「東京会議」参加シンクタンクのトップが感じた会議の意義と、今後の可能性
今回の「東京会議」に参加した各国のシンクタンクの代表に、G7への緊急メッセージと今回の会議の意義、そして今後の可能性について語ってもらいました。【アメリカ】ジェームズ・リンゼイ(外交問題評議会(CFR) シニアバイスプレジデント)
【イギリス】ジョン・二ルソン・ライト(王立国際問題研究所(チャタムハウス)シニア・リサーチ・フェロー)
【イタリア】エットーレ・グレコ(イタリア国際問題研究所(IAI)所長)
【インド】サンジョイ・ジョッシ(オブザーバー研究財団所長)
【インドネシア】フィリップ・ベルモンテ(戦略国際問題研究所所長)
【カナダ】ロヒントン・メドーラ(国際ガバナンス・イノベーションセンター総裁)
【フランス】トマ・ゴマール(フランス国際関係研究所(IFRI)所長)
【ブラジル】カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団 総裁)
【ドイツ】バーバラ・リパート(ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)調査ディレクター)
言論NPOはこの度、「東京会議」を立ち上げました。この会議は、世界が直面する課題を、世界10カ国のシンクタンク間で議論する東京発の議論のプラットフォームで、議論の成果をG7に対して提案することを目的としています。 | |
その創設記念として、3月4日「東京会議」公開フォーラムを開催しました。フォーラムでの議論は、4時間にもわたり、白熱した議論が行われました。世界10カ国のシンクタンクの代表は何を語ったのか。特集でお届けします。
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「東京会議」プレ企画1
「いま世界を揺るがしている難民問題で、私たちはどのような解決策を目指すべきなのか」
中東のシリアやアフリカのリビアから、ヨーロッパに大量の難民や移民が押し寄せた結果、ヨーロッパ各国で対応が混乱し、難民・移民の排斥が起こり、排外主義やナショナリズムの問題を引き起こしてきた。この問題に私たちはどう向かい合うべきか。
井口泰(関西学院大学大学院経済学研究科教授)
滝澤三郎(国連UNHCR協会理事長、元UNHCR駐日代表)
渡邊啓貴(東京外国語大学国際関係研究所所長・教授)
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「東京会議」プレ企画2
「トランプ新政権と世界経済、自由貿易の今後」
経済のグローバル化に伴い、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や北米自由貿易協定(NAFTA)など多国間の経済枠組みを構築してきたが、トランプ大統領の就任により、自国優先、保護主義的な経済政策の動きが強まってきた。こうした状況下で、G7が世界の経済の安定と持続可能な発展のためにできる役割や協力関係とは何か。
古城佳子(東京大学総合文化研究科教授)
渡邊頼純(慶應義塾大学総合政策学部教授)
篠原尚之(東京大学政策ビジョン研究センター教授、前IMF
副専務理事) ⇒ 議論の詳細はこちら