世界課題の解決に向けて、どのような力を合わせるべきか、最低限の方向性が示されたー「東京会議2025」公開フォーラム セッション1報告

2025年3月04日

⇒「東京会議2025」これまでの記事

 3月3日に開幕した「東京会議2025」。2日目の3月4日午後の開幕式と基調講演、パネルディスカッションに引き続き、公開フォーラム第1セッションが「トランプ時代の国際協調を誰が守るのか」と題して行われ、元国連機関幹部や著名な国際シンクタンク代表者ら12人(オンライン参加1名)が参加しました。

 冒頭、司会を務めた「東京会議」主催者で言論NPO代表の工藤泰志が「トランプ米大統領が国際協調を重視せず、価値を認めていない。その結果、さまざまな仕組みが混乱する状況に陥っている」と述べ、米国を中心に培ってきた戦後のグローバルガバナンスシステムが危機に直面していると指摘。その上で現状認識について「戦後80年でこの仕組みが終わったのか。それとも新たにつくり直さなければいけない段階にきているのか。トランプ氏の登場で世界の多国間協力破壊してしまうのか。それにどう対応し、修復可能なのか。今の国際協調をどう守ればいいのかということを皆さんの率直な考えを聞きたい」と呼びかけて議論がスタートしました。

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