「東京会議2023」
主催:言論NPO
支援企業:株式会社日立製作所、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、野村ホールディングス株式会社、三井不動産株式会社、日本生命保険相互会社
日時: 2023年3月23日(木)~25日(土)
場所: 東京プリンスホテル内宴会場 (東京都港区芝公園3丁目3-1)
使用言語: 日本語、英語(同時通訳)
※お申込みいただけるのは公開フォーラムのみとなります。ご了承ください。
3月23日(木)スケジュール ※日本時間
15:00-18:00 非公開会議1 分断に向かう世界で自由経済と多国間協力をどう修復するか
ウクライナ戦争から一年、世界は分断に向かっており、経済や貿易さえも安全保障の視点で考える傾向が強まっている。自由経済はもう幻想に過ぎないのか。こうした分断が行き着く先は、国家が管理を強めるブロック経済なのか。分断への懸念と国家主導の競争が強まる中で、多国間協力の活路をどのように見出していくのか。3月24日(金)スケジュール ※日本時間
9:30-11:30 非公開会議2 世界は、民主主義国と中露の対立に向かうのか
米中対立の深刻化は、北東アジアの地政学的な環境をより厳しくし、安全保障リスクを高めている。台湾海峡での紛争の可能性や北朝鮮の核・ミサイル問題をどう見るのか議論する。また、紛争を防止するためにどのような努力が問われているのか。多数の地政学的対立のホットスポットを抱えるこの地域のリスクを管理し、さらに信頼を醸成するために、どのような努力が求められるのか。
12:30-18:50 公開フォーラム
「世界の分断と対立をどう乗り越えるかー民主主義国の挑戦」
※お申込みいただけるのは青枠の公開フォーラムのみとなります
総合司会:西村友穂(言論NPO国際部長)
12:30-12:45 開幕式
挨拶:工藤泰志(言論NPO代表)川口順子(元外務大臣)
12:45-14:00 基調講演
メアリー・ロビンソン(アイルランド元大統領、元国際連合人権高等弁務官)ウィリアム・ヘイグ (イギリス元外務大臣)
スブラマニヤム・ジャイシャンカル(インド現外務大臣)※調整中
イグナシウス・ジョナン(インドネシア元エネルギー・鉱物資源大臣、元運輸大臣)
14:00-15:00 パネルディスカッション「世界の未来に問われる我々の責任」
15:15-16:45 セッション1 ウクライナ戦争から1年―世界の平和秩序の再建は可能か
ウクライナ戦争から一年が経つが、停戦や終戦の目途が見えない。ウクライナ戦争は、世界の分断を深め、全ての分野を安全保障で考える傾向を強めている。また、大国が他国の領土や主権を犯しても、それに有効に対抗できない問題があり、国連憲章や国際法の違反行為が続いている。ウクライナ戦争を終結させ、国連憲章を軸とした世界の平和秩序の修復は可能か、どのようにそれを目指すべきか。
パネリスト:10ヵ国のシンクタンク代表者、他
17:00-18:30 セッション2 民主主義国は、世界の分断と民主主義の修復にどう立ち向かうか
世界の対立が深刻化する中で、民主主義国に問われる課題とその解決について話し合う。
ここでは二つの問題について考える。一つは、世界の分断をこれ以上、悪化させないため、民主主義国はどのような努力が必要か。もう一つは、民主主義自体の立て直しである。
昨年、言論NPOなどが世界55カ国で行った、民主主義の世論調査では、多くの民主主義国で、政党や国会、政府などの民主主義の仕組みが市民の信頼を失っており、民主主義が、国民の生活の安定や課題解決に本当に役立っているのかという「民主主義の有用性」が、問われている。世界中で民主主義国が試練に直面する中、どのように問題に立ち向かうのか議論する。
パネリスト:10ヵ国のシンクタンク代表者、他
18:30-18:50 10ヵ国シンクタンク代表者からのG7議長国へ共同提案を発表
3月25日(土)スケジュール ※日本時間
9:30-12:00 非公開会議3 北東アジアの安全保障リスクをどう管理するか
米中対立の深刻化や北朝鮮の行動は、北東アジアの地政学的な環境をより厳しくし、安全保障リスクを高めている。日本はその中で安全保障対応を拡大し、より機能的な抑止力の形成に向け努力をはじめ、日米韓も協力に動き始めている。
今回は、緊張が深まる台湾海峡での紛争の可能性や北朝鮮の核・ミサイル問題をどう見るのか、日中韓の関係者の参加を下に議論を行う。ここでは紛争の可能性を分析すると同時に、この地域の紛争リスクを管理し、さらに将来に安定的な平和を作り出すためにどのような努力が求められるのか、について話し合う。
総合司会:
西村友穂(言論NPO国際部長)
10ヵ国シンクタンク参加者:
ジェームス・リンゼイ(外交問題評議会(CFR)シニアバイスプレジデント)
ブロンウェン・マドックス(英王立国際問題研究所所長)
エットーレ・グレコ(国際問題研究所(IAI)副理事長、イタリア)
トマ・ゴマール(国際関係研究所 (IFRI) 所長、フランス)
サンジョイ・ジョッシ(オブザーバー研究局理事長、インド)
ステファン・マイヤー(国際政治安全保障研究所(SWP)ディレクター、ドイツ)
ポール・サムソン(国際ガバナンス・イノベーションセンター(CIGI) 総裁、カナダ)
ロヒントン・メドゥーラ(国際ガバナンス・イノベーションセンター(CIGI) 特別フェロー、カナダ)
オン・ケンヨン(S.ラジャトナム国際研究大学(RSIS)副理事長、元ASEAN事務局長)
カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)総裁、ブラジル)
工藤泰志 (言論NPO代表、日本)
基調講演:
メアリー・ロビンソン(アイルランド元大統領、元国際連合人権高等弁務官)
ウィリアム・ヘイグ(イギリス元外務大臣)
スブラマニヤム・ジャイシャンカル(インド現外務大臣)※調整中
他アジアより1名調整中
ゲストスピーカー:
河野克俊(第5代統合幕僚長)
賈慶国(中国人民政治協商会議全国委員会常務委員、北京大学国際関係学院元院長)
ルーファス・イェルサ(元WTO次長)
ファブリス・ポティエ(元NATO政策企画局長)他