米国の外交問題評議会(CFR)が主催し、世界23カ国の有力シンクタンク代表が集まり、グローバル・ガバナンスなど世界が直面する共通の課題について討議する国際会議「カウンシル・オブ・カウンシルズ(CoC)」の第2回年次総会が、3月10日から3日間の予定で、米国ワシントンDCで開幕しました。日本からは、CoC設立メンバーとして代表の工藤が参加しています。
会議の初日には晩餐会が開催され、代表工藤のほか23カ国のシンクタンクから約50名が参加しました。
晩餐会では、CFR会長のリチャード・ハース氏が会場に集まった世界各国を代表するCoCメンバーを前に基調講演を行い、世界が直面する課題について、民間の立場からどのような解決方法などを提示できるのかなど、今回の会議の目的や意義などについて語りました。
その後の歓談では、工藤が昨年3月の設立総会、および、10月に開催された「CoCアジアリージョナル会議」から親交を深めている、フランス、ロシア、中国、韓国など、世界のシンクタンク代表や主要研究者などと懇談し、翌日から開催される本会議、今後の議論展開について本音で意見交換を行いました。
明日から、気候変動や宇宙空間の問題など、世界が直面するグローバルな課題についての議論が行われます。この会議の模様は、言論NPOのホームページで随時公開していきますので、ご覧いただければと思います。