問7.中国の国営新華社通信は、今回の国民投票結果について、「民主主義の制度が、ポピュリズムや民族主義、極右の影響には脆弱なことが示された」と論評しました。あなたは、こうした見方についてどう思いますか。【単数回答】
「そう思う」と答えた人の理由
- この見方は共産党一党独裁下の中国の視点とは違いますが 国民投票が民主主義の基本と考える事には一考を要すると思います。(70代、その他)
- すべての有権者に見識と正確な情報がなければ国民投票は危険だと思う。(60代、自営業)
- これは、歴史上何回も繰り返されてきたことであり、いつもその危険があることを私達は認識すべきだ。だからと言って、強権的な中国のやり方が良いわけではないこと自明だ。(60代、NPO・NGO関係者)
- 中国の主張は、己が共産党一党支配を正当化する意図が見え見えだが、そうした背景を外せば、間違ったこと尾w言っているわけではない。(70代、企業経営者・幹部)
- 自己中心的人間がポピュリズムに流される傾向が強くなっている。(60代、)
- まさにその通りである。(60代、学者・研究者)
- そうした弱点があることは事実だから。(40代、メディア関係者)
- 今回の国民投票結果は、悪しきポピュリズムの結果であると思われる。(70代、その他)
- 特にナショナリズムの台頭を怖れる。(80代以上、その他)
- 脆弱性についてはその通り。しかし、いっぽうでそこから学び変革する力を民主主義は内装していると信じる。(40代、会社員)
- 民主主義の制度というよりは、議院内閣制の国で、「国民投票」で、知識不足の国民に重大な決定を投げ出してしまった例は、民主主義の制度の運営が一つ間違えると大きな落とし穴になることを示唆したと思う。ただし、これは、世界にレッスンとなって反省材料になる可能性もあり。(50代、企業経営者・幹部)
- 全くその通りだが、「お前なんかに言われたくないよ」という気分。(50代、メディア関係者)
- 大衆民主主義が適切に機能するには、主権者の質の向上が不可欠である。(70代、各団体関係者)
- 妥当性を持った見解と思う(60代、その他)
- 一時の国民感情がそのまま政治課題にストレートに反映される脆弱性は否定できない。運用の改善が望まれる。(50代、会社員)
- 事実だから。(60代、各団体関係者)
- ヒトラーも民主的手続きを経て権力を握り、ナチの政策を進めた。これを例外と見なせなくなった。トランプ旋風とまさに同じこと。(70代、その他)
- 反ナチズムで一貫して第二次世界大戦をリードした英国のプライドが反EUに傾斜した。中国の指摘は抗日戦の経験と日本の歴史認識に対する批判に通底する。(70代、企業経営者・幹部)
- 何のために国会議員が存在するのか?(70代、企業経営者・幹部)
- 慣れてる英国さえ流される。一人ひとりの見識が育つ仕組みと実践の後にあるべき。衆愚政治は防ぎたい。 一理ある (80代以上、企業経営者・幹部)
- 弱点はあるが、独裁制よりは数段まし(60代、学者・研究者)
- 短期的には(60代、企業経営者・幹部)
- 具体的な実現方案が不明確な中で、離脱派の主張が受け入れられたことは、感情によって突き動かされたポピュリズムの結果だといえるだろう。(20代、学生)
- 脆弱という言葉が妥当かどうかは別にして、民主主義の制度の難しさを改めて感じるため(50代、会社員)
- グローバル化した金融資本主義の下でリベラル・デモクラシーが機能するのは難しい。(60代、学者・研究者)
- 報道から判断すると、今次国民投票は目先的な人気投票の態を示している。(60代、企業経営者・幹部)
- 感情の釣りにつられて行動結果と思われる。対案がなく只掛声で煽動した。(60代、会社員)
- 世界の平和が見えていないのでは!?(70代、その他)
- Yes or Noを問う今回のような国民投票は民主主義の根底を揺るがすものとなる。(70代、企業経営者・幹部)
- 国民投票という直接民主主義に冷静な判断が機能しなかった(60代、自営業)
- 80年代から始まった世界の経済的2極化によって蓄積された'敗者'の不満が 沸点に達している今 人は 無知、感情によって簡単に扇動される。 今回は単純な多数決で決まってしまう国民投票の危うさをはっきりと示した。(50代、会社員)
- 大衆の判断は限定される。 制度の改革が必要。(80代以上、自営業)
- 日本の状況がそうであるから。 (40代、会社員)
- 今回の件は、「民主主義制度」の基本的問題点を改めて考えさせられた。(70代、その他)
- 今回の国民投票の結果そのものが、指摘通りの展開であるため(40代、国家公務員)
- 離脱を投票した人々の中に、後悔している人々がいること...(50代、学者・研究者)
- ポピュリズムは人々の直ぐ傍に存在するといったToddの考えに共感する。(50代、企業経営者・幹部)
- ナチスも民主主義から誕生したし、欠陥だらけ だと思う。(50代、その他)
- 民主主義が社会主義より劣るという意味では決してないが、近年、民主主義の弱点をさらす今回のイギリスのEU離脱決定や米国のトランプ現象、ティーパーティによる共和党かく乱などが目にあまる。(70代、NPO・NGO関係者)
- これを受けて、トランプ支持者がもう一度立ち止まって再考することを期待するから(60代、学者・研究者)
- ヒトラーにしても、政権を握るまでは、ドイツは世界有数の民主主義国だった。(50代、会社員)
- 1人1票、1票は平等の価値を持つことを原則にすれば、必然的に今回のような危険性をはらんでいるので。(40代、学者・研究者)
- 日本の現状、アメリカのトランプ現象、ヒットラーも同根のように思えるから(70代、NPO・NGO関係者)
- 72%の投票率で、52%の得票率は、絶対得票率では37%で、ことが決まる。これが民主主義の現実だ(70代、その他)
- 投票後の離脱派指導者の答弁を聞いて(60代、学者・研究者)
- 今回は投票の設定が間違っているので、それが反映されたと思う。(40代、自営業)
- そうは思うが、それは民主主義のコストの部分。そうしたマイナス面を勘案しても、中国の一党独裁よりは民主主義のほうが軌道修正がきく仕組みであり、独裁よりもずっとましな仕組みだと思う(40代、メディア関係者)
- 民主主義が衆愚政治になっている典型と思う(80代以上、NPO・NGO関係者)
- 必ずしも国民の判断が冷静で理性的でないことが証明された。(50代、国家公務員)
- 残念ながらポピュリズムにより悪い方向に向くことがある。(50代、地方公務員)
- 急増する難民問題という時勢下での投票であるから。(70代、自営業)
- ナポレオンやヒットラーの歴史的事例が示している。(60代、その他)
- 若年層に対する政策の欠如がある。(80代以上、その他)
- 投票者が自らの選択がもたらす現在及び未来への影響を理解し、選択したと思えないため。(40代、各団体関係者)
- 民主主義は自由主義と混合してはじめて抑制的になる(40代、学者・研究者)
- デモクラシーは西欧を除くと日本くらいしか機能している国はないと思うからです。その理由は、自由貿易、法の下の公平、社会的倫理観、自立した市民などが存在して初めてデモクラシーが存続できるのでその意味では、それがない中国やアジア、中東、アフリカ、南アメリカの多くの国ではデモクラシーの基礎がなく、それゆえに独裁がまかりとおっているとも逆説的に思うからです。(60代、NPO・NGO関係者)
- 民主主義で達成したいことは何かという本質を、民主主義国家が改めて理解を深める契機になったと思うため。しかし、そのことが即ち共産主義の優位性を示すとは考えない。(20代、NPO・NGO関係者)
- 現状の民主主義によるメリットは、当たり前のように享受しているため、むしろデメリットの方が目立つから、デメリットだけに目を向けて、現状を否定する傾向にあるから。(40代、メディア関係者)
- 衆愚政治のリスクは内在していることを忘れてはならない(50代、国家公務員)
- "極右の・・・"は別として、民主主義とは所詮、ポピュリズムに堕しているから。(50代、学者・研究者)
- 非民主主義の専制統治体制は、新華社の挙げたポイント3点全てを抑え込む力が有ることを熟知した見解で正鵠を射ているから。(60代、自営業)
「どちらともいえない」と答えた人の理由
- 民主主義に脆弱なところはあるが、民主主義を否定する人達にいわれたくない。 (80代以上、国家公務員)
- 僅差だあったこともあり、離脱に与した人びとの中には結果に対する反省をしている人びともかなりいるようだ。国民投票のやり直しまで進むかは判然としないが、EUとの協調を図るのではないだろうか。現状分析としては、新華社の指摘は的を射ているとおもうが、修復が進むと思う。(60代、NPO・NGO関係者)
- そういう面が無いとは言えないという程度(70代、企業経営者・幹部)
- 20年後に英国が残留しているフランスなどよりも経済成長できていれば、民主主義制度が優れていると改めて証明される。(30代、学者・研究者)
- 民主主義がない国が民主主義を批判する資格はない。 民主主義のはき違いが今回の国民投票。政治家は何のためにあるのか。(70代、企業経営者・幹部)
- すべてが的を射ているとは思わないが、難民問題など一側面に英国民が反応した感じはする。(60代、メディア関係者)
- 民主主義には手続きがあり、それは避けられないコストだと思う。コストがあるから脆弱であるとは言えない。(60代、その他)
- 中国そのものの 対外発信を100%信用してはいけない。(50代、企業経営者・幹部)
- 制度というよりも既存政党への不信ではないか(40代、学者・研究者)
- 一理はある。(60代、会社員)
- 中国の影響力が増すと思うが、民主主義の制度が脆弱にならないような揺り戻しが起こる。まさに日本の出番である。(70代、企業経営者・幹部)
- このような広範囲にわたる重大な影響を持つ決定は保守的であるべきで、過半数の国民投票で決定ということは実態にそぐわない。英国の議会がどうなっているか分からないが、議会の判断にもっと力を与えるべきではないだろうか。(70代、企業経営者・幹部)
- 脆弱ではない民主主義は、今カナダくらいにしかないから。(50代、自営業)
- 確かに民主主義には脆弱性があると思うが、それを補ってゆく先見性や能力を創造しようという熱意がどれだけあるかによると思う。(80代以上、その他)
- 今回は脆弱な事例のひとつとなったが、あらゆる民主主義が常にそうであるという一般化はできない(30代、学者・研究者)
- どのようになるのかが、判断がわからない(80代以上、企業経営者・幹部)
- 投票結果を見て後悔している人が多いとの報道から ある程度バランス感覚は期待できる。(60代、その他)
- 当たっている部分もあるから(50代、学生)
- 民主主義の制度運営の改善によってその欠点を補完できる。(80代以上、NPO・NGO関係者)
- 民主主義の前提は、国民が得る情報が正確であること。情報量にも可能な限り偏りがないこと。その前提がかけるとポピュリズムが顕在化する。今回は前提がかけていたと思う。(60代、自営業)
- 基本的に、民主主義には弾性が高いと信じているから。(60代、NPO・NGO関係者)
- 判断材料が少ない(50代、学者・研究者)
- 当たっている点はあるが、そもそも民主主義国家といえない中国が指摘することでもないと思う(40代、国家公務員)
- 中国は世界をそう思わそうとしているので、そんなアドバルーンに騙されるような列国であってはいけない。 (50代、その他)
- 権威主義もまた、このような圧力に弱いからだ。(60代、学者・研究者)
- ポピュリズム等に脆弱なのは民主主義だけとは限らない。権威主義体制にも同様に当てはまる。(40代、学者・研究者)
- 事実が含まれるが、同時に中国は民主主義はとらない、という宣言をしたものであり、この批判ができる資格があるとは思えない。(60代、企業経営者・幹部)
「そう思わない」と答えた人の理由
- 民主主義、国民投票の意義が何か問われる。(60代、自営業)
- 国民投票という方法に問題があり、民主主義の脆弱性が示されたという論評は、自分だけに都合のよい身勝手な解釈。(60代、企業経営者・幹部)
- 民主主義の制度自体に問題があったとはいえない。一つの民意を反映した形。(50代、会社員)
- 民主主義制度の脆弱性というよりは、政治家の判断能力の欠如ではないか。(50代、各団体関係者)
- 民主主義制度は人類が古代ギリシャ以来人類が手に入れた、どの制度よりもよりよい人間の知恵だから。(80代以上、その他)
- 色々な意見が今後とも出てくると思うがリアクティブ反応せず本質を見極めることが大切。(60代、各団体関係者)
- 国民投票という方式は民主主義制度のなかの一部にすぎない。(80代以上、NPO・NGO関係者)
- 中国は自国体制以外を認めない。よって、必然的に資本主義・民主主義による内容についてはドラスティックに反応する。政府に擦り寄った論評は評価に値しない。(50代、各団体関係者)
- 投票結果を受けてどのような政治的意思が今後現れてくるかがわからないなかで、脆弱か否かは断定できない(40代、国家公務員)
- たとえどのような影響によろうとも、有権者一人ひとりの意見がきちんと反映され、その結果に従うことが民主主義の原則であり、それが出来ない体制の国は、民主主義の本質は決して語れない。(50代、各団体関係者)
- 離脱賛成派は、その意味する影響の大きさを軽視しただけ。国民投票自体が用意周到でなかっただけ。(50代、地方公務員)
- 中国のように国民を力でねじ伏せる体制と違い、あくまでも合法的に、平和裏に民意を反映させている。その結果責任も国民は認識していると考える。(50代、会社員)
- 政治手腕(キャメロン首相の口約束を実行した)の問題で、民主主義自体は、弱まっていないと思う。(40代、学者・研究者)
- 共産主義からすれば、民主主義の欠点を上げたつもりだろうが、修正も早いのが民主主義。変わるものはない。(50代、会社員)
- 中国の現体制を合理化するために、今回のEU離脱事態を利用しているだけ(60代、企業経営者・幹部)
- 今回は「国民投票」という選択をしたことが間違いであったということ(50代、会社員)
- いちいち中共の駄法螺に反応するな。(50代、会社員)
- 歪んだ政策体制の維持を良しとしない、体制調整に必要な経過と考える。(50代、地方公務員)
- イギリスのEU離脱という結果もまた、民主主義という国民選挙の結果であるから。(30代、学者・研究者)
- 中国が論評するのは筋違い (70代、自営業)
- 多くの意見を議論し選択できることが民主主義であり、他の影響を受けるのはいつの時代も同じだから。(60代、学者・研究者)
- イギリスの歴史を考えると、簡単な比較、予測をできない点がある。(70代、NPO・NGO関係者)
- 民主主義のコストであり、こういったことを乗り越えて民主主義は進化していくから。(60代、学者・研究者)
- 脆弱云々ではなく、首相の選択・判断の結果。国民投票を政治的判断にしたことが基本。課題が指摘されことは事実。(60代、メディア関係者)
- 民主主義の脆弱社ではなく、国民投票という直接民主制の持つリスクと考えるべき。だかららこそ人類は代表制(議会制)民主主義を生み出した。今は古代ギリシアではなく、国民投票を行うなら一定の厳格な手続きに従うべき。(50代、その他)
- 民主主義が正しく作用した結果であると思います。(60代、会社員)
- 国民投票で決めることを最終的な民主主だとは思わないが、最大尊重しなくてはならない。問題はキャメロンが残留票が離脱をうわまると思い、賭けに出たことだ。十分に議論が尽くされない状態で国民投票をするとこうなるということだ。(60代、学者・研究者)
- 中国の宣伝以外の何物でもない。(60代、自営業)
- トランプ現象に限らず、偏狭なナショナリズムが世界で広がっているが、これはロシア・中国も同じ(むしろ元凶)であって、別に民主主義の制度問題ではない。(60代、企業経営者・幹部)
- 移民問題に代表するように、生活実感として、現在のEUの制度によるメリットよりもデメリットを感じる人が多かったということだと思う。(60代、自営業)
- 民主主義がそもそも絶対的な正解の存在しないもので、一見強力そうな主張の影響を受けやすいものである。中華人民共和国政府のような中央集権的政府絶対正義主義の(共産党中央政府の示す「正解」が絶対的に正しいとする)観点からは、このような状況が「脆弱」と見えるようだが、民主主義の根本を理解できていない証拠であり、その時点で不適切な論評でしかない。(30代、学者・研究者)
- そもそも、国民投票を行うことが間違い。間接民主主義(議会制民主主義)の否定に繋がる。(40代、)
- 今回の投票結果は紛れもなく民主主義の所謂「弱点」をあらわにした結果となったが、その要因は民主主義制度ではなく他にあると考えられるから。(20代、学生)
- 中国はそういわざるを得ない内部問題を抱えているから。(60代、その他)
- 民主主義の制度に欠点があるのではなく、民主主義を真に体現したリーダーがイギリスに不在だからではないか。(50代、その他)
- 国民投票までの期間の短さ、理解活動の未熟さが問題と考える。(40代、企業経営者・幹部)
- 英国の議論の仕方・進め方は民主主義の強さをしめしている。オープンに各立場・思いが英国の至る所で討議された。これは民主主義を強くする。日本の議論の仕方こそ民主主義の脆弱さがある。(70代、その他)
- 中国共産党を擁護するための発言と思われる。(70代、その他)
- 離脱派が必ずしもポピュリズム、民族主義、極右だと決めつけることはできない。英国が大陸欧州とは距離を置きつつグローバル世界に向き合っていた歴史的経験を踏まえて論理滝、冷静な判断をしていた離脱派も多数存在する。(50代、その他)
- 民主主義の制度自体は全く壊れていない。(70代、企業経営者・幹部)
- EUからの離脱は、民主主義の結果である。(70代、学者・研究者)
- 選んだ結果を反省し立て直しが出来るのも民主主義だから出来るのです。中国は共産党一党支配のようだが真の共産主義では無く似非共産主義国家である。(70代、その他)
- 民主主義は衰退しない (70代、各団体関係者)
- 制度が脆弱というより、重要案件に対する熟議が不足していた。(70代、自営業)
- 民主主義でも独裁主義でもポピュリズムの影響力は同じ。(50代、メディア幹部)
- 中国の身勝手な論評である。これは中国の戦略であると言える。(60代、NPO・NGO関係者)
- 今回の件は民主主義制度の脆弱性というよりも、それを使うリーダーの判断ミスだと思うから。(50代、会社員)
- 安易に国民投票に走ったキャメロン氏の判断ミスであり民主主義制度そのものの欠陥とは思わない。運用上の失策である。(60代、その他)
- 国民の意識が直接反映でき正しい選択に繋がっていると思う。 (50代、会社員)
- UKIPを中心とする離脱派のキャンペーンに影響された面はあるとは言え、離脱に投票した有権者は、移民の増大に伴う雇用不安、さらに格差問題等のそれなりの理由に基づいて投票している。(60代、学者・研究者)
- 民主主義こそが民意を表す唯一の体制である事を感じました。偽装された民主主義的な体制は彼方此方で見られますが、さすが英国である動きが此れから心配しなくても興ります(60代、各団体関係者)
- 選択の結果がこうなったのは経済的な理由が主なものであって、これまで優秀な移民であれば差別をされずに就職できたのも、英国が民族主義ではなかったからだろう。しかしながら、階級社会であったことが弱みとなったのかもしれない。 (50代、会社員)
- 投票後、離脱を支持した国民の一部がその投票をやり直したいと言っているように、今回の国民投票は多分に離脱派による扇動作戦が最終的な勝利をもたらしたものと考えられる。普遍的な価値である民主主義そのものが敗北したのではなく、国民投票の選挙戦略が短期的に功を奏した結果と思われる。今後、英国民の間で、冷静な判断が主流となり、EU離脱プロセスが穏便に行われ、英EU関係を良好なものとする指導者が首相に選出されることを期待する。(50代、国家公務員)
- 中国の一党独裁体制のほうがより大きな脆さを 持っている。(70代、その他)
- 中国の様に力で押さえつけていても問題(表面に出て来ていないものも含め)は多く、同じ生活をしていくのであれば自分の意見が言える民主主義の方が良いと思われるので。(50代、自営業)
- 情報の非対称性(50代、学者・研究者)
- 経済の本質を国民経済の向上とみる立場からは今回のイギリスの決断は必ずしも批判のみされるものではないため。(20代、国家公務員)
- 今回の投票結果が直ちにEU離脱につながるとは言い切れず、選挙による審判も別にあるため(40代、地方公務員)