認定NPO法人 言論NPO(代表:工藤泰志)はこの度、中国日報社(総編集長:朱霊)と共同で下記の通り「2012年日中共同世論調査」結果、および「第8回 東京‐北京フォーラム」開催概要を発表いたします。是非、ご取材くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
この世論調査は、05年の反日デモの際に日中共同で立ち上げた民間対話「東京―北京フォーラム」の一環として毎年行われているもので、日中の国民間の相手国に対する基本的な理解や相互認識や、二つの国の国民感情の8年間の経年変化を知る上でも貴重な調査となっており、世界の主要な調査機関がこの調査結果を引用しています。
特に今回は日中国交正常化40周年の年にもかかわらず、日中関係は未だに不安定な状況にあり、多くの障害があります。中国要人の来日が相次いで中止となる緊張感ある状況の中で、本フォーラムには両国から100近い要人が出席し、EU危機に対する日中の対応や尖閣諸島問題、両国民間の相互理解など、両国が抱える障害や問題を乗り越えるような対話を実施する予定です。
そのため、今回の日中共同の世論調査もこれまでの設問に加え、一歩踏み込んだ内容になっており、領土問題、海洋における軍事紛争の可能性、原子力発電の是非などについての日中両国民の世論が明らかになっております。本記者会見ではこの調査や分析を行った日中の専門家に加え、中国事情に詳しい東京大学大学院の高原明生教授にもご同席いただき、今年の調査で浮かび上がった「日本人の中国観と中国人の日本観」を明らかにします。
記者会見概要
日時: 2012年6月20日(水)13時~14時(受付開始12時30分)
場所: ANAインターコンチネンタルホテル東京「プリズム」
東京都港区赤坂1-12-33(代表:03-3505-1111)
発表内容:「2012年日中共同世論調査」結果
「第8回 東京-北京フォーラム」開催概要
参加者: 工藤泰志(言論NPO代表)
高原明生(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
蔡虹(中国日報東京特派員)
呉垠(零点研究コンサルタントグループ副総裁)
≪司会≫ 田中弥生(言論NPO理事、日本NPO学会会長)
「第6回 東京-北京フォーラム」は7月2日(月)、3日(火)の日程で開催
於:ホテルオークラ東京
「ご取材のお願い」をご高覧の上、ぜひとも、フォーラムをご取材いただきますようお願いいたします
「東京-北京フォーラム」は、反日デモがもっとも激化し日中関係が冷え込んだ2005年に、言論NPOが中国の4大メディアの一つであるチャイナデイリー、及び北京大学とともに立ちあげた民間による議論のプラットフォームです。本フォーラムの目的は、日中両国間で表面化している課題に正面から向かい合い、質の伴う建設的な議論を本音レベルで行うことで、その解決だけでなく両国民間の相互理解により新たな展開を創出することにあります。
今年のフォーラムは、『世界と未来に向けた新しい日中関係』を全体テーマとし、2日午前9時からの全体会議を皮切りに、「政治対話」「経済対話」「メディア対話」「安全保障対話」「地方対話」の5分科会が行われます。中国からは政府首脳や経済界のトップを含む約50氏の有識者が訪日、日本を代表する有識者約50氏との間で真剣な対話が行われます。今回の世論調査結果は、各分科会の議論に反映されます。特に、「メディア対話」では、今回の世論調査結果を軸に行い、世論調査結果から見られた象徴的な問題について日本と中国の記者が議論を行います。
◆ご参加をご希望の場合は下記メール宛か、こちらの申込用紙に必要事項をご記入の上、言論NPO事務局宛にFAXをお送りください。
メールアドレス:info@genron-npo.net ※件名「6月20日記者会見」でお送りください。
FAX:03-6810-8729(TEL:03-3527-3972)
◆お申し込み締切り 2010年6月18日(月)
【お願い】
お問い合わせやご連絡等のために、必ず連絡用のTEL、FAX番号のご記入をお願いいたします。
なお、ご不明な点がございましたら、事務局担当の高橋直子まで、お電話(03-3527-3972)またはメール(info@genron-npo.net)にてお問い合わせ下さい。
【認定NPO法人 言論NPO概要】
所在地:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-7-6 LAUNCH日本橋人形町ビル5階
設立:2001年11月
代表者:工藤泰志