化は見込めないのでは、と思うため。(20代・会社員)
○「新しい変化」が良い方向に向かうものと確信が持てないため、「期待」はできない。(40代・会社員)

メディア
○政策がある政党、でもなく(アメリカの外圧でコロコロ変わる=日本に不利であろうとも) 生き残りしか意識のない、多くの議員にマスコミ操作された情報。新しいきっかけになることを強く望んでいるが、橋下氏とか、単純に一般受けしそうな危険な人が盛り上がる可能性も多く、不安すぎる。(40代・メディア)
○維新のような最近では異色な政党の躍進はまちがいなく、新風を送り込むことという点では良いと思う。しかし、国政経験の圧倒的少なさに加えブーム便乗で議席が欲しい移籍組+素人という政党が、かなり多くの議席を獲ることで生じる不必要な混乱も起こると思うので。(50代・メディア)

学者/研究者
○確信を持てる政党がない(40代・学者/研究者)
○流動化する点では変化のきっかけと思うが、ネガティブににしか方針が見えてこない。(50代・学者/研究者)

NPO/NGO関係者
○期待できるだけの政策案や判断材料が見えてこない。(40代・NPO/NGO関係者)

各団体関係者
○首相が毎年のように交代して一貫したリーダーシップが発揮できず、また政局に終始した国会運営が続く限りは、日本再生が強く望める環境にはありません。次の選挙によって、この停滞が払拭できるかどうかは現時点では未知数のように感じます。(30代・各団体関係者)
○大阪維新の会など新勢力の体制が見極めきれないため(30代・各団体関係者)
○期待はしているが、確信は持てないから。(70代・各団体関係者)

その他
○国民の大多数の総意となる選択肢をもっている勢力がまだ表れていないようです。もう一段の収斂が必要(60代・その他)

わからない(1.2%)

会社役員
○総選挙およびその後の首班決定プロセスで決まるであろう人物の力量についてあまりにわからない。恐らくは大半の候補者は権力欲だけで実態は空虚であろうから、4(あまり期待していない)を選択すべきかもしれない。(60代・会社役員)

会社員
○有権者の意識が変化していれば日本の変化につながると思うが、多くの有権者が当事者意識をもっているかわからないため。(20代・会社員)

メディア
○維新の会の正体がまだ見抜けないから(40代・メディア)

国家公務員
○国民世論の動向がどうなるか、今の段階ではまだ予想がつかないから。(40代・国家公務員)