【9/1/(木)日韓共同世論調査記者会見/9/3(土)第10回日韓未来対話のご案内】 言論NPOと東アジア研究院(EAI)は「第10回日韓共同世論調査」結果の公表と(9/1) 「第10回日韓未来対話」と「日韓若者対話」を開催します(9/3)

2022年8月09日

 非営利シンクタンク言論NPO(東京都中央区、代表:工藤泰志)と、韓国のシンクタンクである東アジア研究院(EAI)、崔鍾賢学術院は、9月1日(木)午前11時からハイブリッド方式にて記者会見を行い、今年で10回目となる日韓共同世論調査結果を公表します。

 この調査は、2013年から日韓両国民の相互認識の現状、相手国や日韓関係に関する世論の動向、東アジアの地域情勢や経済等の共通課題に関する認識について継続して行っているもので、今年で10回目の調査となります。

 併せて、9月3日(土)午前9時から「第10回日韓未来対話」をオンライン会議方式で開催いたします。今回の「日韓未来対話」は、戦争中の元徴用工問題での韓国の判決への対応などで深刻化した日韓関係の立て直しや、米中対立下や北朝鮮の相次ぐミサイル発射などで不安定化するアジアの今後について、両国を代表する識者など30氏が話し合うことになっています。

 この5月に就任した韓国の尹錫悦大統領は日韓関係の改善を掲げており、そのために環境づくりは始まっていますが、今後の日韓関係に向けた民間サイドでの初めての本格的な対話となります。

 また、同日16時20分から、日韓両国の若者が参加する「日韓若者対話」も開催いたします。

 ご多用中とは存じますが、本記者会見および日韓未来対話にご参加賜りますようお願い申し上げます

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「第10回日韓共同世論調査結果」記者会見 開催概要

日時: 2022年9月1日(木)午前11時00分~12時00分(日本時間)
※調査結果について、テレビ・ラジオ、ウェブについては9月1日16時以降、新聞については翌日2日の朝刊からの情報解禁でお願いいたします
会場: 日本財団ビル2階大会議室(東京都港区赤坂1丁目2−2)
     韓国側からは東アジア研究院院長の孫洌氏がインターネットにて参加
   ※申込いただいた記者の皆様は、現地でご参加いただくか、配信URLを送付いたします
内容: 「第10回日韓共同世論調査」結果発表
    および「第10回日韓未来対話」開催概要について
参加者: 工藤 泰志(言論NPO代表)
    孫 洌(東アジア研究院院長)
言語: 日本語/韓国語 (同時通訳)

※9月1日、今回の世論調査結果をどう読み解けばいいのか、専門家3氏と議論する予定です。詳細が固まり次第、言論NPOのホームページで告知します。

「第10回日韓未来対話」「日韓若者対話」開催概要

日時: 2022年9月3日(土)9時00分~16時10分 第10回日韓未来対話
             16時20分~18時00分 日韓若者対話
会場: 東京会場とソウル会場より、それぞれのパネリストが参加し、
   ウェブ会議方式にて開催します。
   ※東京会場は学士会館203号室(東京都千代田区神田錦町3-28)でご取材ください
テーマ: 10年目の「日韓未来対話」に問う、日韓関係に未来はあるのか
参加者: 日韓併せて約30氏の識者が参加します
    ※記者の皆様は国際文化会館でご取材いただくか、配信URLを送付いたします


「第10回日韓未来対話」について

 今回の「日韓未来対話」は、戦争中の元徴用工問題での韓国の判決への対応などで深刻化した日韓関係の立て直しや、米中対立下や北朝鮮の相次ぐミサイル発射などで不安定化するアジアの今後について、両国を代表する識者など30氏が話し合うことになっています。

 この5月に交代した韓国の新大統領は日韓関係の改善を掲げており、そのために環境づくりは始まっていますが、今後の日韓関係に向けた民間サイドでの初めての本格的な対話となります。

 「日韓未来対話」は10年前に日韓関係に未来はあるのか、を全体テーマに議論が行われ、対話が始まりましたが、今回はこのテーマをもう一度掲げ、10年目の「日韓未来対話」に問う、日韓関係に未来はあるのか、を全体テーマに、世界やアジアの平和秩序の修復と日韓の役割、世界経済に分断の中での日韓協力の在り方(いずれも仮称)-などの議論を行います。


【第10回日韓未来対話】開催概要(予定)

日時: 2022年9月3日(土)9時00分~16時10分
会場: 日本側と韓国側が参加し、ウェブ会議方式にて開催します
    ※記者の皆様は、学士会館203号室で直接ご取材いただくか、
     zoomでのご取材かをご選択ください
内容: 9:00~9:30  開幕式/主催者挨拶・政府挨拶・祝辞
    9:30~11:00  セッション1「10年目の「日韓未来対話」で考える ~日韓関係に未来はあるのか~」
    11:10~12:40  セッション2「世界の平和秩序の修復と北朝鮮の非核化」
    13:30~15:00  セッション3「世界経済が分断に向かう中、日韓はどう立ち向かうか」
    15:00~16:00 特別セッション 「日韓未来対話」の10年間
    16:00~16:10 閉幕式

【日本側参加者】
奥薗秀樹 (静岡県立大学大学院国際関係学研究科教授)
小倉和夫 (国際交流基金顧問、元駐韓国大使)
河野克俊 (前統合幕僚長)
小此木政夫(慶應義塾大学名誉教授)
工藤泰志 (言論NPO代表)
古城佳子 (青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科教授)
阪田恭代 (神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部教授)
杉山普輔 (前駐米大使、早稲田大学特命教授、元外務次官)
添谷芳秀 (慶應義塾大学法学部名誉教授)
薗浦健太郎(衆議院議員、衆議院財務金融委員長)
西野純也 (慶應義塾大学法学部教授)
牧原秀樹 (衆議院議員、元経済産業副大臣)
松川るい (防衛大臣政務官、参議院議員)
宮本雄二 (宮本アジア研究所代表、元在中国日本大使)

【韓国側参加者】
パク・ヨンジュン(韓国国防大学校教授)
ウィ・ソンラク (元駐ロシア大使)
リュ・ジェスン (前国防部国防政策室長、陸軍中将)
パク・テホ   (前外交通商部通商交渉本部長)
ホン・ギュドク (淑明女子大学校政治・国際関係学科教授)
シム・ギュソン (ソウル大学マスコミ情報学科教授、元東亜日報アドバイザー)
イ・スンジュ  (EAI貿易センター所長・中央大学政治国際学科教授)
イ・ジョンファン(ソウル大学マスコミ情報学科教授)
シン・ガスク  (元駐日大使)
チョン・チェソン(東アジア研究院国家安全保障研究センター所長)
ハ・ヨンソン  (東アジア研究院理事長)
ソン・ヨル   (東アジア研究院院長、延世大学教授)
ハ・テギョン  (国民の力 議員(調整中))
ノ・ウンレ   (共に民主党 議員(調整中)) 他数名調整中

【日韓若者対話】開催概要(予定)

日時: 2022年9月3日(土)16時20分~18時00分
会場: 日本側と韓国側が参加し、ウェブ会議方式にて開催します
    ※記者の皆様は、学士会館203号室で直接ご取材いただくか、
     zoomでのご取材かをご選択ください
テーマ:次世代の視点~日韓がアジアや世界の課題で協力するには


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【日韓未来対話とは】

 「日韓未来対話」は、言論NPO東アジア研究院(EAI)が、2013年5月に共同で創設した日韓間で唯一の課題解決型・公開型の民間対話です。日韓には、基礎的な相互理解不足によって、国民間に強い相互不信やナショナリズムの感情的な高まりが存在し、それが日韓関係の発展を停滞させています。この状況を対話の力で乗り越えようと考え、世論調査で国民の認識の動向を絶えず把握しながら可能な限りオープンに議論するという、新しい対話を日韓の間で立ち上げ、両国の未来に向けた議論を開始しました。


【言論NPOとは】

 言論NPOは、「健全な社会には、当事者意識を持った議論や、未来に向かう真剣な議論の舞台が必要」との思いから、2001年に設立された、独立、中立、非営利のネットワーク型シンクタンクです。2005年に発足した「東京-北京フォーラム」は、日中間で唯一のハイレベル民間対話のプラットフォームとして15年間継続しています。また、2012年には、米国外交問題評議会が設立した世界25ヵ国のシンクタンク会議に日本から選出され、グローバルイシューに対する日本の意見を発信しています。この他、国内では毎年政権の実績評価の実施や選挙時の主要政党の公約評価、日本やアジアの民主主義のあり方を考える議論や、北東アジアの平和構築に向けた民間対話などに取り組んでいます。

 また、2017年には世界10カ国のシンクタンクを東京に集め、東京を舞台に世界の課題に関する議論を行う「東京会議」を立ち上げ、会議での議論の内容をG7議長国と日本政府に提案する仕組みをつくり出しました。

 さらに、米中対立下で、米国と中国が出席する4カ国の「アジア平和会議」を2020年1月に創設し、歴史的な作業に着手しています


【東アジア研究院(EAI, East Asia Institute)とは】

 東アジア研究院は、地域が抱える問題について政策提言を行うことを目的に、独立シンクタンクとして創設しました。研究者セミナー、フォーラム、教育プログラム、そして多様な出版物を通じて影響力のある成果を生み出しています。東アジア研究院の調査活動は、外交安全保障プログラム、ガバナンス研究プログラムの二本柱から成り、これらのプログラムが5つの研究センターよって行われています。また、研究タスクフォースを用いて、喫緊した重要な問題にも取り組んでいます。卓越した研究者と政策立案者が協働し、東アジア研究院は革新的で政策論議を反映した研究成果を想像する中心に立っています。韓国で卓越した研究所の一つとして、米国、中国、台湾、その他多くの国々との共同研究を通じ、北東アジアにおける知識ネットワークを創造しています。


【崔鍾賢学術院とは】

 崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院(Chey Institute for Advanced Studies:CIAS)は韓国高等教育財団の設立者である崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)SKグループ会長20周忌を迎えて'学問を通じた世界一流国家、大韓民国'を夢見た故人の遺志を継承・発展するという趣旨で設立された非営利公益財団です。

 崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院は世界20カ国あまりとの学術協力ネットワークを活用し、グローバル戦略や科学技術革新についた融合・複合的な研究を行い、国際フォーラムや海外学者支援などの国際学術交流事業を遂行しています。

【締め切り】
 記者会見:8月31日(水)まで
  日韓未来対話・日韓若者対話:9月1日(木)まで
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本件に関するお問い合わせ:言論NPO事務局 宮浦・西村
TEL:03-3527-3972 FAX:03-6810-8729 MAIL:info@genron-npo.net