節目の年に開かれた今回の対話を、日中関係の一つの転機、出発点にしたい─「第19回東京-北京フォーラム」パネルディスカッション報告

2023年10月19日

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 10月18日午前の開幕式に引き続き、日中双方の政治・外交、金融・経済、防衛・安全保障の専門家をパネリストに迎えた全体会議が行われました。メインテーマは「アジアの安定と世界の平和協調に向けた日中両国の責任~日中平和友好条約45周年に考える~」と題して、日中各3人が1時間半にわたって冷静かつ建設的な議論を繰り広げました。司会は中国社会科学院日本研究所の楊伯江所長と、言論NPO代表の工藤泰志が務めました。

 冒頭、工藤が先の開幕式における王毅外相の政府挨拶を引用する形で「世界は激動期にあり、日中関係も岐路に立っている。こうした緊張関係を緩和するため、世界が力を合わせて高め合っていくには、我々はどう協力すればいいのか。ずばり考えをお聞きしたい」と呼び掛けると、中国側司会の楊伯江所長も賛意を示して、議論がスタートしました。


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