2月24日(水)開催「アジア平和会議」は2つの方法でご視聴いただけます

2021年2月16日

⇒「日米安全保障対話」「アジア平和会議」開催概要はこちら(PDF)

 言論NPOは2月24日、日米中韓4カ国からなる多国間の対話メカニズム「アジア平和会議」を開催します。
 民間のイニシアチブとはいえ、米中対立が非常にきびしい状況の中で、その米中両国が参加する、アジアや世界でも初めての試みです。
 今回の「アジア平和会議」は、コロナ禍ということもあり、オンラインでの意見交換という形式を取りますが、日中、日韓、日米の二カ国間の対話を重ねて、緊張感を増すアジアで紛争を回避し、偶発的事故を防止するだけでなく、将来の持続的な平和のための枠組み作りや原則について、日米中韓という4カ国で話し合うつもりです。
 私たちは、北東アジアでの平和の取り組みは非常に困難なものだと理解しています。米中対立の激化は、この地域の緊張感を高め、本来同じ側にいるべき日韓関係も深刻化しています。
 しかし、その出口に向けた努力は誰かが始めない限り、この地域に平和を実現することはできません。だからこそ対話が必要なのです。

今回の議論は会議傍聴とYoutubeの2つの方法で公開します

 今回のフォーラムは、Zoom上の会議傍聴と、Youtube視聴の2つの方法で議論を公開します。
 会議傍聴は、Zoomの会議室内での傍聴となり、質疑応答の時間には、チャットにて質問をお寄せいただく形で、議論にご参加いただく予定です。なお、会議傍聴をご希望の方は、一口5,000円の寄付をお願いしています。ぜひ言論NPOのチャンレンジをご寄付で支えていただくとともに、この議論にご参加ください。
 下記のボタンをクリックし、申込フォームに必要事項をご記入の上、【2月22日正午までに】お申し込みください。
 ※ご寄付いただいた皆様には、ZoomのURLを別途お送りさせていただきます。

「アジア平和会議」会議傍聴はこちら  加えて、この議論の模様は、Youtubeで同時中継いたします。同時中継の視聴をご希望の方は下記フォームより【2月22日正午までに】お申し込みが必要となります。  お申し込みをいただきますと、2月22日に同時中継の視聴リンク及び対話プログラム(オンライン)のURLを記載したメールをお送りさせていただきます。
Youtube視聴の申込はこちらから アジア日米パネリスト.png
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アジア平和会議(公開)

日時:2021年2月24日(水)午前9時~午後1時(日本時間)
主催:言論NPO
協力:アサン研究所、東アジア研究院、中国国際戦略基金、パシフィック・フォーラム
プログラム
  午前9時~11時(日本時間)
   第一セッション:2021年、北東アジアが直面する安全保障リスクにどう対応するか
  午前11時~午後1時(日本時間)
   第二セッション:北東アジアにルールや原則による平和秩序は可能か

参加者(予定)

【日本側パネリスト】
 工藤泰志(言論NPO代表)
 宮本雄二(宮本アジア研究所代表、元在中国日本大使)
 西正典(元防衛事務次官)
 香田洋二(元自衛艦隊司令官(海将))
 小野田治(元航空自衛隊教育集団司令官(空将))
 河野克俊(前自衛隊統合幕僚長)
 添谷芳秀(慶應義塾大学名誉教授)
 神保謙(慶應義塾大学総合政策学部教授)
 増田雅之(防衛研究所地域研究部中国研究室主任研究官)

【中国側パネリスト】
 賈慶国(政治協商会議常務委員、北京大学国際関係学院前院長)
 張沱生(グランドビュー研究所主任研究員兼学術委員会代表)
 楊超英(中国国際戦略研究基金会副理事長)

【韓国側パネリスト】
 ハン・サンジョ(アサン研究所所長)
 ゴ・ミョンヒュン(アサン研究所北朝鮮研究センター上席研究員)
 イ・シンファ(高麗大学政治国際関係学部教授)

【アメリカ側パネリスト】
 ダグラス・パール(カーネギー国際平和基金アジアプログラム非常勤研究員)
 ロバート・ギリエ(パシフィック・フォーラム理事長)
 ダニエル・ラッセル(元東アジア・太平洋担当国国務次官補)
 フランク・ジャヌージ(マンスフィールド財団理事長兼CEO、
        元米国上院外交委員会東アジアおよび太平洋地域担当政策部長)

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