- 政治家として実現したいことは「脱原発」が43%と最多、「経済成長」が39.7%、「持続的な社会保障制度の構築」が26.1%
- 候補者の4割は「このままなら日本の財政再建は不可能」、7割が「日本の社会保障制度も破綻しかねない」と回答
- TPPの交渉参加は、民主党が59.2%、公明党も25%の候補者が日本の参加を賛成と回答、自民党の候補者の賛成回答はわずか8.1%にとどまる
認定NPO法人 言論NPO(東京都中央区日本橋、代表:工藤泰志)は、12月16日投開票の第46回衆議院選挙に向けて、日本が抱える主要課題に関して候補者がどう考えているのかの緊急アンケートを行い、本日、その結果を公表しました。これらの結果は、言論NPOのホームページ上の選挙特別サイト「未来選択2012」で、選挙区ごとにご覧いただけます。
全国には13党などの1,504人が立候補し、480の議席を争っていますが、今回のアンケートには民主党、自民党、公明党、日本未来の党、日本維新の会、共産党、社民党、みんなの党、国民新党、新党大地、新党日本、幸福実現党の12党の789人が回答しました。
この調査では、最初の設問で、政治家になった場合、何を実現したいかを尋ねました。全回答のなかで、「脱原発」が43%と最も多く、「経済成長」が39.7%、「持続的な社会保障制度の構築」が26.1%と続いています。
さらに、アンケートでは原発、経済成長、社会保障、財政再建、外交、一票の格差など、言論NPOが日本の主要課題であると考える6つの分野に関する18の設問に対し、回答を得ました。その結果、候補者の4割は「このままなら日本の財政再建は不可能」と考え、7割が「日本の社会保障制度も破綻しかねない」と考えていることが明らかになりました。また、TPPの交渉参加では、民主党が59.2%、公明党も25%の候補者が日本の交渉参加を賛成と回答するものの、自民党の候補者では、賛成と回答したのはわずか8.1%にとどまりました。
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