日中間で見解の相違があるものの、日中間で建設的な関係構築を行うべき「アジア平和会議2023」日中対話報告

2023年7月19日

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 本日三つめの非公開セッション「日中対話」は「北東アジア地域の大きなリスクに浮上した『米中対立』の今後と日中両国に求められる平和努力」と題して行われました。今年は日中平和友好条約締結から45周年に当たりますが、両国間の祝賀ムードは高まっていません。台湾海峡問題などを巡って「米中対立」が深刻化を増す中、外交・防衛関係者ら8人が参加して熱い議論を繰り広げました。


日本は主体的な外交を行っているのか

 冒頭、出席者全員が「米中関係は悪化している」との認識で一致したものの、その原因は相手国にあるとの見解が示されました。この点について、中国側は米国と同盟関係にある日本を「盲目的」と批判して、「独立国なのだから、もっと主体性を持った外交をすべきではないか」と指摘しました。


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