「第13回 東京-北京フォーラム」日本側実行委員会、中国側指導委員会は4月18日、北京で本フォーラムの事前協議を実施し、フォーラムを本年秋以降を目途に北京で開催することをはじめとした開催概要の方向性について合意しました。
報道関係者の皆様には、この合意内容をぜひご報道いただきたく、また、フォーラム当日のご取材に向けてご予定を調整いただきたく、お願い申し上げます。
合意された開催概要は下記のとおりです。フォーラムは、本年秋以降(12月頃)に開催いたします。昨年に続き、従来の4分科会「政治・外交」、「経済」、「安全保障」、「メディア」及び「特別」の5つの分科会を設置いたします。またフォーラムと連動し、国民感情の改善に立脚した日中共同世論調査を本年も実施いたします。さらに双方の主催者は、フォーラムの最終日にコンセンサスを発表する予定です。
加えて日中双方は、「東京-北京フォーラム」の枠組みの中で、常設の安全保障対話の設置を推進することについても同意しました。
「第13回 東京-北京フォーラム」では、日中両国が自由とより開放的な国際経済秩序とこの地域の平和に向けた日中協力について、議論を行います。
対話を通じて、政府ではない民間にできる役割を果たすと同時に、その議論を両国民、世界に幅広く伝えることで、課題解決の意思を持つ冷静で健全な世論形成に取り組んでいきます。
詳細については以下をご覧ください。
「第13回 東京-北京フォーラム」開催概要
日程: 2017年秋以降(12月頃)
会場: 北京
メインテーマ:「より開放的な国際経済秩序とこの地域の平和の向けた日中協力」(調整の可能性あり)
実施分科会: 「政治・外交」、「経済・貿易」、「メディア」、「安全保障」、「特別」
その他: フォーラム最終日に日中間の合意事項として「コンセンサス」を発表を目指す。
※この他、日中双方は、常設の安全保障対話の設置の推進に同意しました。
今回の事前協議の日中両国の出席者は以下のとおりです。
【日本側】
明石康(元国連事務次長、国際文化会館理事長)
宮本雄二(元駐中国大使)
工藤泰志(言論NPO代表)
【中国側】
張福海(中国国際出版集団総裁)
魏建国(中国国際経済交流センター副理事長、元商務部副部長)
姚雲竹(元中国軍事軍事科学院中米防務関係センター主任)
王剛毅(中国国際出版集団副総裁)
李薇(元中国社会科学院日本研究所所長)
張沱生(中国国際戦略研究基金会学術委員会主任)
王暁暉(中国ネット総編集長)
本件に関するお問い合わせ
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