言論NPOは3月14日、日本時間で19時30分から、世界10カ国のトップシンクタンク代表と今年で5回目の「東京会議2022」をオンラインで開始します。
ロシアの軍事侵略に対するウクライナ国民の反撃と、世界の制裁が日増しに厳しくなる中で、言論NPOは世界を代表する10カ国のシンクタンク代表と、ウクライナへのロシアの軍事侵略と、不安定化する国際秩序の今後について議論します。
今年の会議では「ロシアの侵略行動に世界はどう対応するか」、「瀕死の国際秩序をどのように再生させるのか」、「台湾は第二のウクライナになるか」の3つのセッションが行われます。
冒頭には岸田文雄・内閣総理大臣がビデオ参加します。
この「東京会議」は言論NPOが2017年に東京を舞台に立ち上げた世界を代表する10カ国の民主主義国のシンクタンクとの会議(World Thinktank Democracy10(WTD10))です。
日本がリーダーシップを取り、自由な経済秩序や国際協調、民主主義の発展のために議論を行い、世界に発信するこれまでにない取り組みです。
この議論をYouTubeで中継します。世界のトップシンクタンクの代表は、世界の危機をどう考えるのか。ぜひご参加いただければ幸いです。
今回参加する世界10カ国の民主主義国のシンクタンクは以下の通りです。米国の外交問題評議会(CFR)や英国のチャタムハウス、ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)、フランス国際関係研究所(IFRI)、イタリアのイタリア国際問題研究所(IAI)、カナダの国際ガバナンス・イノベーション(CIGI)のG7各国を代表するシンクタンクにインドのオブザーバー研究財団(ORF)、ブラジルのジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)、シンガポールのラジャラトナム国際研究院(RSIS)です。
「東京会議2022」概要
2022年3月14日(月)/東京・オンライン
3月14日(月)スケジュール ※日本時間
19:30-20:00 開幕式
主催者挨拶: 工藤泰志(言論NPO代表)政府挨拶: 岸田文雄(内閣総理大臣)※ビデオメッセージ
来賓挨拶: クレーメンス・フォン・ゲッツェ(駐日ドイツ大使)
20:00-21:20 セッション1
ロシアの侵略行動に世界はどう対応するか
21:30-23:00 セッション2
台湾は第二のウクライナになるか
23:00-24:20 セッション3
瀕死の国際秩序をどのように再生させるのか
24:20-24:30 まとめ、閉会挨拶
パネリスト
【アメリカ】ジェームズ・リンゼイ(外交問題評議会(CFR)シニアバイスプレジデント)
【フランス】トマ・ゴマール(フランス国際関係研究所(IFRI)所長)
【ドイツ】ステファン・マイヤー (ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)ディレクター)
【イギリス】ハンス・クンドゥナニ(英王立国際問題研究所欧州プログラムディレクター)
【イタリア】エットーレ・グレコ(国際問題研究所(IAI)副理事長)
【カナダ】ロヒントン・メドーラ(国際ガバナンス・イノベーション(CIGI) 総裁)
【インド】サンジョイ・ジョッシ(オブザーバー研究財団(ORF) 理事長)
【ブラジル】カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル
(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV) 総裁)
【シンガポール】ローレンス・アンダーソン(シンガポール・ラジャラトナム国際研究院(RSIS)
シニアフェロー)
【日本】工藤泰志(言論NPO代表)
ゲストスピーカー
【日本】河野克俊(前自衛隊統合幕僚長)【日本】宮本雄二(宮本アジア研究所代表、元駐中国大使)
【中国】周波(清華大学国際安全保障戦略センター・シニアフェロー)